乳歯歯髄由来幹細胞における未分化維持機構の解明
乳歯歯髄由来幹細胞における未分化維持機構の解明
批准号:
25861993
负责人:
芝田 健二郎
金额:
$2.58万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2013
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2013-04-01 至 2015-03-31
中文摘要
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英文摘要
乳歯歯髄由来間葉系幹細胞(SHED細胞)は、抜去乳歯より採取することが可能な間葉系幹細胞であり、骨細胞への高い分化能を有しているため、骨組織の再生における幹細胞ソースとして非常に有用な幹細胞である。しかし、一般的に間葉系幹細胞は、in vitroの条件下で長期間培養することによって、多分化能が低下することが知られている。一方、Wntシグナルは、細胞増殖と分化などの細胞制御に関与しており、また、様々な幹細胞において、このWntシグナルの活性化が報告されている。そこで、本研究では、SHED細胞の可塑性制御機構に対するWntシグナル阻害剤の作用について検討を行った。in vitroにおける初期継代群(3~6代)および長期継代群(9~12代)の幹細胞マーカーの発現量について比較検討したところ、長期継代群では幹細胞のマーカーであるOct4、STRO1、SSEA4の発現が有意に低下していることが判明した。また、免疫不全マウスの頭部に作成した骨欠損部に、SHED細胞を移植するという移植実験では、長期継代群では誘導された骨組織量が有意に少ないことが判明した。しかし、長期継代群のSHED細胞に対してWntシグナル阻害剤を作用させたところ、Oct4、STRO1、SSEA4の発現が初期継代群における発現と同程度まで回復した。また移植実験においても、誘導される骨組織量を増加させることが判明した。以上の結果から、SHED細胞に対してWntシグナルを抑制することにより、幹細胞の可塑性が維持され、移植時における骨細胞への分化を促進させることが可能であることを明らかにした。
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