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強い電子相関を示す有機伝導体の非線形熱電現象の探索

探索具有强电子相关性的有机导体中的非线性热电现象

基本信息

批准号：
08F08022
负责人：
寺崎一郎
金额：
$ 1.02万
依托单位：
Waseda University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2008
资助国家：
日本
起止时间：
2008 至 2009
项目状态：
已结题

项目摘要

本研究の目的は,(1)強相関電子系θ型BEDT-TTF塩のゼーベック係数およびペルチェ係数を電場,温度勾配の関数として精密に測定し,その非線形性特性を探索すること,(2)特に,交流発振状態における熱電係数の発振現象を見出し,(3)未知の非線形熱電現象を探索することである。第2年度である本年度の成果を以下に列挙する(1)θ型BEDT-TTF塩の非線形伝導状態における熱電効果の測定に成功した。得られた結果は電荷密度波がスライディングしているときに見せるそれに酷似しており、オンサガーの相反定理が破れているような振る舞いを見せる。この結果は、過去の非線形伝導状態での熱電現象を再検討させるものである。(2)θ型BEDT-TTF塩の急冷相の抵抗率と熱起電力の時間変化を測定し、この系の伝導電子が示すスピノーダル分解を定量的に解析した。このことにより電子の氷である電荷秩序相がどのような機構で成長するかについての示唆を与えることができた。(3)κ型BEDT-TTF塩において異常な誘電応答を発見した。これはダイマー分子においてダイマー内で電荷が不均化していることを示唆し、有機導体における新しいタイプの電荷自由度の発見である。この電荷自由度は電荷秩序を引き起こす分子間のクーロン相互作用という点でθ型BEDT-TTF塩と共通の物理が底流をなす。(4)κ型BEDT-TTF塩において圧力下での誘電応答の測定に成功した。圧力を精密に校正することで、これまで信じられていた電子相図を定性的に修正した。この研究は圧力下で引き起こされる超伝導の起源に深くかかわっていると思われる。

はの purpose, this study (1) strong phase masato type an electronics theta BEDT - the vera.ttf salt のゼーベック coefficient およびペルチェ coefficient を electric field, temperature hook with の masato number として precision にし, その nonlinear feature を explore すること, (2) に, communication 発 vibration state における thermoelectric coefficient の発を see out し vibration phenomena, (3) unknown の not line The conformal thermoelectric phenomenon を exploration するとであるとであるとである. 2 year であるをの achievements this year following に column 挙する (1) type theta BEDT - the vera.ttf salt の nonlinear 伝 guide state における thermoelectric sharper determination of fruit のに successful した. Results have られたは charge density wave がスライディングしているときに see せるそれに resembles しており, オンサガーの instead theorem が broken れているような vibration る dance いを see せる. The <s:1> <s:1> result <e:1>, the past <s:1> nonlinear 伝 conduction state で the thermoelectric phenomenon を and then 検 discuss the させる <s:1> であるであるであるである. (2) type theta BEDT - the vera.ttf salt の thermal phase との resistance rate on electricity の time - を determination し, この is の伝 guide electronic が shown すスピノーダル decomposition を quantitative analytical しにた. このことにより electronic の氷である charge order phase がどのような institutions grow でするかについての in stopping を and えることができた. (3)κ -type BEDT-TTF salt におにおて abnormal な inducement 応 answer を occurrence たたたこれはダイマー molecular においてダイマーで charge が inequality within the していることを business し, organic conductor における new しいタイプの charge freedom の発 see である. このを lead き up electrical charge dof は order こす intermolecular のクーロン interaction という point type で theta BEDT - the vera.ttf salt との common physical が underflow をなす. (4)κ -type BEDT-TTF salt におてて pressure で <s:1> inductance 応 answer <s:1> determination に successful たたた. Pressure を precision calibration すにることで, これまで letter じられていた electronic phase 図を qualitative に correction した. The study of the origin of でされる super伝 conduction of the nucleus under <s:1> pressure に the depth of く the わって the わって the わって the わって the わって the わって the わって the わって the わって the わって the わって the ると the ると the ると the ると the ると the ると and the thinking われる.