音パターン認識機構の解明を目指した神経活動の同期性のモデルを用いた解析
音パターン認識機構の解明を目指した神経活動の同期性のモデルを用いた解析
批准号:
18700418
负责人:
田中 慶太
金额:
$1.34万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2006
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2006 至 2007
中文摘要
本研究の目的は,動物実験により「神経細胞群が同期して発火することで,一時的な神経集合体を形成し,まとまった知覚を生み出す」という仮説をヒトの脳について検証することである.ここでは聴覚刺激を用いて,どのような刺激に対して,皮質のどの部位の間にどのような同期現象が生ずるか,ということを中心に研究を進めた.まず,正常な脳磁界で比較的同期現象が起きやすいことで知られるガンマ波(30-80Hz)帯域に着目した.このとき聴覚刺激としてチャープ音を頻度40回/sで与えると,よりガンマ波が刺激に位相同期することが知られている(聴性定常応答).この聴性定常応答の位相同期の定量的評価を目的として,聴性定常応答の位相変化に対して,微分方程式モデルを適用する.このモデルは,粘性流体中で熱擾乱を受ける微小荷電粒子の電界による回転運動などを記述する方程式と同一で力学系において引き込み現象の記述にも使われる.まずモデルの妥当性を検討するため,刺激の強度を変化させたときのモデルの刺激に関連するパラメータの変化を調べた.その結果,強度が増すに従って,そのパラメータも増加したことから,モデルの妥当性が伺える.次に言葉や音楽を聴くときには,音に対する注意を喚起することが必要であるが,このモデルのパラメータと注意の喚起の関連を検討し,注意によりモデルの刺激の強さに関連するパラメータが増加を示した.このことから,音に注意することにより音から受ける強さは変化することがわかった.現在は,このモデルを使用して脳の領域間の同期性に着目し検討している.
英文摘要
本研究の目的は,動物実験により「神経細胞群が同期して発火することで,一時的な神経集合体を形成し,まとまった知覚を生み出す」という仮説をヒトの脳について検証することである.ここでは聴覚刺激を用いて,どのような刺激に対して,皮質のどの部位の間にどのような同期現象が生ずるか,ということを中心に研究を進めた.まず,正常な脳磁界で比較的同期現象が起きやすいことで知られるガンマ波(30-80Hz)帯域に着目した.このとき聴覚刺激としてチャープ音を頻度40回/sで与えると,よりガンマ波が刺激に位相同期することが知られている(聴性定常応答).この聴性定常応答の位相同期の定量的評価を目的として,聴性定常応答の位相変化に対して,微分方程式モデルを適用する.このモデルは,粘性流体中で熱擾乱を受ける微小荷電粒子の電界による回転運動などを記述する方程式と同一で力学系において引き込み現象の記述にも使われる.まずモデルの妥当性を検討するため,刺激の強度を変化させたときのモデルの刺激に関連するパラメータの変化を調べた.その結果,強度が増すに従って,そのパラメータも増加したことから,モデルの妥当性が伺える.次に言葉や音楽を聴くときには,音に対する注意を喚起することが必要であるが,このモデルのパラメータと注意の喚起の関連を検討し,注意によりモデルの刺激の強さに関連するパラメータが増加を示した.このことから,音に注意することにより音から受ける強さは変化することがわかった.現在は,このモデルを使用して脳の領域間の同期性に着目し検討している.
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Stochastic Resonance Seen as Increase in Phase Synchrony or Power in Auditory Steady-state Responses in MEG
随机共振被视为 MEG 听觉稳态响应中相位同步或功率的增加
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Keita. TANAKA, Masaki. KAWAKATSU, Iku. NEMOTO]
通讯作者:
Iku. NEMOTO
聴覚逆方向マスキングを引き起こす音刺激に対する誘発MEGのN1mと時間窓関数の関係モデル
引起听觉后向掩蔽的声音刺激诱发的 MEG N1m 与时间窗函数之间的关系模型
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
電子情報通信学会誌D Vol. J90-D, No.4
影响因子:
--
作者:
[阿部雅也, 根本幾, 田中慶太, 川勝真喜, 小谷誠]
通讯作者:
小谷誠
早期認知症診断法開発のための基礎的検討
开发早期痴呆诊断方法的基础研究
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
電気学会論文誌C 127-10
影响因子:
--
作者:
[堀之内宏太, 辻村誠一, 黒野明日嗣, 田中慶太, 湯ノ口万友]
通讯作者:
湯ノ口万友
聴覚皮質にみられる確率共鳴現象
在听觉皮层观察到的随机共振现象
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
影响因子:
--
作者:
[田中慶太, 川勝真喜, 根本幾]
通讯作者:
根本幾
脳磁界聴性定常応答の位相同期の刺激強度依存性
磁脑场声稳态响应相位同步的刺激强度依赖性
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
日本応用磁気学会誌 31-2
影响因子:
--
作者:
[堀之内宏太, 辻村誠一, 黒野明日嗣, 田中慶太, 湯ノ口万友, 田中慶太]
通讯作者:
田中慶太
共 12 条
ヒトの聞き取りと注意機能の関連性及びその機構解明
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批准号:23K11789
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.83万
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财政年份:2023
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负责人:田中 慶太
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依托单位:
海外基金