最終融氷期における北太平洋中層貧酸素イベントと表層環境変動とのリンケージの解明
最終融氷期における北太平洋中層貧酸素イベントと表層環境変動とのリンケージの解明
批准号:
20710007
负责人:
佐川 拓也
金额:
$2.33万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2008
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2008 至 2010
中文摘要
北海道十勝沖の水深1200mより採取されたGH02-1030海底コアに関して底生・浮遊性有孔虫殻の化学分析(酸素同位体比, Mg/Ca分析)を行った。GH02-1030コアは既に年代モデルが確立されており, 過去2万4千年前以降の記録を保持している。最終氷期から完新世への移行期である融氷期に保存されている平行葉理と, 海洋表層・中層の環境変化との関係を調べるために, 古水温・古塩分の復元を行った。底生有孔虫のMg/Caは融氷期の約1万5千年前に増加し, 1万2千年前に向けて低下した後, 1万1千年前に再び上昇する。このことは, 中層水の水温が2℃程度の範囲で上下したことを示している。酸素同位体比の結果を合わせて考えると, 水温が上昇した時期には, 同時に塩分も上昇していることが明らかになった。このような水温と塩分が同時に上昇する層準には平行葉理が保存されており, 中層水の溶存酸素濃度が著しく低下したことを示している。一方, 浮遊性有孔虫の分析結果からは, 1万5千年前の平行葉理に先立って表層の塩分が急激に低下したことが明らかになった。過去数十年の観測結果から, 北太平洋中層水の循環強度は表層環境の変化と密接に関係することが示されており, 表層塩分も中層循環に影響を与える要素の一つである。これらのことから, 融氷期の平行葉理の形成は, 表層塩分の低下よって中層循環が弱化した結果, 溶存酸素に富んだ冷たく塩分の低い中層水の供給が低下し, 底生生物の活動を抑制したことで引き起こされたものと考えることができる。
英文摘要
北海道十勝沖の水深1200mより採取されたGH02-1030海底コアに関して底生・浮遊性有孔虫殻の化学分析(酸素同位体比, Mg/Ca分析)を行った。GH02-1030コアは既に年代モデルが確立されており, 過去2万4千年前以降の記録を保持している。最終氷期から完新世への移行期である融氷期に保存されている平行葉理と, 海洋表層・中層の環境変化との関係を調べるために, 古水温・古塩分の復元を行った。底生有孔虫のMg/Caは融氷期の約1万5千年前に増加し, 1万2千年前に向けて低下した後, 1万1千年前に再び上昇する。このことは, 中層水の水温が2℃程度の範囲で上下したことを示している。酸素同位体比の結果を合わせて考えると, 水温が上昇した時期には, 同時に塩分も上昇していることが明らかになった。このような水温と塩分が同時に上昇する層準には平行葉理が保存されており, 中層水の溶存酸素濃度が著しく低下したことを示している。一方, 浮遊性有孔虫の分析結果からは, 1万5千年前の平行葉理に先立って表層の塩分が急激に低下したことが明らかになった。過去数十年の観測結果から, 北太平洋中層水の循環強度は表層環境の変化と密接に関係することが示されており, 表層塩分も中層循環に影響を与える要素の一つである。これらのことから, 融氷期の平行葉理の形成は, 表層塩分の低下よって中層循環が弱化した結果, 溶存酸素に富んだ冷たく塩分の低い中層水の供給が低下し, 底生生物の活動を抑制したことで引き起こされたものと考えることができる。
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DOI:
10.1029/2008gc001974
发表时间:
2008-08-19
期刊:
GEOCHEMISTRY GEOPHYSICS GEOSYSTEMS
影响因子:
3.5
作者:
[Greaves, M., Caillon, N., Wilson, P. A.]
通讯作者:
Wilson, P. A.
Reconstruction of vertical thermal structure in the western North Pacific~Multi- species and- size analysis of planktonic foraminifera~
北太平洋西部垂直热力结构重建~浮游有孔虫的多物种及大小分析~
DOI:
--
发表时间:
2008
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Sagawa T., Murayama M., Ikehara M., Okamura K., Horikawa K., and Onodera J.]
通讯作者:
and Onodera J.
The Latitudinal and Vertical Thermal Distribution Change from the Last Glacial Maximum in the Western North Pacific
西北太平洋末次盛冰期以来的纬向和垂直热分布变化
DOI:
--
发表时间:
2008
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Sagawa T., Murayama M., Ikehara M., Okamura K., and ObaT.]
通讯作者:
and ObaT.
Siliceous microplankton assemblages and the paleoceanographic application in the Gulf of Tosa, South Japan
南日本土佐湾硅质微型浮游生物组合及其古海洋学应用
DOI:
--
发表时间:
2008
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Onodera J., Murayama M., Okamura K., Horikawa K., and Sagawa T.]
通讯作者:
and Sagawa T.
DOI:
10.1029/2008gl035133
发表时间:
2008-12
期刊:
Geophysical Research Letters
影响因子:
5.2
作者:
[T. Sagawa;K. Ikehara]
通讯作者:
T. Sagawa;K. Ikehara
熱帯太平洋における東西非対称性の発達過程と全球寒冷化の関係解明
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批准号:22K12344
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.75万
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财政年份:2022
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负责人:佐川 拓也
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依托单位:
国内基金
海外基金
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西北太平洋热带气旋对东亚副热带西风急流的远距离影响研究
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批准号:2026JJ60418
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项目类别:省市级项目
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资助金额:--
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批准年份:2026
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负责人:王天驹
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依托单位:
西北太平洋台风眼墙非对称对流活动特征及其对风雨分布影响研究
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批准号:ZJMY25D050004
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项目类别:省市级项目
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资助金额:--
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批准年份:2025
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负责人:焦宝峰
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依托单位:
热带西北太平洋角柳珊瑚科系统分类学与分布格局研究
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批准号:42306102
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项目类别:青年科学基金项目
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资助金额:30万元
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批准年份:2023
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负责人:徐雨
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依托单位:
全球变暖背景下北太平洋中层环流演化及气候反馈机制研究
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批准号:42376032
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项目类别:面上项目
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资助金额:50万元
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批准年份:2023
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负责人:宫勋
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依托单位:
西北太平洋黑潮-亲潮交汇区颗粒有机碳的沉降和埋藏及其约束机制
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批准号:42376046
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项目类别:面上项目
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资助金额:51万元
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批准年份:2023
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负责人:姚鹏
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依托单位:
西北太平洋环流区砂壳纤毛虫生物地理分布及对全球变暖的响应
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批准号:42376142
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项目类别:面上项目
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资助金额:51万元
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批准年份:2023
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负责人:李海波
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依托单位:
西北太平洋一氧化碳的源汇格局、调控机制及气候效应
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批准号:42330402
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项目类别:重点项目
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资助金额:230万元
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批准年份:2023
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负责人:杨桂朋
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依托单位:
中中新世适宜期在西北太平洋的沉积响应和控制因素
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批准号:42376050
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项目类别:面上项目
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资助金额:51万元
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批准年份:2023
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负责人:蒋富清
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依托单位:
高空冷涡对西北太平洋台风路径异常的影响研究
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批准号:42305003
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项目类别:青年科学基金项目
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资助金额:30万元
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批准年份:2023
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负责人:闫梓宇
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依托单位:
亚中尺度过程对北太平洋副热带流涡区生物碳泵的增强作用
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批准号:42376154
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项目类别:面上项目
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资助金额:51万元
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批准年份:2023
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负责人:郭铭先
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依托单位: