サンゴ礁生態系基礎生物のストレス耐性・分布・生態系フィードバックに関する総合研究

珊瑚礁生态系统基本生物的胁迫耐受性、分布及生态系统反馈综合研究

基本信息

批准号：
07J01622
负责人：
中村崇
金额：
$ 2.11万
依托单位：
Kyushu University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2007
资助国家：
日本
起止时间：
2007 至 2009
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-07J01622/
关键词：
サンゴ環境ストレス光合成生態系サンゴ礁

项目摘要

最終年度である平成21年には、石西礁湖をはじめ、沖縄本島周辺・天草周辺の3海域を中心にした野外調査を実施し、亜熱帯から温帯にかけてのサンゴ群集の種組成解析をおこなった。同じく、設置した光・水温ロガーからのデータ回収をおこない、各海域の環境特性把握をおこなった。各海域から適宜採集した海水は、分光分析法を用いて解析し、硝酸・亜硝酸・アンモニウムイオン・リン酸塩についてのデータを得ることができた。これまでのデータを総合することで、高緯度域に移るにしたがって、サンゴ種数が抑えられており、水温・光量の低下傾向と同時に、海水の溶存栄養塩に著しい増加傾向が示された。加えて、分布北限が奄美以南である、サンゴ種(コユビミドリイシ)を対象とした、計画初期からの沖縄県内での屋外長期飼育実験によって、亜熱帯域特有の通年環境変化に対するサンゴ-共生藻の生理的応答のパターンの存在と経年の変化が明らかとなった。特に、11～2月期における寒冷ストレス・弱光下での生理的傷害や成長への悪影響(生存性低下・成長停止)等について調べた結果、共生する藻類の光合成活性・サンゴ群体の成長率について、夏期の異常高水温時と同等またはそれ以上のストレスがかかっていることを示すデータが得られた。また、2009～2010年期では、2008～2009年期に比べて夏季の水温上昇が比較的弱く、夏の成長阻害が抑えられていた。さらに、冬季の海水温度が例年より高かったため、低温ストレスが抑えられていたことで、成長速度が高くなるなど、年ごとの環境影響の違いが顕著に見られた。これらの結果は、主対象とするサンゴ種が奄美以北の本州側に加入・成長できない原因を強く示唆する。そのほか、2008年に開始したハマサンゴ属における長期モニタリングにより、同サンゴ種の群体間において、季節特有の環境影響を受けやすい群体と受けにくい群体が存在することが始めて明らかとなった。これまでの蓄積データと本研究から得られた成果とを合わせて、日本ベントス学会、日本サンゴ礁学会、日本生態学会シンポジウム等で適宜発表をおこない、多分野研究者との議論を交わすことができた。

在2009年，最后一年，我们进行了野外调查，重点是三个水域，包括石尼泻湖，冲绳主要岛附近和阿马库萨附近，并分析了从亚热带到温带地区的珊瑚群落物种组成。同样，从已安装的光和水温记录仪收集数据，以了解每个海洋地区的环境特征。使用光谱分析分析从每个海洋地区收集的海水，以获取硝酸盐，亚硝酸盐，铵离子和磷酸盐的数据。通过将数据组合在一起，随着珊瑚物种转移到更高的纬度，珊瑚物种的数量已减少，表明水温和光水平下降，并显着增加了海水溶解的营养素。此外，靶向珊瑚物种的早期阶段（koyubimidoriishi）的冲绳县的长期室外育种实验，其北部分布北部的分布位于阿玛米（Amami）的南部，揭示了存在珊瑚生物 - 生物性algae algae的生理响应模式，即在perennial环境中的变化，这些变化是独特的。特别是，我们调查了在冷应激和对生长的弱和不利影响下的生理损伤（存活率降低，生长停止）和其他因素，并获得了数据表明，在夏季，共生藻类的光合作用和珊瑚组的光合作用遭受等于或更大的压力。此外，在2009 - 2010年，夏季的水温升高比2008-2009时期较弱，夏季的生长特技被抑制了。此外，由于抑制了低温应力，冬季海水温度的差异是明显的，冬季海水温度高于平常，从而导致较高的增长率。这些结果强烈表明了主要目标珊瑚物种不能在阿马米以北的亨苏（Honshu）一侧加入或生长的原因。此外，对2008年始于2008年的amacoral属的长期监测，首次揭示了一些群体容易受到季节性环境影响和群体的影响，而群体不太容易受到季节性环境影响。结合了迄今为止的累积数据以及从这项研究中获得的结果，我们能够在日本的本特斯学会，日本珊瑚礁学会，日本生态科学学会和其他研讨会上适当地介绍，允许与多学科研究人员进行讨论。

项目成果

期刊论文数量（0）

专著数量（0）

科研奖励数量（0）

会议论文数量（0）

专利数量（0）

造礁サンゴの環境応答と骨格成長

造礁珊瑚的环境响应和骨骼生长

DOI：
发表时间：
2008
期刊：
月刊地球 59
影响因子：
0
作者：
菊池康紀;平尾雅彦;菊池康紀・平尾雅彦;Suzuki A;木村理一郎・菊池康紀・平尾雅彦;Tokuda G;菊地恵美・菊池康紀・平尾雅彦;中村崇
通讯作者：
中村崇

Influence of water flow on skeletal isotopic composition in the coral Pocillopora damicornis

水流对大角珊瑚骨骼同位素组成的影响

DOI：
发表时间：
2008
期刊：
Coral Reefs 27
影响因子：
0
作者：
Suzuki;A.;Nakamura;T.;Yamasaki;H.;Minoshima;K.;Kawahata;H
通讯作者：
H

Significance of Water-flow Environment for Reef-Building Corals

水流环境对造礁珊瑚的意义

DOI：
发表时间：
2007
期刊：
影响因子：
0
作者：
T. Nakamura;H. Yamasaki
通讯作者：
H. Yamasaki

Reef-building coral Goniastrea aspera harbor a novel filamentous cyanobacterium in their skeleton

造礁珊瑚 Goniastrea aspera 的骨骼中含有一种新型丝状蓝细菌

DOI：
发表时间：
2010
期刊：
Proceedings of the 11th International Coral Reef Symposium, Ft.Lauderdale, Florida 1
影响因子：
0
作者：
S.S.Yamazaki;T.Nakamura;Y.S.Yuen;H.Yamasaki
通讯作者：
H.Yamasaki

サンゴ骨格の酸素同位体比についての飼育実験による検討

通过饲养实验检查珊瑚骨骼的氧同位素比

DOI：
发表时间：
2008
期刊：
月刊地球号外59
影响因子：
0
作者：
S.S.Yamazaki;T.Nakamura;Y.S.Yuen;H.Yamasaki;鈴木淳・中村崇・山崎秀雄・森本直子・酒井一彦・井上麻夕里・川幡穂高
通讯作者：
鈴木淳・中村崇・山崎秀雄・森本直子・酒井一彦・井上麻夕里・川幡穂高