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多犯性植物病原菌の宿主防御応答制御機構について

多基因植物病原菌宿主防御反应控制机制研究

基本信息

批准号：
07F07426
负责人：
白石友紀
金额：
$ 1.47万
依托单位：
Okayama University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2007
资助国家：
日本
起止时间：
2007 至 2009
项目状态：
已结题

项目摘要

多犯性病原菌Botrytis cinereaによって引き起される灰色かび病は、世界の食料生産に多大な損害を与えているが、本菌がどのような機構で感染を成立させ、発病させているのかという点に関する解析は十分ではなかった。そこで、本研究では、灰色かび病菌の感染過程で胞子から分泌される物質に注目し、感染成立における役割を解析した。圃場の罹病植物から強病原性株を選抜し、この発芽液中の物質を分子ふるいなどで分画し、感染、壊死などの誘導活性や防御応答への影響を調べた。本研究から以下の知見を得ることができた。すなわち、1)発芽液中には、40μg/ml、3-4日で広範な植物に壊死を誘導する物質が存在すること、2)本物質は、分子量10-30kDaで、熱や光に対する耐性を備えるがタンパク質分解酵素感受性であること、3)壊死を誘導する1/4の濃度で処理された植物組織には、弱病原性株や非病原菌のAlternaria alternataの感染が2日以内に成立するようになり、カロース沈着が阻害されること、4)また、処理組織には、6時間で過酸化水素の生成が誘導されること、5)VIGSでrboh遺伝子をサイレンシングしたベンサミアナタバコでは、過酸化水素生成は起こらず、壊死の形成も誘導されないことが判明した。以上の結果から、灰色かび病菌の感染プロセスは以下のように考察できる。すなわち、本菌分生胞子は、発芽の過程で本物質を分泌し、侵入に先立って宿主に活性酸素生成と受容性を誘導し、抵抗性(の一部)も阻害し、その後(その結果)壊死が誘導され、病徴発現に至るというものである。本物質の構造決定は現在進行中であるが、本物質は広範な植物に作用する病原性決定因子と考えることができる。また、これらの知見から、本物質の不活化剤に焦点を当てた防除戦略の策定も可能であろう。

The most common pathogens, Botrytis cinerea infectious disease, caused gray disease, how much damage was caused by food raw food in the world, and that the infection mechanism of this bacteria was established, and that the disease was detected. In the process of infection, the cells secreted a lot of food to pay attention to the infection, and the infection was established. In the nursery, the pathogenic plants of diseased plants should be selected, the molecules in the sprouts of infected plants should be separated, and the active defense of infected and dead plants should be answered. In this study, the following opinions were obtained. In the sprouts, 1) 40 μ g

项目成果

期刊论文数量（0）

专著数量（0）

科研奖励数量（0）

会议论文数量（0）

专利数量（0）

High-throughput screening for plant defense activators using beta-glucuronidase-receptor gene assay in Arabidopsis thaliana

使用拟南芥β-葡萄糖醛酸酶受体基因测定法高通量筛选植物防御激活剂

DOI：
发表时间：
2009
期刊：
Plant Biotechnology 26
影响因子：
0
作者：
Narusaka;Y.;et al.
通讯作者：
et al.

RRS1 and RPS4 provide a dual Resistance-gene system against fungal and bacterial pathogens

DOI：
10.1111/j.1365-313x.2009.03949.x
发表时间：
2009-10-01
期刊：
PLANT JOURNAL
影响因子：
7.2
作者：
Narusaka, Mari;Shirasu, Ken;Narusaka, Yoshihiro
通讯作者：
Narusaka, Yoshihiro

The Role of Necrosis and-Infection Inducing Compounds by Germinating Spores of Botrytis cinerea in Pathogenesis

灰霉病孢子萌发诱导坏死和感染的化合物在发病机制中的作用

DOI：
发表时间：
2009
期刊：
影响因子：
0
作者：
Khanam N.N.;et al.
通讯作者：
et al.

A dual resistance gene system prevents infection by three distinct pathogens.

双重抗性基因系统可防止三种不同病原体的感染。

DOI：
发表时间：
2009
期刊：
Plant Signaling & Behavior VOL.4
影响因子：
0
作者：
Kentaro Itokawa;Osamu Komagata;Shinji Kasai;Yoshika Okamura;Masahiro Masada;Takashi Tomita;Narusaka M.
通讯作者：
Narusaka M.

アブラナ科野菜類炭そ病菌に対するシロイヌナズナ抵抗性遺伝子の同定

拟南芥抗十字花科蔬菜炭疽病基因的鉴定