特定神経活動の光制御による行動発現
特定神経活動の光制御による行動発現
批准号:
09J03005
负责人:
常松 友美
金额:
$1.28万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2009
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2009 至 2010
中文摘要
本能行動のひとつである睡眠覚醒は個体のみで生じる生理現象であるために、その神経回路の動作原理を解明するためには、個体を用いた解析が必須である。そこで本研究では、睡眠覚醒の調節に非常に重要な役割を担っている視床下部に散在するオレキシン神経に光活性化タンパク質であるハロロドプシンを発現させる遺伝子改変マウスを作製し、in vivoにおいてその神経活動を人為的に制御することで、睡眠覚醒調節におけるオレキシン神経活動の役割を解明することを目的としている。免疫染色法を用いた解析によって、作製した遺伝子改変マウスでは、オレキシン神経特異的にハロロドプシンが発現していることを確認した。スライスパッチクランプ法によるin vitroの解析より、橙色光を照射することで約15mVの過分極応答を誘導し、完全に自発発火を抑制出来ることを確認した。この遺伝子改変マウスから脳波および筋電図を記録することで、睡眠覚醒ステージを判定しながら、両側視床下部に刺入した光ファイバーを介し、任意のタイミングでオレキシン神経を1分間橙色光刺激により抑制したところ、徐々に筋電位が小さくなると同時に脳波では徐波成分の増加が観察された。また、それに伴いオレキシン神経の投射先であり、覚醒中枢として知られている縫線核のセロトニン神経の活動も同時に抑制されることを細胞外記録によって確認した。このことはオレキシン神経活動を特異的に抑制すると、その下流の神経活動が低下し、結果として徐波睡眠を誘導しうることを示唆している。本研究により、ハロロドプシンが特定神経の活動を抑制するツールとして非常に有用であること、さらに個体における特定神経活動を制御することによって特定の行動を制御出来ることを示唆しており、個体での睡眠覚醒調節機構の動作原理への理解が大きく深まったと考えられる。
英文摘要
本能行動のひとつである睡眠覚醒は個体のみで生じる生理現象であるために、その神経回路の動作原理を解明するためには、個体を用いた解析が必須である。そこで本研究では、睡眠覚醒の調節に非常に重要な役割を担っている視床下部に散在するオレキシン神経に光活性化タンパク質であるハロロドプシンを発現させる遺伝子改変マウスを作製し、in vivoにおいてその神経活動を人為的に制御することで、睡眠覚醒調節におけるオレキシン神経活動の役割を解明することを目的としている。免疫染色法を用いた解析によって、作製した遺伝子改変マウスでは、オレキシン神経特異的にハロロドプシンが発現していることを確認した。スライスパッチクランプ法によるin vitroの解析より、橙色光を照射することで約15mVの過分極応答を誘導し、完全に自発発火を抑制出来ることを確認した。この遺伝子改変マウスから脳波および筋電図を記録することで、睡眠覚醒ステージを判定しながら、両側視床下部に刺入した光ファイバーを介し、任意のタイミングでオレキシン神経を1分間橙色光刺激により抑制したところ、徐々に筋電位が小さくなると同時に脳波では徐波成分の増加が観察された。また、それに伴いオレキシン神経の投射先であり、覚醒中枢として知られている縫線核のセロトニン神経の活動も同時に抑制されることを細胞外記録によって確認した。このことはオレキシン神経活動を特異的に抑制すると、その下流の神経活動が低下し、結果として徐波睡眠を誘導しうることを示唆している。本研究により、ハロロドプシンが特定神経の活動を抑制するツールとして非常に有用であること、さらに個体における特定神経活動を制御することによって特定の行動を制御出来ることを示唆しており、個体での睡眠覚醒調節機構の動作原理への理解が大きく深まったと考えられる。
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Optical control of orexin neurons using transgenic mice in which orexin neurons express a light-activated protein, halorhodopsin
使用转基因小鼠对食欲素神经元进行光学控制,其中食欲素神经元表达光激活蛋白盐视紫红质
DOI:
--
发表时间:
2009
期刊:
影响因子:
--
作者:
[大野憲一, 澤田達男, 常松友美]
通讯作者:
常松友美
覚醒維持におけるオレキシンニューロン活動の生理的役割
食欲素神经元活动在维持清醒中的生理作用
DOI:
--
发表时间:
2011
期刊:
影响因子:
--
作者:
[常松友美, 富永真琴, 山中章弘]
通讯作者:
山中章弘
絶水に伴う体液恒常性危機に対処する神経機構の解明
阐明应对与缺水相关的液体稳态危机的神经机制
DOI:
--
发表时间:
2009
期刊:
影响因子:
--
作者:
[大野憲一, 澤田達男, 常松友美, 常松友美]
通讯作者:
常松友美
Optogenetic silencing of orexin neurons induces slow wave sleep in mice
食欲素神经元的光遗传学沉默诱导小鼠慢波睡眠
DOI:
--
发表时间:
2011
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Tsunematsu T, Yamanaka A]
通讯作者:
Yamanaka A
New approaches for the study of orexin functions
研究食欲素功能的新方法
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
J Neuroendocrinol
影响因子:
3.2
作者:
[Yamanaka A, Tsunematsu T.]
通讯作者:
Tsunematsu T.
共 9 条
夢が読み出す記憶情報とその生理的役割の解明
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批准号:23K27262
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$6.91万
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财政年份:2024
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负责人:常松 友美
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依托单位:
夢が読み出す記憶情報とその生理的役割の解明
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批准号:23H02571
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$12.06万
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财政年份:2023
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负责人:常松 友美
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依托单位:
視床下部ペプチド作動性神経活動の光操作による本能行動発現制御
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批准号:11J03531
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.54万
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财政年份:2011
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负责人:常松 友美
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依托单位:
海外基金