免疫組織化学及び微細構造からみた筋無力症候群の神経伝達障害機序の解明
免疫組織化学及び微細構造からみた筋無力症候群の神経伝達障害機序の解明
批准号:
25461318
负责人:
吉村 俊朗
金额:
$3.16万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2013
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2013-04-01 至 2015-03-31
中文摘要
コハク酸シベンゾリンは、Vaughan Williamsらの分類でクラスⅠ型の作用を示し、活動電位の持続時間の延長及び高濃度において内向きCa2+電流の抑制作用を示す。本剤は、未変化体として尿中に55~62%が排泄され、腎機能低下の患者において、筋無力症状や低血糖を来すことが知られている。また、LEMSは電位依存性カルシウムチャンネルに対する抗体(抗VGCC抗体)により、神経筋伝達障害が生じる。そこで、コハク酸シベンゾリンの運動終板の変化とLEMSの運動終板の微細構造の変化を検討した。対象及び方法 : コハク酸シベンゾリンによる筋無力症状を呈した76歳女性。Harvey Marsland testで16%のWaning、テンシロンテスト陽性を示した。左上腕二頭筋から神経筋接合部の筋生検、また、抗VGCC抗体陽性のLEMS 5名からの筋生検がなされた。シベンゾリンによる筋無力症およびLEMSの運動終板でペルオキシダーゼでラベルしたバンガロトキシンの染色性は保たれ、アセチルコリン受容体の減少及び補体の沈着はなかった。微細構造の変化では、神経終末のサイズがシベンゾリンによる筋無力症症候群とLEMSで大きくなっていた。結論 : カルシウムの流入が抑制されることにより、一次シナプス間隙へのアセチルコリンの分泌が抑制され、代償的に神経終末の肥大が惹起されると推測される。今年度は、DOK-7をコードする遺伝子に変異を加えた、DOK-7欠損マウス、コントロールマウス、DOK-7過剰発現マウスの運動終板の微細構造を観察した。DOK-7欠損マウスにおいても、DOK-7過剰マウスともに運動終板の襞の形成が不十分であった。DOK-7が欠損しても、過剰であっても、後シナプスの形成に影響を及ぼし、かつ、神経終末にも影響を及ぼしうる。上記の結果は, 雑誌Scienceに掲載された(Arimura S, Okada T, Tezuka T, Chiyo T, Kasahara Y, Yoshimura T, Motomura M, Yoshida N, Beeson D, Takeda S, Yamanashi Y. Neuromuscular disease. DOK7 gene therapy benefits mouse models of diseases characterized by defects in the neuromuscular junction. Science. 2014 Sep 19 ; 345(6203) : 1505-8).
英文摘要
コハク酸シベンゾリンは、Vaughan Williamsらの分類でクラスⅠ型の作用を示し、活動電位の持続時間の延長及び高濃度において内向きCa2+電流の抑制作用を示す。本剤は、未変化体として尿中に55~62%が排泄され、腎機能低下の患者において、筋無力症状や低血糖を来すことが知られている。また、LEMSは電位依存性カルシウムチャンネルに対する抗体(抗VGCC抗体)により、神経筋伝達障害が生じる。そこで、コハク酸シベンゾリンの運動終板の変化とLEMSの運動終板の微細構造の変化を検討した。対象及び方法 : コハク酸シベンゾリンによる筋無力症状を呈した76歳女性。Harvey Marsland testで16%のWaning、テンシロンテスト陽性を示した。左上腕二頭筋から神経筋接合部の筋生検、また、抗VGCC抗体陽性のLEMS 5名からの筋生検がなされた。シベンゾリンによる筋無力症およびLEMSの運動終板でペルオキシダーゼでラベルしたバンガロトキシンの染色性は保たれ、アセチルコリン受容体の減少及び補体の沈着はなかった。微細構造の変化では、神経終末のサイズがシベンゾリンによる筋無力症症候群とLEMSで大きくなっていた。結論 : カルシウムの流入が抑制されることにより、一次シナプス間隙へのアセチルコリンの分泌が抑制され、代償的に神経終末の肥大が惹起されると推測される。今年度は、DOK-7をコードする遺伝子に変異を加えた、DOK-7欠損マウス、コントロールマウス、DOK-7過剰発現マウスの運動終板の微細構造を観察した。DOK-7欠損マウスにおいても、DOK-7過剰マウスともに運動終板の襞の形成が不十分であった。DOK-7が欠損しても、過剰であっても、後シナプスの形成に影響を及ぼし、かつ、神経終末にも影響を及ぼしうる。上記の結果は, 雑誌Scienceに掲載された(Arimura S, Okada T, Tezuka T, Chiyo T, Kasahara Y, Yoshimura T, Motomura M, Yoshida N, Beeson D, Takeda S, Yamanashi Y. Neuromuscular disease. DOK7 gene therapy benefits mouse models of diseases characterized by defects in the neuromuscular junction. Science. 2014 Sep 19 ; 345(6203) : 1505-8).
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Prednisoloneが有効だった小児期発症のlimb-girdle型重症筋無力症の兄弟例
一名兄弟姐妹患有儿童期肢带型重症肌无力,泼尼松龙对其有效
DOI:
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发表时间:
2013
期刊:
神経治療学
影响因子:
--
作者:
[福留 隆泰, 田中 竜太, 安藤 直樹, 本村 政勝, 吉村 俊朗, 佐々木 征行, 西野 一三, 東 慶輝, 大野 欽司]
通讯作者:
大野 欽司
受動免疫性重症筋無力症ラットの神経筋接合部分子病態
被动免疫重症肌无力大鼠神经肌肉接头分子病理学
DOI:
--
发表时间:
2013
期刊:
影响因子:
--
作者:
[中村憲一郎, 熊本俊秀, 竹丸誠, 麻生泰弘, 本村政勝]
通讯作者:
本村政勝
入院中2度の筋無力症クリナーゼを起こし、繰り返しの単純血漿交換療法が有効であった抗MuSK抗体重症筋無力症の1例
抗MuSK抗体重症肌无力一例,住院期间两次出现肌无力,经反复单纯血浆置换治疗有效。
DOI:
--
发表时间:
2013
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Hideshi Kawakami, Hirofumi Maruyama, Hidefumi Ito, 熊本俊秀, 松本卓也,嶋崎晴雄ら, 本村政勝]
通讯作者:
本村政勝
放射性免疫測定法による筋特異的受容体型チロシンキナーゼ抗体測定キットの基礎的・臨床的検討
放射免疫法肌肉特异性受体酪氨酸激酶抗体测定试剂盒的基础与临床研究
DOI:
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发表时间:
2013
期刊:
医学と薬学
影响因子:
--
作者:
[本村政勝,中田るか,白石裕一,枡田智子,福田卓,徳田昌紘,中嶋秀樹,宮崎禎一郎,向野晃弘,前田泰宏,太田理絵,吉村俊祐,吉村俊朗,川上純,佐藤聡,辻畑光宏, 菊池強]
通讯作者:
菊池強
パーキンソン病患者の残存歯数と日常生活動作及び運動機能との関連
帕金森病患者剩余牙齿数量与日常生活活动及运动功能的关系
DOI:
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发表时间:
2013
期刊:
日本作業療法研究学会雑誌
影响因子:
--
作者:
[佐賀里 昭, 壱岐尾 優太, 立石 尚, 田平 隆行, 吉村 俊朗]
通讯作者:
吉村 俊朗
共 15 条
重症筋無力症の病態及び治療法の研究
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批准号:08670717
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$0.0万
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财政年份:1996
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负责人:吉村 俊朗
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依托单位:
海外基金