活性型FGF受容体過剰発現マウスを用いた血管形成の解析
活性型FGF受容体過剰発現マウスを用いた血管形成の解析
批准号:
18890160
负责人:
竹田 光男
金额:
$1.77万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (Start-up)
财政年份:
2006
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2006 至 2008
中文摘要
血管内皮前駆細胞特異的発現をもたらすTie2をプロモーターとして活性型FGFRを過剰発現する遺伝子改変マウスを作製し、成熟した血管形成を担うFGFシグナルの内皮系細胞への果たす役割の解明をめざした。今回の研究で、同マウスを確立し、左冠動脈のけっさつによる心筋虚血モデルを作成し、血管新生効果の評価をおこなった。結果、虚血作成後に心エコーによる評価にて、Tgにおいて心機能の改善がみられた。また、虚血心筋における免疫組織学的評価で、心筋梗塞面積及び、単位面積あたりの血管内皮細胞数(CD31+細胞数)、最小血管数(α-SMA陽性血管数)はTgマウスにて優位に増加し、またアポトーシス細胞数は減少した。さらに、大動脈から分離培養した血管内皮細胞において、(1)VEGF刺激による遊送能(Migration assay)、(2)管腔形成能(Tube formation assay)、(3)増殖能(Proliferation assay)、(4)Matrigelによる血管形成能(Matrigel plug assay)が、Tgマウス由来細胞において、それぞれ、有意に促進された。また(5)24時間血清除去や、1%点酸素暴露による内皮細胞のアポトーシスがTgマウス由来細胞で軽減された。それらの分子機序としてTg由来細胞では、FGF受容体の基質であるFRS2のリン酸化は亢進し、FGF受容体の細胞遊走やアポトーシスにかかわる(1)PI3-K/Akt経路:Aktおよびそのリン酸化(p-Akt)、NOSおよびそのリン酸化(p-NOS)、(2)Ras/MAPK経路:ERK1/2およびそのリン酸化(p-ERK1/2)は活性化されていた
英文摘要
血管内皮前駆細胞特異的発現をもたらすTie2をプロモーターとして活性型FGFRを過剰発現する遺伝子改変マウスを作製し、成熟した血管形成を担うFGFシグナルの内皮系細胞への果たす役割の解明をめざした。今回の研究で、同マウスを確立し、左冠動脈のけっさつによる心筋虚血モデルを作成し、血管新生効果の評価をおこなった。結果、虚血作成後に心エコーによる評価にて、Tgにおいて心機能の改善がみられた。また、虚血心筋における免疫組織学的評価で、心筋梗塞面積及び、単位面積あたりの血管内皮細胞数(CD31+細胞数)、最小血管数(α-SMA陽性血管数)はTgマウスにて優位に増加し、またアポトーシス細胞数は減少した。さらに、大動脈から分離培養した血管内皮細胞において、(1)VEGF刺激による遊送能(Migration assay)、(2)管腔形成能(Tube formation assay)、(3)増殖能(Proliferation assay)、(4)Matrigelによる血管形成能(Matrigel plug assay)が、Tgマウス由来細胞において、それぞれ、有意に促進された。また(5)24時間血清除去や、1%点酸素暴露による内皮細胞のアポトーシスがTgマウス由来細胞で軽減された。それらの分子機序としてTg由来細胞では、FGF受容体の基質であるFRS2のリン酸化は亢進し、FGF受容体の細胞遊走やアポトーシスにかかわる(1)PI3-K/Akt経路:Aktおよびそのリン酸化(p-Akt)、NOSおよびそのリン酸化(p-NOS)、(2)Ras/MAPK経路:ERK1/2およびそのリン酸化(p-ERK1/2)は活性化されていた
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