広帯域誘電緩和測定法で見た過冷却糖アルコール類及び混合系の分子ダイナミクス
広帯域誘電緩和測定法で見た過冷却糖アルコール類及び混合系の分子ダイナミクス
批准号:
18740255
负责人:
蓑口 あゆみ
金额:
$1.79万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2006
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2006 至 2007
中文摘要
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英文摘要
過冷却液体には広大な時空構造が存在するため、特徴時間が異なる複数の緩和過程が観測される。本研究の目的は、過冷却液体及びガラスの超広帯域誘電緩和測定を行い、ガラス転移現象に深く関わるα緩和過程と局所緩和と言われるJohari-Goldstein β緩和過程(以下、JG-β緩和)のふるまいを詳細に調べ、その分子ダイナミクスを解明することである。特に過冷却液体状態でのJG-β緩和はα緩和との明確な区別が難しく、これまで積極的に研究されてこなかった。我々は、低温・高周波域(メガヘルツ域)における誘電緩和測定を行い、そのふるまいを精度良く評価した。実験は、過冷却糖アルコール(エチレングリコール、グリセロール、スレイトール、キシリトール、ソルビトール)の純物質、糖アルコール同士の混合液体(混合比1:1)および少量の水混合物について超広帯域誘電緩和測定(10μHz-500MHz)を205K-340Kの温度範囲で行った。特に100kHz-500MHzの周波数域において静電容量の大きいサンプルセルを使用した。その結果、誘電損失が極度に小さくなる低温においても、JG-β緩和の高周波側のすそまで精度よく評価できた。炭素数の異なる純粋な糖アルコールの測定結果から、α緩和の緩和周波数のふるまいは炭素数に依存するが、JG-β緩和のものは依存しないことが分かった。この結果は炭素数の異なる糖アルコール同士の混合液体にも当てはまり、α緩和のふるまいは混合液体の平均炭素数を反映したものになった。少量の水混合物においても、同様の結果が得られた。これらの結果から、糖アルコールのα緩和は分子の協同的な回転拡散に起因すると言える。また、JG-β緩和のふるまいが炭素数に依存しないことから、糖アルコールシリーズのJG-β緩和は、共通の分子ダイナミクスに起因すると考えられる。
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会议论文
Dielectric relaxation processes in supercooled polyhydric alcohols and their mixtures
过冷多元醇及其混合物的介电弛豫过程
DOI:
--
发表时间:
2006
期刊:
Journal of Non-Crystalline Solids 352
影响因子:
--
作者:
[Ayumi Minoguchi, Toshiya Kaneko, Hajime Sotokawa, Ryusuke Nozaki]
通讯作者:
Ryusuke Nozaki
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