内因性抗菌ペプチドによる敗血症性メディエーターの産生制御
内因性抗菌ペプチドによる敗血症性メディエーターの産生制御
批准号:
18790313
负责人:
村上 泰介
金额:
$2.11万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2006
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2006 至 2007
中文摘要
マクロファージ系細胞を用いた18年度のin vitroの実験を受けて、19年度はCAP11が生体内でも同様に敗血症性ショックメディエーターの産生を抑制するかどうかを検討した。方法として、C57BL/6マウスにD-ガラクトサミンとLPSを腹腔内投与することでエンドトキシンショックを誘発した。72時間まで生存を観察するとLPS単独の場合はほぼ全例が死亡したが、CAP11を同時に投与すると濃度依存的に生存率を改善した。また投与後5時間に心臓採血し、血清中のサイトカインを測定したところ、LPS単独ではTNF-α、IL-6、およびMCP-1が増加していた。また、敗血症性ショックにおける臓器障害の新たなメディエーターと考えられるHMGB1がLPS投与によって血中に多量に放出されていることが分かったが、CAP11はこれらサイトカイン、HMGB1の上昇を濃度依存的に抑制した。一方、アナンダミドは、より高感度なLC-MS/MSにより測定を行ったが、LPS投与後1時間、5時間では有意な変化は観察されなかった。また、CAP11の作用メカニズムを詳細に検討するために、腹腔マクロファージへの蛍光標識LPSの結合をフローサイトメトリーで解析したところ、CAP11によって、LPSの結合がほぼ完全に阻害されていることが分かった。また、血液中のLPS濃度を測定すると、LPS単独投与では多量のLPSが血中に移行していたが、CAP11はこの移行も抑制していることが分かった。以上の結果から、CAP11は標的細胞へのLPSの結合、LPSの血中への移行を抑制することで炎症性サイトカイン、HMGB1等のメディエーターの産生を抑制し、これによってエンドトキシンショックに対して防御的に働くことが示唆された。また、敗血症性ショックの初期メディエーターと考えられているアナンダミドは、この系にはあまり関与しないことが考えられた。
英文摘要
マクロファージ系細胞を用いた18年度のin vitroの実験を受けて、19年度はCAP11が生体内でも同様に敗血症性ショックメディエーターの産生を抑制するかどうかを検討した。方法として、C57BL/6マウスにD-ガラクトサミンとLPSを腹腔内投与することでエンドトキシンショックを誘発した。72時間まで生存を観察するとLPS単独の場合はほぼ全例が死亡したが、CAP11を同時に投与すると濃度依存的に生存率を改善した。また投与後5時間に心臓採血し、血清中のサイトカインを測定したところ、LPS単独ではTNF-α、IL-6、およびMCP-1が増加していた。また、敗血症性ショックにおける臓器障害の新たなメディエーターと考えられるHMGB1がLPS投与によって血中に多量に放出されていることが分かったが、CAP11はこれらサイトカイン、HMGB1の上昇を濃度依存的に抑制した。一方、アナンダミドは、より高感度なLC-MS/MSにより測定を行ったが、LPS投与後1時間、5時間では有意な変化は観察されなかった。また、CAP11の作用メカニズムを詳細に検討するために、腹腔マクロファージへの蛍光標識LPSの結合をフローサイトメトリーで解析したところ、CAP11によって、LPSの結合がほぼ完全に阻害されていることが分かった。また、血液中のLPS濃度を測定すると、LPS単独投与では多量のLPSが血中に移行していたが、CAP11はこの移行も抑制していることが分かった。以上の結果から、CAP11は標的細胞へのLPSの結合、LPSの血中への移行を抑制することで炎症性サイトカイン、HMGB1等のメディエーターの産生を抑制し、これによってエンドトキシンショックに対して防御的に働くことが示唆された。また、敗血症性ショックの初期メディエーターと考えられているアナンダミドは、この系にはあまり関与しないことが考えられた。
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Antibacterial cathelicidin peptide CAP11 suppresses the anandamide production fromlipopolysaccharide-stimulated mononuclear phagocytes
抗菌抗菌素肽 CAP11 抑制脂多糖刺激的单核吞噬细胞产生花生四烯酸乙醇胺
DOI:
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发表时间:
2007
期刊:
FEBS letters 581 (1)
影响因子:
--
作者:
[村上 泰介]
通讯作者:
村上 泰介
抗菌ペプチドCAP11による敗血症メディエーターの産生制御
抗菌肽 CAP11 对脓毒症介质产生的调节
DOI:
--
发表时间:
2008
期刊:
影响因子:
--
作者:
[村上 泰介, 村上 泰介]
通讯作者:
村上 泰介
エンドトキシン研究9 自然免疫の最前線
内毒素研究9:先天免疫的前沿
DOI:
--
发表时间:
2006
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Muta, T., 牟田 達史]
通讯作者:
牟田 達史
第54回毒素シンポジウム 予稿集
第54届毒素研讨会论文集
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
影响因子:
--
作者:
[村上 泰介, 村上 泰介, 村上 泰介]
通讯作者:
村上 泰介
アナンダミド生成抑制剤
Anandamide 生产抑制剂
DOI:
--
发表时间:
2005
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Spectrum reality: Creation of a VR environment that traverses the reality between neurodiversity.
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批准号:22K00238
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.75万
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财政年份:2022
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负责人:村上 泰介
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依托单位:
抗菌ペプチドLL-37による好中球NETs放出の分子機構解明と敗血症治療への応用
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批准号:21K07032
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.41万
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财政年份:2021
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负责人:村上 泰介
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依托单位:
海外基金