サル前頭葉への低線量X線によるホルミシス効果:神経幹細胞の増殖と認知機能への影響
サル前頭葉への低線量X線によるホルミシス効果:神経幹細胞の増殖と認知機能への影響
批准号:
20659178
负责人:
武井 教使
金额:
$1.98万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research
财政年份:
2008
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2008 至 2009
中文摘要
前年度から引き続き、3頭の成熟アカゲザルに認知機能検査(遅延反応課題)を行った。ベースラインの認知機能検査を行った後、ムスカリン受容体阻害薬(スコポラミン)の認知機能への影響ならびにムスカリン受容体への占有率をPET測定にて調べた。スコポラミン(0.01 or 0.03mg/kg)は、サルに筋肉内注射にて投与された。認知機能検査とPET測定は、スコポラミン投与前と投与後(2,6,24,48時間後)におこなった。認知機能検査コントロールは、生理食塩水をスコポラミンの代わりに用いた。認知機能:全てのサルはスコポラミン投与2時間後、用量依存的に成績低下を示した。検査の反応時間は、コントロールとスコポラミン投与で変化がなく、スコポラミンは運動障害を起こすことなく認知障害を誘発する事が明らかになった。スコポラミン投与6時間後でも、認知障害が観られたが用量依存はなく程度も2時間後より軽いものであった。24時間後の認知機能は、完全に回復していた。PET測定:ムスカリン受容体に特異的に結合するトレーサー[11C]-3MPBを用いて、コントロール状態ならびに、スコポラミン投与後のPET測定を行った。コントロール状態と比較して、スコポラミンが誘発した[11C]-3MPBの結合低下を占有率とした。スコポラミン投与2,6時間後では、用量依存的なムスカリン受容体の占有が観られた。0.03mg/kgのスコポラミンのムスカリン受容体への占有率は、2時間後で80%以上であった。24時間後においても20%程度の占有が観られ、48時間後に占有が観られなくなった。スコポラミンが用量依存的に認知機能障害を誘発するのは過去の知見に合致する。この時、ムスカリン受容体が用量依存的に占有することをPETを用いて初めて証明した。また、24時間後では認知機能障害が観られないものの、スコポラミンの作用が持続していることも明らかになった。
英文摘要
前年度から引き続き、3頭の成熟アカゲザルに認知機能検査(遅延反応課題)を行った。ベースラインの認知機能検査を行った後、ムスカリン受容体阻害薬(スコポラミン)の認知機能への影響ならびにムスカリン受容体への占有率をPET測定にて調べた。スコポラミン(0.01 or 0.03mg/kg)は、サルに筋肉内注射にて投与された。認知機能検査とPET測定は、スコポラミン投与前と投与後(2,6,24,48時間後)におこなった。認知機能検査コントロールは、生理食塩水をスコポラミンの代わりに用いた。認知機能:全てのサルはスコポラミン投与2時間後、用量依存的に成績低下を示した。検査の反応時間は、コントロールとスコポラミン投与で変化がなく、スコポラミンは運動障害を起こすことなく認知障害を誘発する事が明らかになった。スコポラミン投与6時間後でも、認知障害が観られたが用量依存はなく程度も2時間後より軽いものであった。24時間後の認知機能は、完全に回復していた。PET測定:ムスカリン受容体に特異的に結合するトレーサー[11C]-3MPBを用いて、コントロール状態ならびに、スコポラミン投与後のPET測定を行った。コントロール状態と比較して、スコポラミンが誘発した[11C]-3MPBの結合低下を占有率とした。スコポラミン投与2,6時間後では、用量依存的なムスカリン受容体の占有が観られた。0.03mg/kgのスコポラミンのムスカリン受容体への占有率は、2時間後で80%以上であった。24時間後においても20%程度の占有が観られ、48時間後に占有が観られなくなった。スコポラミンが用量依存的に認知機能障害を誘発するのは過去の知見に合致する。この時、ムスカリン受容体が用量依存的に占有することをPETを用いて初めて証明した。また、24時間後では認知機能障害が観られないものの、スコポラミンの作用が持続していることも明らかになった。
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Relationship between muscarinic receptor occupancy by scopolamine and cognitive impairment: A PET study with [11C]3-MPB in conscious monkeys.
东莨菪碱占据毒蕈碱受体与认知障碍之间的关系:在清醒猴子中使用 [11C]3-MPB 进行的 PET 研究。
DOI:
--
发表时间:
2009
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Yamamoto S, (4名省略) Mori N, Tsukada H.]
通讯作者:
Tsukada H.
DOI:
10.1371/journal.pone.0002283
发表时间:
2008-05-28
期刊:
PloS one
影响因子:
3.7
作者:
[Iwata Y, Suzuki K, Wakuda T, Seki N, Thanseem I, Matsuzaki H, Mamiya T, Ueki T, Mikawa S, Sasaki T, Suda S, Yamamoto S, Tsuchiya KJ, Sugihara G, Nakamura K, Sato K, Takei N, Hashimoto K, Mori N]
通讯作者:
Mori N
DOI:
10.1523/jneurosci.1179-08.2008
发表时间:
2008-05-28
期刊:
JOURNAL OF NEUROSCIENCE
影响因子:
5.3
作者:
[Sekine, Yoshimoto, Ouchi, Yasuomi, Cadet, Jean L.]
通讯作者:
Cadet, Jean L.
Perinatal asphyxia reduces dentate granule cells and exacerbates methamphetamine induced hyperlocomotion in adulthood
围产期窒息减少齿状颗粒细胞并加剧甲基苯丙胺引起的成年期过度运动
DOI:
--
发表时间:
2008
期刊:
PLoS ONE 3
影响因子:
--
作者:
[Wakuda T, Matsuzaki H, Suzuki K, Iwata Y, Shinmura C, Suda S, et al.]
通讯作者:
et al.
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