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数学論の伝統におけるA.ピッコローミニの思想的立場の特色と背景

数学論の伝統におけるA.ピッコローミニの思想的立場の特色と背景
皮科洛米尼在数学理论传统中的思想地位的特点和背景
批准号:
18700672
负责人:
東 慎一郎
金额:
$0.7万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2006
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2006 至 2008

项目摘要

项目成果

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中文摘要
翻译
ピッコローミニのテキスト「数学の確実性についての注釈」(1547年)に展開されている数学論は,様々な過去の思想の影響をとどめる.本年度の研究では,特にプロクロスに焦点を絞り,ピッコローミニがどのようにプロクロスを読んだのか,またピッコローミニがいかなる歴史的・思想的文脈のなかでプロクロスを読んだのかを考察した.1,結果としてまず,ピッコローミニがほぼプロクロスの見解をそのまま受け継いでいる場合があることが明らかになった.数学の有用性の問題がその好例である.(1)数学の様々な有用性についてはプロクロスが論じているが(『ユークリッド「原論」第1巻注釈』),ピッコローミニはその議論のうち,数学の精神的価値に強調をおきながら肯定的に紹介している.また数学の実用的価値(軍事的,商業的用途等)については独自の見解を披瀝している.(2)このことから,プロクロスの数学論が16世紀中頃のパドヴァ・アリストテレス主義において,少なくとも一定程度の支持基盤をもっていたことが推測できることを確認した.2,ピッコローミニのプロクロス受容が16世紀の科学志向の人文主義(古代科学のルネサンス)のひとこまとして位置づけることができることを明らかにした.(1)ピッコローミニの伝記をもとに,彼の学問的関心がアリストテレス主義と人文主義との交流によって形成されたことを示した.(2)古代科学への関心,古代科学書の復興というピッコローミニの学問的特徴が,ピッコローミニとプロクロス『ユークリッド「原論」第1巻注釈』との出会いのきっかけを作った可能性を示唆した.(3)ピッコローミニによるプロクロス受容は16世紀においては例外的ケースではなかったことを,人文主義者ジョルジョ・ヴァッラ(1500年没)と彼によるプロクロス受容の例を通じて示した.
英文摘要
ピッコローミニのテキスト「数学の確実性についての注釈」(1547年)に展開されている数学論は,様々な過去の思想の影響をとどめる.本年度の研究では,特にプロクロスに焦点を絞り,ピッコローミニがどのようにプロクロスを読んだのか,またピッコローミニがいかなる歴史的・思想的文脈のなかでプロクロスを読んだのかを考察した.1,結果としてまず,ピッコローミニがほぼプロクロスの見解をそのまま受け継いでいる場合があることが明らかになった.数学の有用性の問題がその好例である.(1)数学の様々な有用性についてはプロクロスが論じているが(『ユークリッド「原論」第1巻注釈』),ピッコローミニはその議論のうち,数学の精神的価値に強調をおきながら肯定的に紹介している.また数学の実用的価値(軍事的,商業的用途等)については独自の見解を披瀝している.(2)このことから,プロクロスの数学論が16世紀中頃のパドヴァ・アリストテレス主義において,少なくとも一定程度の支持基盤をもっていたことが推測できることを確認した.2,ピッコローミニのプロクロス受容が16世紀の科学志向の人文主義(古代科学のルネサンス)のひとこまとして位置づけることができることを明らかにした.(1)ピッコローミニの伝記をもとに,彼の学問的関心がアリストテレス主義と人文主義との交流によって形成されたことを示した.(2)古代科学への関心,古代科学書の復興というピッコローミニの学問的特徴が,ピッコローミニとプロクロス『ユークリッド「原論」第1巻注釈』との出会いのきっかけを作った可能性を示唆した.(3)ピッコローミニによるプロクロス受容は16世紀においては例外的ケースではなかったことを,人文主義者ジョルジョ・ヴァッラ(1500年没)と彼によるプロクロス受容の例を通じて示した.
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Giorgio Valla et Alesandro Piccolomini. Quelques aspects de la reception de Proclus au XVI siecle.
乔治·瓦拉 (Giorgio Valla) 和亚历山德罗·皮科洛米尼 (Alesandro Piccolomini)。
DOI: --
发表时间: 2007
期刊: 東海大学 総合教育センター紀要 第27号
影响因子: --
作者: [岡田篤正, 澤祥, 後藤秀昭, 熊原康博, 越後智雄, 池田安隆, Hideaki GOTO, 後藤秀昭, 後藤秀昭, 後藤秀昭, 後藤秀昭, 後藤秀昭・堤浩之, 後藤秀昭, 後藤秀昭, 後藤秀昭・中田高, 後藤秀昭・中田高・岡田篤正・熊原康博・池田安隆・千田昇・廣内大助, 中田高・後藤秀昭・石山達也・杉戸信彦・千田昇・平川一臣・廣内大助, 後藤秀昭・中田高, 池田安隆・岡田篤正・後藤秀昭・東郷正美・中田高, 岡田篤正・池田安隆・後藤秀昭・熊原康博・杉戸信彦, 岡田篤正・澤祥・後藤秀昭・熊原康博・越後智雄・池田安隆, 岡田篤正・中田高・後藤秀昭・広内大助・澤祥, 栃内文彦, 栃内文彦, Shinichiro Higashi]
通讯作者: Shinichiro Higashi
Renaissance Origins of Theory and Ethics of Science: the Case of Francesco Petrarca
  • 批准号:
    23K00263
  • 项目类别:
    Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
  • 资助金额:
    $1.5万
  • 财政年份:
    2023
  • 负责人:
    東 慎一郎
  • 依托单位:
海外基金