移動性細胞のアクチン細胞骨格構造による駆動機構に及ぼす力学的因子の影響
移動性細胞のアクチン細胞骨格構造による駆動機構に及ぼす力学的因子の影響
批准号:
07J05770
负责人:
オケヨ K.O. (2007, 2009)
金额:
$1.73万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2007
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2007 至 2010
中文摘要
交付申請書に記載の通り,本研究では,細胞運動の駆動機構であるアクチン細胞骨格構造および細胞接着斑における力学的因子の定量的評価を行い,細胞運動に及ぼすそれらの影響を明らかにすることを目的とした.本年度の実験内容および主な成果は次のように要約される.1)まず,細胞運動の単純な系として,細胞の葉状仮足部分を分離した細胞フラグメントを作製し,その主な構成要素であるアクチン細胞骨格構造をquantum dot(qdot)を用いて蛍光ラベリングし,可視化した.次に,蛍光スペックル顕微鏡法,および,粒子画像流速測定法を組み合わせて適用することにより,細胞運動に伴うアクチンネットワークの微細な流れ場を定量的に評価した.さらに,流れ場を構成する逆行性流れと順向性流れの時空的ふるまいが,アクチン構造の重合・脱重合過程において支配的であることを示した.2)移動性細胞であるケラトサイトを対象に,細胞の移動機構におけるアクトミオシン収縮が,細胞伸展ダイナミクスに及ぼす影響を検討した.マイクロパターンニング手法を駆使し,細胞接着たんぱく質であるフィブロネクチンのマイクロパターンを基板上に施し,さらに,細胞が接着しにくいPLL-g-PEG(poly-L-lysine-g-poly(ethylene glycol))でコートし,細胞接着領域と非接着領域が混在するマイクロパターンを作成した.さらに,その上にケラトサイトを播き,細胞伸展挙動,および,アクチン骨格構造を観察した結果,接着領域の大きさがアクチン骨格構造の安定性に影響を及ぼし,細胞伸展長さを決定することが明らかとなった.また,隣り合う接着領域の間に存在するギャップ(非接着)の長さの影響を検討した結果,ギャップ長さによって細胞進展率が変化し,ギャップ長さが長くなるに連れ,ギャップを越えて進展する細胞の数が減少することが分かった.細胞接着をコントロールすることにより,細胞運動を制御できることを示唆する重要な結果である.
英文摘要
交付申請書に記載の通り,本研究では,細胞運動の駆動機構であるアクチン細胞骨格構造および細胞接着斑における力学的因子の定量的評価を行い,細胞運動に及ぼすそれらの影響を明らかにすることを目的とした.本年度の実験内容および主な成果は次のように要約される.1)まず,細胞運動の単純な系として,細胞の葉状仮足部分を分離した細胞フラグメントを作製し,その主な構成要素であるアクチン細胞骨格構造をquantum dot(qdot)を用いて蛍光ラベリングし,可視化した.次に,蛍光スペックル顕微鏡法,および,粒子画像流速測定法を組み合わせて適用することにより,細胞運動に伴うアクチンネットワークの微細な流れ場を定量的に評価した.さらに,流れ場を構成する逆行性流れと順向性流れの時空的ふるまいが,アクチン構造の重合・脱重合過程において支配的であることを示した.2)移動性細胞であるケラトサイトを対象に,細胞の移動機構におけるアクトミオシン収縮が,細胞伸展ダイナミクスに及ぼす影響を検討した.マイクロパターンニング手法を駆使し,細胞接着たんぱく質であるフィブロネクチンのマイクロパターンを基板上に施し,さらに,細胞が接着しにくいPLL-g-PEG(poly-L-lysine-g-poly(ethylene glycol))でコートし,細胞接着領域と非接着領域が混在するマイクロパターンを作成した.さらに,その上にケラトサイトを播き,細胞伸展挙動,および,アクチン骨格構造を観察した結果,接着領域の大きさがアクチン骨格構造の安定性に影響を及ぼし,細胞伸展長さを決定することが明らかとなった.また,隣り合う接着領域の間に存在するギャップ(非接着)の長さの影響を検討した結果,ギャップ長さによって細胞進展率が変化し,ギャップ長さが長くなるに連れ,ギャップを越えて進展する細胞の数が減少することが分かった.細胞接着をコントロールすることにより,細胞運動を制御できることを示唆する重要な結果である.
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DOI:
--
发表时间:
2009
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Kennedy Omondi Okeyo, Yukiko Maruoka, Taiji Adachi, Masaki Hojo, Hidetoshi Kotera]
通讯作者:
Hidetoshi Kotera
Effect of Contolled Adhesion on the Motility Behavior of Keratocytes Studied Using Micropatterning
使用微图案研究控制粘附对角膜细胞运动行为的影响
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Kennedy O. Okeyo, Taiji Adachi, Masaki Hojo]
通讯作者:
Masaki Hojo
DOI:
10.1016/j.bbrc.2009.10.052
发表时间:
2009-12
期刊:
Biochemical and biophysical research communications
影响因子:
3.1
作者:
[K. Okeyo;T. Adachi;M. Hojo]
通讯作者:
K. Okeyo;T. Adachi;M. Hojo
DOI:
10.1299/jbse.5.186
发表时间:
2010
期刊:
Journal of Biomechanical Science and Engineering
影响因子:
--
作者:
[K. Okeyo;T. Adachi;M. Hojo]
通讯作者:
K. Okeyo;T. Adachi;M. Hojo
Intimacy between actin network flow and turnover in the lamella of crawling fragments
肌动蛋白网络流动与爬行片段片层周转之间的密切关系
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Kennedy Omondi Okeyo, Taiji Adachi, Masaki Hojo]
通讯作者:
Masaki Hojo
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