低酸素環境下における口腔癌のがん幹細胞に対する新規分子標的治療の開発
低酸素環境下における口腔癌のがん幹細胞に対する新規分子標的治療の開発
批准号:
17K11890
负责人:
足立 誠
金额:
$2.83万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2017
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2017-04-01 至 2019-03-31
中文摘要
本研究の当初の目的は申請者の研究成果より、頭頸部扁平上皮癌細胞のSTAT3(Signal Transducer and Activator of Transcription 3 )を標的にすることで低酸素誘誘導因子HIF-1aを阻害し放射線治療への感受性を有意に増加させることを明らかにしたことから、低酸素環境下におけるがん幹細胞のエネルギー代謝機構を解明し、それにより腫瘍組織内(低酸素微小環境)のがん幹細胞を標的とした治療戦略を確立することである。本研究計画はまず低酸素環境下におけるがん幹細胞のエネルギー代謝機構を明らかにするため、低酸素細胞培養装置と低酸素環境において細胞処理できる低酸素培養ステーションの研究環境を整えるはずではあったが、残念ながら、その研究環境を整えることはできなかった。そこで、共同研究者と話し合い。頭頸部扁平上皮癌の第一選択薬である白金化製剤であるシスプラチンに対する耐性を保持するシスプラチン耐性頭頸部扁平上皮癌細胞を作成した。その結果、通常の頭頸部扁平上皮癌細胞ではシスプラチン1μMがthe half maximal inhibitory concentration (IC50)であったものが、耐性株のシスプラチンのIC50は100μM以上であった。そして次に我々は、親株である頭頸部扁平上皮癌細胞株と耐性株の特徴を解析した。薬剤耐性株ではがん幹細胞の表面マーカーであるCD44が親株に比して有意に発現が上昇していた。またがん幹細胞の表面マーカーの一つであり、薬剤排出ポンプのATP-binding cassette sub-family G member 2 (ABCG2)が耐性株において発現し、さらに薬剤排出能が有意に増加していた。これらのことから、頭頸部扁平上皮癌細胞は薬剤耐性を獲得するとともに、がん幹細胞の特徴の一端も保持することを明らかにした。
英文摘要
本研究の当初の目的は申請者の研究成果より、頭頸部扁平上皮癌細胞のSTAT3(Signal Transducer and Activator of Transcription 3 )を標的にすることで低酸素誘誘導因子HIF-1aを阻害し放射線治療への感受性を有意に増加させることを明らかにしたことから、低酸素環境下におけるがん幹細胞のエネルギー代謝機構を解明し、それにより腫瘍組織内(低酸素微小環境)のがん幹細胞を標的とした治療戦略を確立することである。本研究計画はまず低酸素環境下におけるがん幹細胞のエネルギー代謝機構を明らかにするため、低酸素細胞培養装置と低酸素環境において細胞処理できる低酸素培養ステーションの研究環境を整えるはずではあったが、残念ながら、その研究環境を整えることはできなかった。そこで、共同研究者と話し合い。頭頸部扁平上皮癌の第一選択薬である白金化製剤であるシスプラチンに対する耐性を保持するシスプラチン耐性頭頸部扁平上皮癌細胞を作成した。その結果、通常の頭頸部扁平上皮癌細胞ではシスプラチン1μMがthe half maximal inhibitory concentration (IC50)であったものが、耐性株のシスプラチンのIC50は100μM以上であった。そして次に我々は、親株である頭頸部扁平上皮癌細胞株と耐性株の特徴を解析した。薬剤耐性株ではがん幹細胞の表面マーカーであるCD44が親株に比して有意に発現が上昇していた。またがん幹細胞の表面マーカーの一つであり、薬剤排出ポンプのATP-binding cassette sub-family G member 2 (ABCG2)が耐性株において発現し、さらに薬剤排出能が有意に増加していた。これらのことから、頭頸部扁平上皮癌細胞は薬剤耐性を獲得するとともに、がん幹細胞の特徴の一端も保持することを明らかにした。
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New strategy for benign parotid surgery.
良性腮腺手术的新策略。
DOI:
--
发表时间:
2017
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Adachi M, Ijichi K, Ehara Y, Takai Y, Sumitomo S]
通讯作者:
Sumitomo S
Juvenile Sjogren’s syndrome.
青少年干燥综合症。
DOI:
--
发表时间:
2018
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Adachi M, Iida Y, Sumitomo S]
通讯作者:
Sumitomo S
DOI:
10.1002/cre2.126
发表时间:
2018-10
期刊:
Clinical and experimental dental research
影响因子:
1.8
作者:
[Sumi S, Umemura N, Adachi M, Ohta T, Naganawa K, Kawaki H, Takayama E, Kondoh N, Sumitomo S]
通讯作者:
Sumitomo S
Management consideration for patient with a large solitary fibrous tumor occupying the infratemporal fossa: A case report.
占据颞下窝的大型孤立性纤维瘤患者的治疗考虑:病例报告。
DOI:
10.3892/mco.2018.1575
发表时间:
2018
期刊:
Molecular and Clinical Oncology
影响因子:
1.2
作者:
[Adachi M, Motohashi M, Kaku Y, Sugie S, Muramatsu Y, Sumitomo S]
通讯作者:
Sumitomo S
Orofacial Pain Associated with Vasospastic Angina: A Case Report
与血管痉挛性心绞痛相关的口面部疼痛:病例报告
DOI:
10.11607/ofph.1768
发表时间:
2017
期刊:
J Oral Facial Pain Headache
影响因子:
--
作者:
[Adachi Makoto, Hayashi Mio, Segawa Tomonori, Yamaki Takahiko, Muramatsu Yasunori, Sumitomo Shinichiro]
通讯作者:
Sumitomo Shinichiro
共 8 条
上皮細胞の極性形成に関与するaPKCの生理的基質の探索
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批准号:14780543
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$1.86万
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财政年份:2002
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负责人:足立 誠
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依托单位:
MAPキナーゼファミリー特異的フォスファターゼ群の線虫における機能解析
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批准号:01J02955
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$0.77万
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财政年份:2001
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负责人:足立 誠
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依托单位:
MAPキナーゼの細胞質一核間移行の制御機構の解析
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批准号:98J09667
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.73万
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财政年份:1998
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负责人:足立 誠
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依托单位:
海外基金