砂漠化前線地域における小規模農民および牧民の食料確保とレジリアンスに関する研究

荒漠化前沿地区小农牧民粮食安全与抵御能力研究

• 批准号: 25871064
• 负责人: 石本 雄大
• 金额: $ 2.91万
• 依托单位: Research Institute for Humanity and Nature
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
• 财政年份: 2013
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2013 至 2015
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-25871064/
• 关键词: レジリアンス; 食料安全保障; 砂漠化; 農民; 牧民; 食料確保; 小規模農民

本研究の目的は、砂漠化前線地域である半乾燥地域において小規模農民および牧民のレジリアンスを考察し、日常も災害後も砂漠化の悪循環へ陥らない食料確保システムを把握することであり、平成25～27年度に実施された。本研究では、人間社会におけるレジリアンスを3つに分けて検討した。1) 被害を受けぬよう日常的に準備し、改善する適応能力、2) 自然災害後にショックを回避・軽減し、被害を回復する対処能力、3) システムを再構築(トランスフォーム)する能力である。西アフリカおよび南部アフリカ半乾燥地における研究活動を通じて得られた本研究の成果を以下に示す。1) 適応 : 安定的な食料確保を可能とするための生業活動および人間関係の強化について考察した。具体的には、降雨変動への対応を可能にする代替作物の採用、日常生活を通したセーフティネットの強化を報告した。2) 対処 : 旱魃等による食料不足など危機的状況下における対処行動について分析し、成果を公表した。具体的には、救荒植物、セーフティネットの活用を報告した。3) 再構築 : 大旱魃により深刻な被害があった際の食料確保システムの再構築を考察し、成果を公表した。食料獲得活動の新規導入や、他者による労働補完などによる再構築を報告した。本研究の重要性は、砂漠化発生の原因となりうる食料獲得活動をレジリアンス概念を通して、活動主体である世帯・個人というミクロレベルで実証的に分析した点である。また、本研究の意義は、これまで国際機関・政府・NGOにより住民不在の支援が行われることの多かった砂漠化前線地域において、本研究の結果は住民生活の理解に貢献する点であり、住民を中心にすえた支援の礎となる。本研究の学術的な評価として、日本沙漠学会第24回学術大会ベストポスター賞(2013)、日本沙漠学会平成25年度奨励賞/片倉もとこ賞(2014)の受賞が挙げられる。

Purpose の this study は, sand desert front region で あ る semi-arid region に お い て small-scale farmers お よ び herdsmen の レ ジ リ ア ン ス を し, daily も も sand desert is changed after the disaster の 悪 cycle へ 陥 ら な い ensure food シ ス テ ム を grasp す る こ と で あ り, pp.47-53 25 ~ 27 year に be applied さ れ た. This study で におけるレジリア and human society におけるレジリア スを スを3 に に points けて検 discuss た. 1) murdered を by け ぬ よ う daily に prepare し, improve す る optimum 応 ability, 2) natural disasters に シ ョ ッ ク を avoid 軽 し reduction, murdered を reply す る 処 ability, 3) seaborne シ ス テ ム を to build (ト ラ ン ス フ ォ ー ム) す る ability で あ る. South west ア フ リ カ お よ び ア フ リ カ half dry に お け る research activities を tong じ て have ら れ た の results this study を に す indicated below. 1) Appropriate 応 : Stable な food ensures that を can possibly とするため <s:1> biological activities および human relationships <s:1> strengthen に, て て て て investigate た. Specific に は, rainfall - へ の 応 seaborne を may に す る instead of crops の use, daily life を し た セ ー フ テ ィ ネ ッ ト の strengthening を report し た. 2) 処 seaborne: hydro-engineering に よ る food shortage な ど crisis under the condition of に お け る 処 seaborne action に つ い し て analysis, results を male table し た. Specific reports on に に, famine relief plants, セ フティネット フティネット and the application of を are provided. 3) to build: big hydro-engineering に よ り deep な murdered が あ っ た interstate の ensure food シ ス テ ム の を male table to construct を investigation し, achievements し た. The new regulations for the food acquisition activity have been introduced to や, the labor of others has been supplemented to な <s:1> による, and then the を report has been reconstructed to た た. Importance of this study の は, sand desert 発 raw の reason と な り う る food get activity を レ ジ リ ア ン ス concept を tong し て, activity main body で あ る the 帯, personal と い う ミ ク ロ レ ベ ル で be card に analysis し た point で あ る. ま た, this research significance の は, こ れ ま で international machine masato, government, ngos に よ り inhabitants not do の support が わ れ る こ と の more か っ た desert is changed the front region に お い て results, this study の は residents life の understand に contribution す る point で あ り, inhabitants を center に す え た support の development と な る. This study の academic な review 価 と し て society back to 24 academic conference, Japan desert ベ ス ト ポ ス タ ー reward (2013), Japan society desert pp.47-53 25 annual bonus reward/piece of warehouse も と こ reward (2014) の who が 挙 げ ら れ る.

项目成果

Discussion on the Informal Safety Net by Mobile Phone in Southern Zambia

赞比亚南部手机非正式安全网探讨

• 作者: Yudai Ishimoto;Hidetoshi Miyazaki;Ueru Tanaka;Chieko Umetsu
• 通讯作者: Chieko Umetsu

ザンビア南部州トンガ農村における食生活-その季節性、地域性-

汤加农村、赞比亚南部的饮食习惯 - 季节性和地区特征 -

• 发表时间: 2014
• 期刊: Working Paper on Social-Eoological Resilience Series
• 作者: 山本雄大;石本雄大;宮嵜英寿;梅津千恵子
• 通讯作者: 梅津千恵子

Livelihoods change of pastoral community in arid land of Northwest India.

印度西北部干旱地区牧民社区的生计变化。

• 发表时间: 2015
• 作者: H. Miyazaki;KP Singh;Y. Uchiyama;H. Endo;Y. Ishimoto;U. Tanaka
• 通讯作者: U. Tanaka

衣食住からの発見 100万人のフィールドワーカーシリーズ11

食物、衣服和住所的发现：百万田野工人系列 11

• 发表时间: 2014
• 作者: Yudai Ishimoto;Hidetoshi Miyazaki;Ueru Tanaka;Chieko Umetsu;石本雄大 Ⅵ章分担執筆(佐藤靖明・村尾るみこ編)
• 通讯作者: 石本雄大 Ⅵ章分担執筆(佐藤靖明・村尾るみこ編)

サヘル地域農牧民の食料確保におけるレジリアンス －ブルキナファソ北東部I村での出稼ぎ導入の事例－

萨赫勒地区农牧民粮食保障的韧性——以布基纳法索东北部村庄 I 引入移民劳动力为例——

• 发表时间: 2013
• 期刊: 沙漠研究
• 作者: Y. Inoue;M. Umezaki;HW Jiang;Yuka Kanno;伊谷樹一（編著）;蒋 宏偉;伊谷樹一（分筆）;石本雄大，宮嵜英寿，梅津千恵子，田中樹
• 通讯作者: 石本雄大，宮嵜英寿，梅津千恵子，田中樹