霊長類の種子散布行動が植物の繁殖成功に及ぼす影響-野外観察と遺伝解析による解明-
霊長類の種子散布行動が植物の繁殖成功に及ぼす影響-野外観察と遺伝解析による解明-
批准号:
07J05734
负责人:
寺川 眞理
金额:
$1.15万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2007
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2007 至 2008
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英文摘要
本年度は、昨年の樹上果実量の観察個体ゐ樹上にほとんど果実がついておらず、凶作であることが示された。豊作の昨年とは異なり、調査期間にサルはヤマモモを採食しておらず、昨年から継続して行っている種子親候補個体の探索と採集を中心に野外調査を行った。サルの結実木選択に関しては改良を加えて、説明変数として樹上果実量、熟度、季節、変量効果として結実木の個体番号を用いて解析を行い、AICの最も小さなモデルを選択したところ、すべての変数を含むモデルが選択された。いずれの季節も樹上の果実量が多いほど、熟度が高いほど、サルによる訪問確率が増加したが、樹上の果実量が少ない結実木は果実が熟していても結実木ピークである6月上旬には選択されず、全体の果実量が減少する6月下旬に利用されることが示された。また、果肉の栄養分析から果実は熟すにつれて糖度が急増することが示され、サルは遊動域全体の熟果の利用可能量と分布にあわせて、効率よく採食できるように行動を変化させていることが示された。散布種子の遺伝解析から、糞内の散布種子は複数の母樹由来の種子が混在していること、はきだし散布された種子は同時に散布されたものがすべて同じ母樹に由来していることが明らかになった。サルは樹上で頬袋に果実を貯めて、地上で休息時に果肉を食べながら多くの種子を吐き出し一部を飲み込むことで多様な母樹の種子が腸内で混合されると考えられる。一訪問あたり、100個以上の果実を頬袋に貯めることはこれまでの観察で示されており(寺川ら2008;寺川未発表)、今後は1個体を追跡して、散布様式ごとの散布量を定量的に評価することが散布者としての機能を評価するための課題として考えられる。
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Microsatellite, analysis of the maternal origin of Myrica rubra seeds in the feces of Japanese macaques
微卫星,分析日本猕猴粪便中杨梅种子的母本来源
DOI:
--
发表时间:
期刊:
Ecological Research (印刷中)
影响因子:
--
作者:
[M Terakawa, Y Isagi, K Matsui, T Yumoto]
通讯作者:
T Yumoto
遺伝解析と野外観察に基づくヤクシマザルによるヤマモモの種子散布解析
基于遗传分析和野外观察的屋久岛猕猴对杨梅种子传播的分析
DOI:
--
发表时间:
2008
期刊:
影响因子:
--
作者:
[M Terakawa, Y Isagi, K Matsui, T Yumoto, 寺川眞理, 寺川眞理]
通讯作者:
寺川眞理
ニホンザル不在の種子島におけるヤマモモの種子散布効果の減少
在没有日本猕猴的种子岛,杨梅的种子传播效果下降
DOI:
--
发表时间:
2008
期刊:
保全生態学研究 13
影响因子:
--
作者:
[寺川眞理, 松井淳, 濱田知宏, 野間直彦, 湯本貴和]
通讯作者:
湯本貴和
遺伝解析と野外観察に基づくニホンザルによるヤマモモの種子散布特性の解明
基于遗传分析和现场观察的日本猕猴阐明杨梅种子传播特性
DOI:
--
发表时间:
2008
期刊:
広島大学 大学院国際協力研究科 博士論文
影响因子:
--
作者:
[寺川眞理, 松井淳, 濱田知宏, 野間直彦, 湯本貴和, 寺川眞理]
通讯作者:
寺川眞理
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