カイコ内在性シャペロンの機能解析とその組み換えタンパク質発現系への応用

家蚕内源伴侣的功能分析及其在重组蛋白表达系统中的应用

• 批准号: 08J03257
• 负责人: 山下 隼
• 金额: $ 1.15万
• 依托单位: Kyushu University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for JSPS Fellows
• 财政年份: 2008
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2008 至 2010
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-08J03257/
• 关键词: Heat shock factor; heat shock factor like protein; 熱ショック応答; BmHsp90; BmHsp90コシャペロン; カイコホルモンレセプター; 安定化; 転写活性; 核移行; カイコ; タンパク質発現系; 細胞質シャペロン; Hsp90; Cdc37; Fkbp59; Hop; p23

本年度は、Hspの転写活性因子BmHsf1と、他生物には無い、BmHsfllpについての機能を明らかとした。まず、培養細胞を用いて、これらを過剰発現すると、通常のBmHsp70のプロモーター活性がBmHsfl、BmHsfllpそれぞれで、コントロール区と比較して2.5、4倍上昇した。また、これらを過剰発現させた細胞に熱ショックを与え、活性値を経時的に観察した結果、その値に変化は見られなかった。他生物では、Hsflホモログは、通常、不活性化した状態で細胞質に局在しており、熱によって活性化すると共に、核移行し、Hsp geneの発現を促すことが報告されており、BmHsfl、BmHsfllpの性質は他生物と大きく異なる事が予測された。また、細胞内局在解析を行った結果、通常状態から核局在であることが明らかとなった。さらに、これらを恒常的に単独で過剰発現させる細胞を作製し、そのHsp geneの発現量を解析したところ、ほとんどHsp geneの発現量の増加は見られなかった。BmHsfl、BmHsfllpのDNA結合ドメインを用いて作製した活性型変異体を発現させても、恒常的にHsp geneの発現上昇は見られなかった。他生物では、熱ショックによるHsp geneの発現上昇は、Hsflの活性化とDNAの構造変化に制御されることが明らかとなっており、カイコでは特に後者の影響が強いのではないかと考えられた。以上より、カイコではHsfファミリータンパク質が2つ保存されている点、また、熱によって大きく活性化しない点において、カイコ特異的な熱ショック応答の制御機構が存在すると考えられる。その原因の1つとして、エピジェネティクスなHsp geneの発現制御が考えられ、このことは今回研究に用いたHsp geneやHsfがカイコのクロマチン研究の1つのツールになり得る可能性を示唆した。

今年，我们揭示了HSP的转录激活因子和BMHSFLLP的BMHSF1的功能，这些功能在其他生物体中找不到。首先，当培养的细胞过表达时，与对照部分相比，BMHSP70的正常启动子活性分别增加了2.5和4倍。此外，对这些细胞过表达的细胞进行热休克，并且随着时间的推移观察到活性值，并且在值中未发现变化。在其他生物体中，HSFL同源物通常在灭活状态下定位于细胞质，据报道被热和核转运物激活，促进HSP基因的表达，并且可以预测BMHSFL和BMHSFLLP的性质与其他生物体的性质有很大不同。此外，亚细胞定位分析表明，正常状态存在核定位。此外，产生了组成性过表达这些细胞的细胞并分析了HSP基因的表达水平，并且HSP基因的表达水平几乎没有增加。即使表达使用BMHSFL和BMHSFLLP的DNA结合结构域产生的活性突变体，也未观察到HSP基因的组成型升高表达。在其他生物体中，很明显，HSFL的激活和DNA中的结构变化控制了HSP基因表达的增加，并且人们认为后一种效应在蚕中特别强。从上面可以看出，有一种控制蚕蚕的热休克响应的机制，因为两个HSF家族蛋白在蚕中保守，因此它们没有被热量显着激活。原因之一是HSP基因表达的表观遗传调节，这表明本研究中使用的HSP基因和HSF可能是研究蚕中染色质的工具。

项目成果

カイコシャペロンホモログの機能解析とそのタンパク質発現系への応用

家蚕伴侣蛋白同源物的功能分析及其在蛋白质表达系统中的应用

• 发表时间: 2010
• 期刊: 電子ジャーナルEntomotech 34(掲載決定)
• 作者: 濱岡範光;ら;Tomoko Matsuda;Tomoko Matsuda;Tomoko Matsuda;Tomoko Matsuda;Tomoko Matsuda;Tomoko Matsuda;松田知子;松田知子;山下隼・洪善美・李在萬・河口豊・日下部宜宏
• 通讯作者: 山下隼・洪善美・李在萬・河口豊・日下部宜宏

カイコ・ホルモンレセプターに対するBmHSP90コシャペロンの機能解析

家蚕激素受体 BmHSP90 共伴侣蛋白的功能分析

• 发表时间: 2009
• 作者: 濱岡範光;ら;Tomoko Matsuda;Tomoko Matsuda;Tomoko Matsuda;Tomoko Matsuda;Tomoko Matsuda;Tomoko Matsuda;松田知子;松田知子;山下隼・洪善美・李在萬・河口豊・日下部宜宏;山下隼・門宏明・光延仁志・沢津橋俊・加藤茂明・李在萬・河口豊・日下部宜宏
• 通讯作者: 山下隼・門宏明・光延仁志・沢津橋俊・加藤茂明・李在萬・河口豊・日下部宜宏