うつ病関連分子p75の一塩基多型に起因した機能変化の細胞、分子生物学的解析。
うつ病関連分子p75の一塩基多型に起因した機能変化の細胞、分子生物学的解析。
批准号:
18700374
负责人:
沼川 忠広
金额:
$2.24万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2006
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2006 至 2007
中文摘要
うっ病の発症には,血中グルココルチコイド濃度を持続的に上昇させるHPA系(視床下部-下垂体-副腎皮質)機能亢進が関与している可能性がある。また,BDNF(脳由来神経栄養因子)の発現変動が,病態や抗うっ薬の治療的な役割と関連しているとされる。本研究では,HPA系機能亢進のモデルとしてラット海馬および大脳皮質培養ニューロンにdexamathasone(DEX,合成グルココルチコイド)を長期投与した後,BDNFに対する細胞レベルでの生物学的応答を解析した。さらに,うつ病や自殺行動と有意に関連することが示唆されているBDNFの低親和性受容体p75のSer205Leu多型が,神経細胞にどのような影響を及ぼすか検討した。1,幼若海馬ニューロンでは,BDNFがシナプス関連蛋白質の発現増加とシナプス機能の増強効果を発揮する。しかし,DEX暴露後,このBDNF効果が十分に発揮されなかった。このシナプス関連蛋白質増加にはMAPKシグナル経路が重要であり,DEXはMAPKシグナル伝達経路活性化を抑制することを明らかにした(MOL.Endocrinology 2008)。2,成熟した大脳皮質ニューロンにおいて,DEX長期投与後ではBDNFの高親和性TrkB受容体の発現変化はないが,細胞死に関与する低親和性p75受容体が上昇した。そこで,p75のSer型およびLeu型p75(205番目のアミノ酸がそれぞれSerおよびLeu)を培養ニューロンに過剰発現させ,過剰のBDNFが誘導する神経細胞死を定量した。Ser型およびLeu型ともに過剰発現において,顕著な細胞死誘導が観察されたが,Ser型の方がより毒性が強いことを見出した。現在,この表現系の違いを規定するメカニズム解析を,グルココルチコイド受容体やTrkB受容体との細胞内シグナルにおける相互作用に注目して,詳細に解析している。
英文摘要
うっ病の発症には,血中グルココルチコイド濃度を持続的に上昇させるHPA系(視床下部-下垂体-副腎皮質)機能亢進が関与している可能性がある。また,BDNF(脳由来神経栄養因子)の発現変動が,病態や抗うっ薬の治療的な役割と関連しているとされる。本研究では,HPA系機能亢進のモデルとしてラット海馬および大脳皮質培養ニューロンにdexamathasone(DEX,合成グルココルチコイド)を長期投与した後,BDNFに対する細胞レベルでの生物学的応答を解析した。さらに,うつ病や自殺行動と有意に関連することが示唆されているBDNFの低親和性受容体p75のSer205Leu多型が,神経細胞にどのような影響を及ぼすか検討した。1,幼若海馬ニューロンでは,BDNFがシナプス関連蛋白質の発現増加とシナプス機能の増強効果を発揮する。しかし,DEX暴露後,このBDNF効果が十分に発揮されなかった。このシナプス関連蛋白質増加にはMAPKシグナル経路が重要であり,DEXはMAPKシグナル伝達経路活性化を抑制することを明らかにした(MOL.Endocrinology 2008)。2,成熟した大脳皮質ニューロンにおいて,DEX長期投与後ではBDNFの高親和性TrkB受容体の発現変化はないが,細胞死に関与する低親和性p75受容体が上昇した。そこで,p75のSer型およびLeu型p75(205番目のアミノ酸がそれぞれSerおよびLeu)を培養ニューロンに過剰発現させ,過剰のBDNFが誘導する神経細胞死を定量した。Ser型およびLeu型ともに過剰発現において,顕著な細胞死誘導が観察されたが,Ser型の方がより毒性が強いことを見出した。現在,この表現系の違いを規定するメカニズム解析を,グルココルチコイド受容体やTrkB受容体との細胞内シグナルにおける相互作用に注目して,詳細に解析している。
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Inhibitoly effect of glucocorticoid oll BDNF-lnediated maturation of synaptic fimc Lion in developing luppocampal neurons
糖皮质激素对BDNF介导的突触Fimc Lion成熟对狼马神经元发育的抑制作用
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
影响因子:
--
作者:
[熊丸 絵美, 沼川 忠広(他2名)]
通讯作者:
沼川 忠広(他2名)
DOI:
10.1093/hmg/ddl244
发表时间:
2006-10-15
期刊:
HUMAN MOLECULAR GENETICS
影响因子:
3.5
作者:
[Hashimoto, Ryota, Numakawa, Tadahiro, Kunugi, Hiroshi]
通讯作者:
Kunugi, Hiroshi
フェンサイクリジンによる培養大脳皮質ニューロンからの急速なグルタミン酸放出の増加とBDNF発現上昇
苯环己哌啶诱导培养的大脑皮层神经元谷氨酸释放快速增加并增加 BDNF 表达
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
影响因子:
--
作者:
[安達 直樹, 沼川 忠広(他3名)]
通讯作者:
沼川 忠広(他3名)
先進脳・神経科学
先进的脑/神经科学
DOI:
--
发表时间:
2006
期刊:
影响因子:
--
作者:
[熊丸 絵美, 沼川 忠広(他4名), 熊丸 絵美, 沼川忠広]
通讯作者:
沼川忠広
Genetic variations of the human neuropsin gene and psychiatric disorders:polymolphism screening and possible association with bipolar disorder and cognitive functions
人类神经蛋白酶基因的遗传变异与精神疾病:多态性筛查及其与双相情感障碍和认知功能的可能关联
DOI:
--
发表时间:
2008
期刊:
Neuropsychopharmacology In press
影响因子:
--
作者:
[Tomonori Fujiwara, Tatsuya Mishima, Takefumi Kofuji and Kimio Akagawa, Kumamaru E, Izurni A]
通讯作者:
Izurni A
共 12 条
ライソゾーム病の神経障害における細胞内カルシウム亢進と興奮毒性の役割
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批准号:24K09645
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.91万
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财政年份:2024
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负责人:沼川 忠広
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依托单位:
中枢ニューロンのシナプス可塑性に及ぼすニューロトロフィンの作用解析
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批准号:00J01347
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$2.3万
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财政年份:2000
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负责人:沼川 忠広
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依托单位: