藻場構成海藻の被食防御に対する高水温の影響
藻場構成海藻の被食防御に対する高水温の影響
批准号:
24780177
负责人:
遠藤 光
金额:
$2.91万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2012
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2012-04-01 至 2013-03-31
中文摘要
近年、西日本では、植食性魚類の摂食活動によって藻場が衰退している。温暖化によって藻場を構成する大型褐藻が摂食されやすくなっているのかもしれない。本研究では、褐藻の化学的防御が高水温によって弱まるか否かを検証した。当初の計画では、褐藻を水温2段階の条件で培養し、摂食阻害物質フロロタンニンの含有率とウニによる被食量を比較する予定であったが、褐藻のフロロタンニン含有率は貧栄養条件よりも富栄養条件で低下することが報告されていたため、栄養塩濃度2段階、水温3段階の複合条件下で培養を行った。より具体的には、秋田県男鹿半島鵜ノ崎沿岸で採集した褐藻ヤツマタモクから主枝を切断し、栄養強化培地1/4PESI(富栄養)あるいは天然海水(貧栄養)とともに500mlフラスコに入れ、水温10、20、30℃の3段階で9日間培養した。培養前後に主枝の湿重量を測定し、相対成長率を求めた。また、購入した分光光度計を用いて、主枝上部と下部のフロロタンニン含有率を測定した。湿重量の成長率は、20℃でもっとも高く、30℃が次ぎ、10℃で低く、いずれの水温においても貧栄養条件よりも富栄養条件で高くなる傾向が認められた。フロロタンニン含有率は、富栄養条件よりも貧栄養条件で高くなる傾向が認められたが、富栄養条件では水温による変化が認められないのに対して、貧栄養条件では10℃よりも20~30℃で低くなった。また、上部と下部で比較すると、10℃の両条件と20℃の富栄養条件では下部よりも上部が高い傾向が認められたのに対して、20℃の貧栄養条件および30℃の両条件では下部よりも上部が低くなる傾向が認められた。このように、ヤツマタモクのフロロタンニン含有率は、天然海域の栄養塩濃度では、特に主枝の上部において、高水温によって低下することが明らかになった。この結果、植食動物によって摂食されやすくなるか否かについては今後の課題である。
英文摘要
近年、西日本では、植食性魚類の摂食活動によって藻場が衰退している。温暖化によって藻場を構成する大型褐藻が摂食されやすくなっているのかもしれない。本研究では、褐藻の化学的防御が高水温によって弱まるか否かを検証した。当初の計画では、褐藻を水温2段階の条件で培養し、摂食阻害物質フロロタンニンの含有率とウニによる被食量を比較する予定であったが、褐藻のフロロタンニン含有率は貧栄養条件よりも富栄養条件で低下することが報告されていたため、栄養塩濃度2段階、水温3段階の複合条件下で培養を行った。より具体的には、秋田県男鹿半島鵜ノ崎沿岸で採集した褐藻ヤツマタモクから主枝を切断し、栄養強化培地1/4PESI(富栄養)あるいは天然海水(貧栄養)とともに500mlフラスコに入れ、水温10、20、30℃の3段階で9日間培養した。培養前後に主枝の湿重量を測定し、相対成長率を求めた。また、購入した分光光度計を用いて、主枝上部と下部のフロロタンニン含有率を測定した。湿重量の成長率は、20℃でもっとも高く、30℃が次ぎ、10℃で低く、いずれの水温においても貧栄養条件よりも富栄養条件で高くなる傾向が認められた。フロロタンニン含有率は、富栄養条件よりも貧栄養条件で高くなる傾向が認められたが、富栄養条件では水温による変化が認められないのに対して、貧栄養条件では10℃よりも20~30℃で低くなった。また、上部と下部で比較すると、10℃の両条件と20℃の富栄養条件では下部よりも上部が高い傾向が認められたのに対して、20℃の貧栄養条件および30℃の両条件では下部よりも上部が低くなる傾向が認められた。このように、ヤツマタモクのフロロタンニン含有率は、天然海域の栄養塩濃度では、特に主枝の上部において、高水温によって低下することが明らかになった。この結果、植食動物によって摂食されやすくなるか否かについては今後の課題である。
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京都府阿蘇海のアマモ場における海藻の繁茂と植食性魚類の摂食痕
京都府阿苏海的鳗草床中海藻的生长和草食性鱼类的摄食痕迹
DOI:
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发表时间:
2012
期刊:
影响因子:
--
作者:
[遠藤 光, 山本圭吾, 西垣友和, 竹野功璽]
通讯作者:
竹野功璽
DOI:
10.1007/s10811-012-9891-4
发表时间:
2013-04-01
期刊:
JOURNAL OF APPLIED PHYCOLOGY
影响因子:
3.3
作者:
[Gao, Xu, Endo, Hikaru, Agatsuma, Yukio]
通讯作者:
Agatsuma, Yukio
DOI:
10.1007/s10811-012-9861-x
发表时间:
2013-02-01
期刊:
JOURNAL OF APPLIED PHYCOLOGY
影响因子:
3.3
作者:
[Gao, Xu, Endo, Hikaru, Agatsuma, Yukio]
通讯作者:
Agatsuma, Yukio
DOI:
10.1007/s10811-013-0002-y
发表时间:
2013-12-01
期刊:
JOURNAL OF APPLIED PHYCOLOGY
影响因子:
3.3
作者:
[Endo, Hikaru, Nishigaki, Tomokazu, Takeno, Koji]
通讯作者:
Takeno, Koji
褐藻ワカメ野生集団に由来する幼胞子体の生理生態学的特徴の地理的相違
褐藻野生群体幼孢子体生理生态特征的地理差异
DOI:
--
发表时间:
2012
期刊:
影响因子:
--
作者:
[高旭, 遠藤 光, 吾妻行雄, 谷口和也]
通讯作者:
谷口和也
共 8 条
窒化ニオブチタン配線層と窒化アルミニウム障壁を用いたサブミリ波SIS素子の開発
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批准号:06J11365
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.79万
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财政年份:2006
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负责人:遠藤 光
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依托单位:
国内基金
海外基金
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基于自由水-结合水动态转化的外场辅助海藻酸盐水凝胶靶向去除有机磷机制及调控策略
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批准号:2026JJ50485
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项目类别:省市级项目
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资助金额:--
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批准年份:2026
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负责人:张伟
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依托单位:
