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ルクセンブルクにおける移民の子弟への識字教育支援－社会経済的不平等解消のために

支持卢森堡移民儿童的识字教育 - 消除社会经济不平等

基本信息

批准号：
17K03009
负责人：
小川敦
金额：
$ 2.25万
依托单位：
Osaka University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份：
2017
资助国家：
日本
起止时间：
2017-04-01 至 2024-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

2017年に教育省より発表され、2018年に法制化された言語政策である「ルクセンブルク語振興戦略」を中心に、その議論と背景について調査・研究を行った。2013年に成立し今日まで続く民主党を中心とする政権は、それまで長期間継続した保守政権とは異なる自由主義的な政策を指向する。言語政策についても同様であり、学校の自由化を推進しつつ、ルクセンブルク語を第一言語とし、ドイツ語で識字を行った上でフランス語を身につけるという従来型のモデルに必ずしもこだわらない姿勢を見せている。現在のルクセンブルクは人口の半数近くが外国籍であるが、多様な言語的背景を持つ人々がいる現実に合わせた政策にしようとしているようにも見える。しかしこのような政権の方向性は必ずしも旧来からのルクセンブルク人から支持を得ているとは言いがたい。国家と固有の言語を強固に結びつけようとする、保守的な政策である「ルクセンブルク語振興戦略」は政権の方針に対する反発の結果として捉えることができる。本研究では外国籍住民への国政参政権付与が大差で否決された2015年の国民投票から、「ルクセンブルク語振興戦略」に至る政治的議論を追った。さらに、「ルクセンブルク語振興戦略」と同時期の2017年、1～4歳児を対象としたルクセンブルク語とフランス語による早期複言語教育が開始されたが、2022年度はこの政策についても研究を行った（現在も継続中）。欧州の複言語主義政策の視点から、そしてルクセンブルク国内の言語的統合の点から、早期複言語教育政策は多角的に検証する必要がある。2022年秋よりプロジェクトベースで開始されたフランス語による識字教育とも絡めて今後検証を行う予定であるが、そのための基礎的な研究となった。

In 2017, the Ministry of Education issued a statement, and in 2018, the language policy was legalized, and the "language revitalization strategy" was the center, discussion, and background. Since its founding in 2013, the Democratic Party has maintained a long-standing conservative policy and a liberal policy. Language policy, school liberalization, first language, German literacy, body language, posture, etc. Nearly half of the population now has foreign nationality and a diverse language background. The directionality of the government must be reflected in the past, and the support of the government must be reflected in the middle. The state's inherent language is strong and conservative, and its policy is "to revitalize the language". This study focuses on the discussion of foreign residents 'participation in national politics and their vetoes in the 2015 national vote, the "national language revitalization strategy" and the political debate. In 2017, the first to fourth year of the year, the first to fourth year of the year, the first year of the year, the year of the year, the first year, the first year of the year, the year, the first year The viewpoint of polylingualism policy in Europe, the point of integration of domestic speech and the necessity of multi-angle examination of early polylingualism education policy In the autumn of 2022, we will start to study the basic knowledge of literacy education in the future.

项目成果

期刊论文数量（0）

专著数量（0）

科研奖励数量（0）

会议论文数量（0）

专利数量（0）

ルクセンブルクにおける住民と行政をつなぐ言語の選択ー自治体が用いる書き言葉の傾向から―

选择连接卢森堡居民和政府的语言 - 基于当地政府使用的书面语言的趋势 -

DOI：
发表时间：
2021
期刊：
言語文化共同プロジェクト2020 批判的社会言語学の対話
影响因子：
0
作者：
Nabei;T. & Yoshizawa;K.;小川敦;小川敦;小川敦
通讯作者：
小川敦

現代ルクセンブルクにおける言語教育をめぐる言説

当代卢森堡语言教育的论述

DOI：
发表时间：
2023
期刊：
影响因子：
0
作者：
Nabei;T. & Yoshizawa;K.;小川敦;小川敦;小川敦;小西いずみ;阿川敏恵;小西いずみ;小西いずみ;小川敦
通讯作者：
小川敦

対抗する言語日常生活に潜む言語の危うさを暴く

语言竞争：揭示日常生活中隐藏的语言危险

DOI：
发表时间：
2021
期刊：
影响因子：
0
作者：
Mynard;Jo;Hashimoto;Tomoko;Shelton-Strong;Scott;Agawa;Toshie;Bennett;Phillip and Yarwood;Amelia;小川敦;小西いずみ;阿川敏恵;小西いずみ;阿川敏恵;大澤麻里子／小川敦;阿川　敏恵;柿原武史・仲潔・布尾勝一郎・山下仁（編著）
通讯作者：
柿原武史・仲潔・布尾勝一郎・山下仁（編著）

ルクセンブルクの言語イデオロギーを再考する : 議会請願を手がかりに

重新思考卢森堡的语言意识形态：受到议会请愿书的启发