TaxによるeEF1A2の誘導とそのHTLV-1によるT細胞がん化での役割の解明
TaxによるeEF1A2の誘導とそのHTLV-1によるT細胞がん化での役割の解明
批准号:
21590516
负责人:
稗島 州雄
金额:
$2.91万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2009
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2009 至 2011
中文摘要
タンパク翻訳伸長因子eEF1Aには神経と筋肉以外のほぼ全ての組織で発現しているeEF1A1と主に神経と筋肉で発現している亜型のeEF1A2が存在する。このeEF1A2が異所性に発現した場合、卵巣癌、肺癌、乳癌、肝癌など腫瘍性増殖に関わることが既に報告されている。我々はHTLV-1転写制御因子TaxがHTLV-1感染細胞株においてeEFIA2を特異的に発現誘導することを見出した。平成21年度までにeEF1A2の遺伝子導入でHTLV-1非感染T細胞株に有意な細胞増殖促進効果をもたらすこと、逆に、eEF1A2遺伝子のノックダウンにより有意な増殖抑制効果を認めることを報告した。HTLV-1非感染T細胞株にeEF1A2を導入すると各種アポトーシス誘導剤に対して抗アポトーシス活性の増強が観察されたことから、この活性が細胞増殖促進効果の一部を担っている可能性が示唆された。Tax発現HTLV-1感染細胞株を用いてeEF1A2遺伝子ノックダウンで変動する遺伝子群をRNAマイクロアレイ解析したところ、eEF1A2の発現低下に連動して発現低下する腫瘍関連遺伝子あるいは逆に発現上昇する腫瘍抑制遺伝子を同定するには至らなかった。これはeEF1A2が転写因子のように直接遺伝子を活性化するのではなく、シグナル調節因子としてタンパク質レベルでの修飾あるいは調節作用が主な作用であるためでないかと推測された。平成22年度はeEF1A2による増殖シグナル活性化経路の同定を中心に解析を進めたところ、eEF1A2導入HTLV-1非感染T細胞株ではTaxによるAKTのリン酸化やERK1/2のリン酸化が促進しておらず、その他のシグナル分子の関与が考えられた。
英文摘要
タンパク翻訳伸長因子eEF1Aには神経と筋肉以外のほぼ全ての組織で発現しているeEF1A1と主に神経と筋肉で発現している亜型のeEF1A2が存在する。このeEF1A2が異所性に発現した場合、卵巣癌、肺癌、乳癌、肝癌など腫瘍性増殖に関わることが既に報告されている。我々はHTLV-1転写制御因子TaxがHTLV-1感染細胞株においてeEFIA2を特異的に発現誘導することを見出した。平成21年度までにeEF1A2の遺伝子導入でHTLV-1非感染T細胞株に有意な細胞増殖促進効果をもたらすこと、逆に、eEF1A2遺伝子のノックダウンにより有意な増殖抑制効果を認めることを報告した。HTLV-1非感染T細胞株にeEF1A2を導入すると各種アポトーシス誘導剤に対して抗アポトーシス活性の増強が観察されたことから、この活性が細胞増殖促進効果の一部を担っている可能性が示唆された。Tax発現HTLV-1感染細胞株を用いてeEF1A2遺伝子ノックダウンで変動する遺伝子群をRNAマイクロアレイ解析したところ、eEF1A2の発現低下に連動して発現低下する腫瘍関連遺伝子あるいは逆に発現上昇する腫瘍抑制遺伝子を同定するには至らなかった。これはeEF1A2が転写因子のように直接遺伝子を活性化するのではなく、シグナル調節因子としてタンパク質レベルでの修飾あるいは調節作用が主な作用であるためでないかと推測された。平成22年度はeEF1A2による増殖シグナル活性化経路の同定を中心に解析を進めたところ、eEF1A2導入HTLV-1非感染T細胞株ではTaxによるAKTのリン酸化やERK1/2のリン酸化が促進しておらず、その他のシグナル分子の関与が考えられた。
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会议论文
Taxによる翻訳伸長因子eEFlA2の誘導とそのHTLV-1によるT細胞がん化での役割の解明
阐明Tax对翻译延伸因子eEFlA2的诱导及其在HTLV-1诱导的T细胞癌化中的作用
DOI:
--
发表时间:
2009
期刊:
影响因子:
--
作者:
[池田收, 安居輝人, 齊藤峰輝, 安居輝人, 齊藤峰輝, 齊藤峰輝, 安居輝人, 齊藤峰輝, 安居輝人, Saito M., 稗島州雄, 稗島州雄]
通讯作者:
稗島州雄
Tax発現HTLV-1感染T細胞における翻訳伸長因子eEFlA2の細胞増殖/生存における役割
表达Tax的HTLV-1感染的T细胞中翻译延伸因子eEFlA2在细胞增殖/存活中的作用
DOI:
--
发表时间:
2009
期刊:
影响因子:
--
作者:
[池田收, 安居輝人, 齊藤峰輝, 安居輝人, 齊藤峰輝, 齊藤峰輝, 安居輝人, 齊藤峰輝, 安居輝人, Saito M., 稗島州雄]
通讯作者:
稗島州雄
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