抄物と中世の学問―五山僧と公家の交流―
抄物と中世の学問―五山僧と公家の交流―
批准号:
08J05943
负责人:
田中 志瑞子
金额:
$0.51万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2008
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2008 至 2009
中文摘要
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英文摘要
本年度は昨年度の研究成果を踏まえ、「春秋左氏伝」さらに「尚書」の抄物について研究を進めた。学術論文「清原家と「左伝」の抄物-両足院蔵「左伝抄」を通して-」(国語国文78-8)では、建仁寺両足院所蔵の左伝抄四本を取り上げ、各本の成立過程や、現存する「左伝抄」諸本との関係、清原家の学問に対する姿勢などについて論じた。両足院本左伝抄は、以下のような内容を持っている。A本・B本…清家文庫蔵『春秋経伝集解』の漢文抄(『春秋経伝集解講注』)と同じ本文を持つ。C本…清原宣賢講の聞書。D本…一栢現震講の聞書。上記四本のうち、一栢の抄であるD本にも清原家の関与が認められ、清原家は一栢の学説を学んだのではないかと推測される。宣賢の『左伝聴塵』には、一栢説の影響を受けた記述は見られなかったが、D本を通じて清原家の学問態度の一端、すなわち他者からも幅広く知識を得ようと努力する姿を指摘した点に、本論の意義があると思われる。「尚書」の抄物については、宣賢の『尚書聴塵』を研究対象とし、新注摂取の様相を調査中である。これまでの調査で、『尚書聴塵』は、新注の採用頻度が巻によって大きく異なることが明らかになっている。宣賢の学問の特色は新注を積極的に採用することだと言われるが、博士家の人間である宣賢が依るべきは古注であり、新注の採用は家学を否定することにもなりかねない。したがって宣賢がどのような意識で新注を採用していたかを探ることは、中世の学問を考える上で重要な意味を持つと言えよう。
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会议论文
清原家と「左伝」の抄物-両足院蔵「左伝抄」を通して-
清原家族和《佐传》摘录 - 通过良校院拥有的《佐传抄》-
DOI:
--
发表时间:
2009
期刊:
国語国文 78巻8号
影响因子:
--
作者:
[S.Shimomura, et al, 伊藤悟, Kuroha K., 田中志瑞子]
通讯作者:
田中志瑞子
清原宣賢の左伝抄について
关于清原信贤的佐传抄
DOI:
--
发表时间:
2008
期刊:
影响因子:
--
作者:
[岩崎陽一, 田中志瑞子]
通讯作者:
田中志瑞子
〔発表要旨〕清原宣賢の左伝抄について
[演讲摘要]关于清原信贤的佐传抄
DOI:
--
发表时间:
2009
期刊:
京都大学国文学論叢 第21号
影响因子:
--
作者:
[S.Shimomura, S.Bureekaew, S.Kitagawa, 伊藤悟, 田中志瑞子]
通讯作者:
田中志瑞子
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