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乳児期における形態知覚の発達に関する実験的検討

婴儿期形式知觉发展的实验研究

基本信息

批准号：
07J06068
负责人：
大塚由美子
金额：
$ 2.18万
依托单位：
Japan Women's University (2009)Tokyo Women's Medical University (2007-2008)
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2007
资助国家：
日本
起止时间：
2007 至 2009
项目状态：
已结题

项目摘要

昨年度から検討を続けていた白黒2色で描かれたMooney face画像からの顔の知覚に関して、本年度はさらに動画像を用いた検討を行った。昨年度までに行った静止画像条件では、乳児は目・鼻・口などの要素を手掛かりとして顔を検出している可能性が示唆された。しかしながら、顔の向きがわずかに異なる画像を交互に提示することで顔が剛体的に運動するように知覚される映像を用いた結果、乳児は目・鼻・口などの要素を含まない画像においても顔を検出できることが示された。さらに画像の明暗を反転した画像を用いた場合、乳児は動画でも静止画でも顔検出を示さなかった。これは、明暗が反転した画像では顔認識が困難になることを報告した成人を対象とした先行研究からの結果と一致するものである。さらに、画像の明暗コントラスト極性が顔の検出だけでなく顔の識別に影響する可能性を検討した。この研究では特に目のコントラスト極性に注目し、眼球領域とそれ以外(肌)の領域の明暗を独立に操作した実験を行った。実験の結果、生後7-8ヶ月児は眼球領域のコントラスト極性が保たれている条件では肌の明暗とは無関係に顔を識別することが示された。ヒトは霊長類で唯一着色のない強膜を持つことが示されている。肌や髪、瞳の色は様々であるが、強膜は一貫して白いことから、瞳と強膜の明暗関係はヒトの顔に共通した特徴である。ヒトの顔に特化した顔認知能力は生後6か月から9か月の間に発達することが報告されている(Pascalis et al,2002)。本研究の結果かち、Pascalis et alと一致して生後7-8ヶ月頃になるとヒトの顔特有の目の明暗関係が顔認識に影響し始めることが示唆された。

Yesterday's photo shoot was white and black, and this year's photo shoot was white and black. Last year, the conditions for the still image were shown as follows: milk, eyes, nose, mouth and other elements. The image of the object is displayed in the image of the object. The picture is dark and bright, and the picture is used in the middle of the scene, and the milk is animated, and the still picture is displayed. The results of this study are consistent with those of previous studies. This paper discusses the possibility of color discrimination due to the polarity of the light and shade of the image. This study focuses on the field of vision and the field of light and dark independently. 7-8 months after birth, the eye area of the eye color polarity is maintained, the muscle color is not related to the color of the eye color, and the eye color is displayed. The only color in the long class is the strong film. The color of the muscle and pupil is different, and the strong membrane is different. The development of cognitive abilities in the six to nine months after birth has been reported (Pascalis et al,2002). The results of this study are consistent with Pascalis et al's 7-8 months after birth.

项目成果

期刊论文数量（0）

专著数量（0）

科研奖励数量（0）

会议论文数量（0）

专利数量（0）

乳児における母親顔知覚時の脳血流量の変化-NIRSを用いた検討-.

婴儿感知母亲面部时脑血流量的变化 - 使用 NIRS 进行的研究。

DOI：
发表时间：
2009
期刊：
影响因子：
0
作者：
Ichikawa;H.;Otsuka;Y.;et al.;小林恵・大塚由美子・仲渡江美・金沢創・山口真美・柿木隆介;仲渡江美・大塚由美子・金沢創・山口真美・柿木隆介
通讯作者：
仲渡江美・大塚由美子・金沢創・山口真美・柿木隆介

乳児の側頭領域における顔刺激に対する神経順応効果の検討-近赤外線分光法を用いて.

使用近红外光谱检查婴儿颞区神经适应面部刺激的影响。

DOI：
发表时间：
2009
期刊：
影响因子：
0
作者：
Ichikawa;H.;Otsuka;Y.;et al.;小林恵・大塚由美子・仲渡江美・金沢創・山口真美・柿木隆介
通讯作者：
小林恵・大塚由美子・仲渡江美・金沢創・山口真美・柿木隆介

乳児は垂直視差から奥行きを知覚するか?

婴儿能从垂直差异中感知深度吗？

DOI：
发表时间：
2009
期刊：
影响因子：
0
作者：
Ichikawa;H.;Otsuka;Y.;et al.;小林恵・大塚由美子・仲渡江美・金沢創・山口真美・柿木隆介;仲渡江美・大塚由美子・金沢創・山口真美・柿木隆介;大塚由美子・本吉勇・小林恵・Harold Hill・金沢創・山口真美;鶴原亜紀・大塚由美子・金沢創・山口真美・金子寛彦.
通讯作者：
鶴原亜紀・大塚由美子・金沢創・山口真美・金子寛彦.

脳波と脳磁図を用いた顔認知機構の解明.23,113-123.

利用脑电图和脑磁图阐明人脸识别机制。23、113-123。

DOI：
发表时间：
2007
期刊：
神経心理学 23
影响因子：
0
作者：
柿木隆介;他
通讯作者：
他

乳児の顔認知に対するネガポジ反転の効果(2).

负正逆转对婴儿面部识别的影响 (2)。

DOI：
发表时间：
2009
期刊：
影响因子：
0
作者：
Ichikawa;H.;Otsuka;Y.;et al.;小林恵・大塚由美子・仲渡江美・金沢創・山口真美・柿木隆介;仲渡江美・大塚由美子・金沢創・山口真美・柿木隆介;大塚由美子・本吉勇・小林恵・Harold Hill・金沢創・山口真美
通讯作者：
大塚由美子・本吉勇・小林恵・Harold Hill・金沢創・山口真美