リベラル・ナショナリズム論の国際秩序構想への理論的応用――国際政治理論との架橋
リベラル・ナショナリズム論の国際秩序構想への理論的応用――国際政治理論との架橋
批准号:
09J02439
负责人:
白川 俊介
金额:
$0.51万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2009
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2009 至 2010
中文摘要
本研究の目的は現代リベラリズム論の新たな理論的潮流のひとつであるリベラル・ナショナリズム論から導出される公正な多文化共生世界の構想(国際秩序構想)の輪郭を明らかにし、その知見を、国際政治学の理論との対話を試みることで、両ディシプリンの架橋可能性を探ることにある。本年度はそのために、以下の3つのことを行った。まず、国際関係理論、特にいわゆる「英国学派」と呼ばれる議論に重要文献である次の2冊の翻訳作業である(いずれも共訳)。Linklater,A.and Suganami,H. The English School of International Relations : A Contemporary Reassessment(Cambridge : Cambridge University Press,2006)および、Shapcott,R.International Ethics : An Critical Introduction(Cambridge : Polity Press,2010)である。平成22年度中の公刊には間に合わなかったが、平成23年度中の刊行に向けて、鋭意努力しているところである。第2に、社会正義を論じる上での社会的連帯の基盤をどこに求めるべきかという問題について、国際秩序構想との関係で論じたものとして、「分断された社会における社会的連帯の源泉をめぐって-リベラル・ナショナリズム論を手がかりに-」を発表することができた。社会的連帯の源泉をネイションに求めることの妥当性を論証し、そこから導出される棲み分け型多文化共生世界の構想の理論的な望ましさを明らかにできた。なお本論文は、第一回政治思想学会研究奨励賞を受賞した。第3には、移民の受け入れの是非について規範的な観点から論じる試みとして、¢国境を越える人の移動に関する規範理論的一考察-リベラリズムと文化の関係性についての新たな解釈に基づいて-」を発表した。この論文では、従来のリベラリズム論では、国境開放が理論的に支持されていたが、リベラル・ナショナリズム論という新たなリベラリズム解釈からすれば、移民の受け入れについては、ある程度制限することをリベラルな観点から是認しうることを明らかにした。
英文摘要
本研究の目的は現代リベラリズム論の新たな理論的潮流のひとつであるリベラル・ナショナリズム論から導出される公正な多文化共生世界の構想(国際秩序構想)の輪郭を明らかにし、その知見を、国際政治学の理論との対話を試みることで、両ディシプリンの架橋可能性を探ることにある。本年度はそのために、以下の3つのことを行った。まず、国際関係理論、特にいわゆる「英国学派」と呼ばれる議論に重要文献である次の2冊の翻訳作業である(いずれも共訳)。Linklater,A.and Suganami,H. The English School of International Relations : A Contemporary Reassessment(Cambridge : Cambridge University Press,2006)および、Shapcott,R.International Ethics : An Critical Introduction(Cambridge : Polity Press,2010)である。平成22年度中の公刊には間に合わなかったが、平成23年度中の刊行に向けて、鋭意努力しているところである。第2に、社会正義を論じる上での社会的連帯の基盤をどこに求めるべきかという問題について、国際秩序構想との関係で論じたものとして、「分断された社会における社会的連帯の源泉をめぐって-リベラル・ナショナリズム論を手がかりに-」を発表することができた。社会的連帯の源泉をネイションに求めることの妥当性を論証し、そこから導出される棲み分け型多文化共生世界の構想の理論的な望ましさを明らかにできた。なお本論文は、第一回政治思想学会研究奨励賞を受賞した。第3には、移民の受け入れの是非について規範的な観点から論じる試みとして、¢国境を越える人の移動に関する規範理論的一考察-リベラリズムと文化の関係性についての新たな解釈に基づいて-」を発表した。この論文では、従来のリベラリズム論では、国境開放が理論的に支持されていたが、リベラル・ナショナリズム論という新たなリベラリズム解釈からすれば、移民の受け入れについては、ある程度制限することをリベラルな観点から是認しうることを明らかにした。
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リベラル・ナショナリズム論における多文化共生世界の構想-規範理論的視座から
自由民族主义理论中的多元文化共存世界观——基于规范理论的视角
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
影响因子:
--
作者:
[中川晋作, 吉川舞, 白川俊介, 白川俊介]
通讯作者:
白川俊介
分断された社会における社会的連帯の源泉をめぐって-リベラル・ナショナリズム論を手掛かりに-
论分裂社会中社会团结的源泉——基于自由民族主义理论——
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
影响因子:
--
作者:
[中川晋作, 吉川舞, 白川俊介, 白川俊介, 白川俊介]
通讯作者:
白川俊介
いまひとつの多文化共生世界の構想-リベラル・ナショナリズム論の視座から
多元文化共存世界的另一种构想——基于自由民族主义理论的视角
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
比較社会文化研究 27
影响因子:
--
作者:
[Mukai Y, Kojima H, Yoshikawa T, Kamei K, Yoshikawa M, Yamamoto TA, Yoshioka Y, Okada N, Seino S, Nakagawa S, 白川俊介]
通讯作者:
白川俊介
国境を越える人の移動に関する規範理論的-リベラリズムと文化の関係性についての新たな解釈に基づいて-
关于人员跨境流动的规范理论——基于对自由主义与文化关系的新解释——
DOI:
--
发表时间:
2011
期刊:
比較文化研究
影响因子:
--
作者:
[Yoshikawa M, Mukai Y, Shibata H, Yoshioka Y, Abe Y, Nomura T, Taniai M, Ohta T, Tsunoda S, Kamada H, Nakagawa S, Tsutsumi Y, 白川俊介]
通讯作者:
白川俊介
国境を越える人の移動に関する一考察-リベラリズム解釈と多文化共生世界の構想の変容という点から
人员跨境流动研究——以自由主义解读与多元文化世界观念转变为视角
DOI:
--
发表时间:
2009
期刊:
影响因子:
--
作者:
[中川晋作, 吉川舞, 白川俊介, 白川俊介, 白川俊介, 白川俊介, 白川俊介]
通讯作者:
白川俊介
共 11 条
A Philosophical Inquiry on a Construction of a Global Theory of Migration
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批准号:19K01465
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$1.83万
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财政年份:2019
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负责人:白川 俊介
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依托单位:
ナショナリティを軸とする公正な多文化共生の世界秩序に関する規範理論的研究
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批准号:11J09694
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.54万
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财政年份:2011
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负责人:白川 俊介
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依托单位:
海外基金