海藻酸钠/蚊叮草提取物天然抗菌复合材料的制备及性能评价
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批准号:
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项目类别:省市级项目
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资助金额:--
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批准年份:2026
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负责人:吴官正
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依托单位:
基于“郁痰”理论探讨海藻消瘤胶囊调控ERα-PPARγ轴抑制PTC细胞代谢失衡的作用机制
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批准号:JCZRLH202601582
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项目类别:省市级项目
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资助金额:--
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批准年份:2026
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负责人:
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依托单位:
海藻酸钠基环保胶粘剂的材料制备与艺术化纸筒设计协同开发
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批准号:
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项目类别:省市级项目
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资助金额:--
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批准年份:2026
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负责人:杨清
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依托单位:
聚乙烯醇/纳米银-海藻酸钠双网络水凝胶的制备及吸附水体有机污染物研究
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批准号:
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项目类别:省市级项目
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资助金额:--
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批准年份:2026
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负责人:郭凌媛
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依托单位:
基于大豆分离蛋白-海藻酸钠油凝胶体系的湘西腊肠减脂研究与营养健康考察
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批准号:2025JJ60154
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项目类别:省市级项目
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批准年份:2025
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负责人:陈益春
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依托单位:
酪蛋白改性调控钙-酸诱导海藻酸钠双网
络凝胶结构及其对神经营养肽递送的稳
态机制研究
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批准号:
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项目类别:省市级项目
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资助金额:10.0万元
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批准年份:2025
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负责人:赵甜甜
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依托单位:
海藻共栖黄杆菌Maribacter高效协同酶
解昆布多糖的分子机制和生态分布研究
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批准号:
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项目类别:省市级项目
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资助金额:10.0万元
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批准年份:2025
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负责人:蔡冠竟
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依托单位:
海洋生物资源创新利用与可持续发展-海藻寡糖生物资源创新利用与可持续发展
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批准号:2025C02088
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项目类别:省市级项目
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批准年份:2025
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负责人:蒋剑平
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依托单位:
桔小实蝇TPPs基因簇介导的海藻糖合成与利用机制
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批准号:
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项目类别:省市级项目
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批准年份:2025
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负责人:王佳
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依托单位: