オールセラミック歯冠補綴物に対する辺縁歯周組織の応答および臨床的評価に関する研究
オールセラミック歯冠補綴物に対する辺縁歯周組織の応答および臨床的評価に関する研究
批准号:
18791425
负责人:
渡邊 希江
金额:
$2.28万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2006
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2006 至 2008
中文摘要
本年度の研究では、まずオールセラミックの生体安全性について前年度に引き続き細胞株によるin vitroでの細胞増殖能を指標とした細胞毒性実験を行った。ジルコニア、ナノジルコニア、ハイブリットセラミクス、そして金銀パラジウムを用いてそれぞれディスクを作製し、細胞培養液中(antibiotics, FBS添加)に3日間、7日間、14日間、そして3ケ月間、37℃の条件で浸漬し,抽出液を作製した。マウス線維芽細胞株L929培養下に、それぞれの抽出液を加えて細胞増殖能を測定したところ、浸漬から早期の時点においては、金銀パラジウム、ハイブリットセラミクス、ジルコニア、ナノジルコニアの順に細胞増殖能の阻害があり、前者2つと後者2つの間では,著しい差が見られる傾向にあった。さらに3ケ月間浸漬後になると、金銀パラジウムと他の3つの試料間で差が見られるほかは、ハイブリットセラミクス、ジルコニア、ナノジルコニアの間では顕著な差が見られなくなる傾向が見られた。これは、浸漬直後はハイブリットセラミクスから溶出する残留モノマーなどの影響を受けやすいが、3ケ月などの長期に浸漬することで、これらの溶出成分そのものが変化して細胞増殖に影響しにくくなる可能性、もしくは、長期浸漬によりジルコニアの低温劣化が生じなんらかの変化が生じている可能性を示唆するものである。これは、口腔内に置き換えて考慮すると、ハイブリットセラミクスの口腔内への装着直後はある程度溶出する成分があるが、長期を経れば毒性が少なくなる可能性、もしくはジルコニアを口腔内に装着後長期期間が経つと害を及ぼすように変化してしまう可能性、ということになり、臨床的に非常に重要なこととなる為、試料数を増加して現在なお検討中である。
英文摘要
本年度の研究では、まずオールセラミックの生体安全性について前年度に引き続き細胞株によるin vitroでの細胞増殖能を指標とした細胞毒性実験を行った。ジルコニア、ナノジルコニア、ハイブリットセラミクス、そして金銀パラジウムを用いてそれぞれディスクを作製し、細胞培養液中(antibiotics, FBS添加)に3日間、7日間、14日間、そして3ケ月間、37℃の条件で浸漬し,抽出液を作製した。マウス線維芽細胞株L929培養下に、それぞれの抽出液を加えて細胞増殖能を測定したところ、浸漬から早期の時点においては、金銀パラジウム、ハイブリットセラミクス、ジルコニア、ナノジルコニアの順に細胞増殖能の阻害があり、前者2つと後者2つの間では,著しい差が見られる傾向にあった。さらに3ケ月間浸漬後になると、金銀パラジウムと他の3つの試料間で差が見られるほかは、ハイブリットセラミクス、ジルコニア、ナノジルコニアの間では顕著な差が見られなくなる傾向が見られた。これは、浸漬直後はハイブリットセラミクスから溶出する残留モノマーなどの影響を受けやすいが、3ケ月などの長期に浸漬することで、これらの溶出成分そのものが変化して細胞増殖に影響しにくくなる可能性、もしくは、長期浸漬によりジルコニアの低温劣化が生じなんらかの変化が生じている可能性を示唆するものである。これは、口腔内に置き換えて考慮すると、ハイブリットセラミクスの口腔内への装着直後はある程度溶出する成分があるが、長期を経れば毒性が少なくなる可能性、もしくはジルコニアを口腔内に装着後長期期間が経つと害を及ぼすように変化してしまう可能性、ということになり、臨床的に非常に重要なこととなる為、試料数を増加して現在なお検討中である。
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会议论文
繰返し荷重時の歯周組織応答を検討する実験モデル確立の試み
尝试建立实验模型来研究重复加载过程中牙周组织的反应
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
影响因子:
--
作者:
[野崎浩佑, 加来賢, 渡辺希江, 木津喜裕子, 公田有子, 山下靖雄, 三浦宏之]
通讯作者:
三浦宏之
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