加齢指標蛋白質SMP30が関与する動脈硬化発症機序の解明
加齢指標蛋白質SMP30が関与する動脈硬化発症機序の解明
批准号:
06J00617
负责人:
近藤 嘉高
金额:
$1.22万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2006
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2006 至 2007
中文摘要
加齢指標蛋白質SMP30はビタミンC生合成経路の酵素グルコノラクトナーゼであり、SMP30ノックアウト(SMP30-K0)マウスは臓器中および血漿中ビタミンC含量が顕著に低下する(PNAS,2006)。前年度の研究において、ApoE/SMP30ダブルノックアウトマウスは、体内のビタミンC量が枯渇しており、動脈硬化巣の形成が抑制されることを明らかにした。また、SMP30-K0マウスの肝臓において脂質の蓄積が認められたことから、ビタミンC不足は脂質代謝異常をもたらす可能性が示唆された。ビタミンCは、脂肪酸代謝に必要なL-カルニチンの生合成経路において、6-N-トリメチルリシンジオキシゲナーゼおよびγ-ブチロベタインジオキシゲナーゼの酵素反応に必須であるといわれている。しかし、L-カルニチン生合成にビタミンCが必須か否か今まではっきりとした結論が出ていない。本研究では、SMP30-K0マウスを用いて、生体内でのビタミンC欠乏がカルニチン生合成に影響を与えるかどうかを検討した。即ち、SMP30-K0マウスをビタミンCおよびカルニチン欠乏飼料を与えて飼育し、ビタミンC欠乏状態にさせた。しかし、SMP30-K0マウスの体内カルニチン含量は減少しなかった。また、尿中へのカルニチン排泄量に変化は認められなかった。以上の結果から、生体内におけるカルニチン生合成にビタミンCが必須ではないことが示された。さらに、ビタミンCを欠乏させた肝臓ホモジネートを用いたin vitro実験から、ビタミンCがなくてもカルニチンは合成されることが明らかとなった。グルタチオンなどビタミンC以外の還元物質が代償性に働いている可能性が考えられる。本研究により、カルニチン生合成にビタミンCが必須ではないと結論づけられた。従って、ビタミンCの不足はカルニチンが関与しない機序により脂質代謝異常を引き起こすと考えられる。
英文摘要
加齢指標蛋白質SMP30はビタミンC生合成経路の酵素グルコノラクトナーゼであり、SMP30ノックアウト(SMP30-K0)マウスは臓器中および血漿中ビタミンC含量が顕著に低下する(PNAS,2006)。前年度の研究において、ApoE/SMP30ダブルノックアウトマウスは、体内のビタミンC量が枯渇しており、動脈硬化巣の形成が抑制されることを明らかにした。また、SMP30-K0マウスの肝臓において脂質の蓄積が認められたことから、ビタミンC不足は脂質代謝異常をもたらす可能性が示唆された。ビタミンCは、脂肪酸代謝に必要なL-カルニチンの生合成経路において、6-N-トリメチルリシンジオキシゲナーゼおよびγ-ブチロベタインジオキシゲナーゼの酵素反応に必須であるといわれている。しかし、L-カルニチン生合成にビタミンCが必須か否か今まではっきりとした結論が出ていない。本研究では、SMP30-K0マウスを用いて、生体内でのビタミンC欠乏がカルニチン生合成に影響を与えるかどうかを検討した。即ち、SMP30-K0マウスをビタミンCおよびカルニチン欠乏飼料を与えて飼育し、ビタミンC欠乏状態にさせた。しかし、SMP30-K0マウスの体内カルニチン含量は減少しなかった。また、尿中へのカルニチン排泄量に変化は認められなかった。以上の結果から、生体内におけるカルニチン生合成にビタミンCが必須ではないことが示された。さらに、ビタミンCを欠乏させた肝臓ホモジネートを用いたin vitro実験から、ビタミンCがなくてもカルニチンは合成されることが明らかとなった。グルタチオンなどビタミンC以外の還元物質が代償性に働いている可能性が考えられる。本研究により、カルニチン生合成にビタミンCが必須ではないと結論づけられた。従って、ビタミンCの不足はカルニチンが関与しない機序により脂質代謝異常を引き起こすと考えられる。
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東京都老人総合研究所・老化制御ホームページ
东京都老年学研究所/老龄化对策主页
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
SMP30/GNLノックアウトマウスを用いたビダミンCの1回摂取による臟器分布の検討
使用 SMP30/GNL 敲除小鼠单次摄入 Vidamin C 检查阴道器官分布
DOI:
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发表时间:
2007
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Kondo Y, Inai Y, Sato Y, Handa S, Kubo S, Shimokado K, Goto S, Nishikimi M, Maruyama N, Ishigami A, 近藤 嘉高]
通讯作者:
近藤 嘉高
グルコノラクトナーゼ活性は加齢で低下する.
葡糖酸内酯酶活性随着年龄的增长而降低。
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
影响因子:
--
作者:
[近藤 嘉高, 他]
通讯作者:
他
ビタミンCの不足は老化を加速する.
维生素C缺乏会加速衰老。
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
影响因子:
--
作者:
[近藤 嘉高, 他]
通讯作者:
他
SMP30 Functions as Gluconolactonase in L-Ascorbic Acid Biosynthesis and Its Knockout Mice Are Prone to Scurvy.
SMP30 在 L-抗坏血酸生物合成中充当葡萄糖酸内酯酶,其基因敲除小鼠容易患坏血病。
DOI:
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发表时间:
2006
期刊:
Proc.Nat.Acad.Sci.USA (in press)
影响因子:
--
作者:
[Jung et al., Son et al., Kondo et al., Jung et al., Son et al., Kondo et al.]
通讯作者:
Kondo et al.
共 6 条
NASHの病態進展におけるペントースリン酸副経路の関与
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批准号:22K05482
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.58万
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财政年份:2022
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负责人:近藤 嘉高
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依托单位:
海外基金