肝癌における薬剤感受性増強遺伝子の同定とそれを用いた遺伝子治療法の開発
肝癌における薬剤感受性増強遺伝子の同定とそれを用いた遺伝子治療法の開発
批准号:
09J04162
负责人:
坂部 友彦
金额:
$1.34万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2009
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2009 至 2011
中文摘要
本年度は、平成22年度までに同定したIFN-α/5-FU感受性増強遺伝子について、IFN-α/5-FU治療に対する効果予測マーカーとしての可能性について検討を行った。併用療法を受けた17名の進行肝細胞癌患者の癌部における遺伝子発現と予後との相関を調べた結果、PRKAG2発現は、感受性患者において高い傾向が認められ、生存率とは有意な正の相関を示した。また、TGFBR2発現は、感受性患者において発現が有意に低く、生存率とは有意な負の相関を示し、本研究で得た結果に基づく予想とは逆の結果となった。TGFシグナルは、癌抑制と癌促進の相反する2種の機能を示すことが報告されている(Derynck R, et al. Nat Genet. 29 ; 117-129 ; 2001)。その為、進行肝癌患者においてTGFBR2発現やTGF-βシグナルは併用療法感受性よりも癌の悪性度や腫瘍の進展に寄与していることが示唆された。さらに、昨年度までにHepG2細胞で得られた結果について、他の肝細胞癌細胞株(HuH7、PLC/PRF/5)での確認を行った。その結果、HuH7においては、TGFBR2過剰発現によって、TGF-βシグナル活性化を介したIFN-α/5-FU併用効果増強を示した。一方、PLC/PRF/5においては、EXT1過剰発現による抗腫瘍効果増強が確認された。しかし、PLC/PRF/5は、IFN-α/5-FU処理による細胞内TGF-β1 mRNA発現亢進が生じない為、TGFBR2過剰発現による抗腫瘍効果増強は認められなかった。これらの結果から、本研究で同定した3遺伝子は、複数の肝癌細胞株においてIFN-α/5-FUによる抗腫瘍効果を増強することが示唆された。また、PRKAG2、TGFBR2については、IFN-α/5-FU併用療法に対する治療効果予測マーカーとして有用であることが示唆された。
英文摘要
本年度は、平成22年度までに同定したIFN-α/5-FU感受性増強遺伝子について、IFN-α/5-FU治療に対する効果予測マーカーとしての可能性について検討を行った。併用療法を受けた17名の進行肝細胞癌患者の癌部における遺伝子発現と予後との相関を調べた結果、PRKAG2発現は、感受性患者において高い傾向が認められ、生存率とは有意な正の相関を示した。また、TGFBR2発現は、感受性患者において発現が有意に低く、生存率とは有意な負の相関を示し、本研究で得た結果に基づく予想とは逆の結果となった。TGFシグナルは、癌抑制と癌促進の相反する2種の機能を示すことが報告されている(Derynck R, et al. Nat Genet. 29 ; 117-129 ; 2001)。その為、進行肝癌患者においてTGFBR2発現やTGF-βシグナルは併用療法感受性よりも癌の悪性度や腫瘍の進展に寄与していることが示唆された。さらに、昨年度までにHepG2細胞で得られた結果について、他の肝細胞癌細胞株(HuH7、PLC/PRF/5)での確認を行った。その結果、HuH7においては、TGFBR2過剰発現によって、TGF-βシグナル活性化を介したIFN-α/5-FU併用効果増強を示した。一方、PLC/PRF/5においては、EXT1過剰発現による抗腫瘍効果増強が確認された。しかし、PLC/PRF/5は、IFN-α/5-FU処理による細胞内TGF-β1 mRNA発現亢進が生じない為、TGFBR2過剰発現による抗腫瘍効果増強は認められなかった。これらの結果から、本研究で同定した3遺伝子は、複数の肝癌細胞株においてIFN-α/5-FUによる抗腫瘍効果を増強することが示唆された。また、PRKAG2、TGFBR2については、IFN-α/5-FU併用療法に対する治療効果予測マーカーとして有用であることが示唆された。
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肝癌細胞に対するIFN-alpha/5FU作用増強遺伝子の同定
增强 IFN-α/5FU 对肝癌细胞作用的基因的鉴定
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Toru Higaki, Shogo Azemoto, Kazufumi Kaneda, 岡林慶, Kunihiko Nishihashi, 坂部友彦, 坂部友彦, 坂部友彦, 坂部友彦]
通讯作者:
坂部友彦
肝細胞癌に対するIFN-α/5-FU併用療法の感受性増強遺伝子の同定と抗腫瘍効果増強機序の解析
增强IFN-α/5-FU联合治疗肝细胞癌敏感性的基因鉴定及增强抗肿瘤作用的机制分析
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Toru Higaki, Shogo Azemoto, Kazufumi Kaneda, 岡林慶, Kunihiko Nishihashi, 坂部友彦, 坂部友彦, 坂部友彦, 坂部友彦, 坂部友彦, Yamamoto SP, 坂部友彦, 山元誠司, 坂部友彦]
通讯作者:
坂部友彦
肝がん細胞に対するIFN-α/5-FU感受性増強遺伝子同定による新規治療法開発
通过鉴定增强 IFN-α/5-FU 对肝癌细胞敏感性的基因,开发新的治疗方法
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Toru Higaki, Shogo Azemoto, Kazufumi Kaneda, 岡林慶, Kunihiko Nishihashi, 坂部友彦, 坂部友彦, 坂部友彦]
通讯作者:
坂部友彦
肝癌細胞におけるIFN-α/5-FU感受性増強遺伝子による新規治療法開発
利用增强肝癌细胞 IFN-α/5-FU 敏感性的基因开发新的治疗方法
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Toru Higaki, Shogo Azemoto, Kazufumi Kaneda, 岡林慶, Kunihiko Nishihashi, 坂部友彦, 坂部友彦]
通讯作者:
坂部友彦
肝癌に対するIFN-α/5-FU併用によるアポトーシス誘導作用増強遺伝子の同定
增强IFN-α/5-FU组合对肝癌细胞凋亡诱导作用的基因鉴定
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Toru Higaki, Shogo Azemoto, Kazufumi Kaneda, 岡林慶, Kunihiko Nishihashi, 坂部友彦, 坂部友彦, 坂部友彦, 坂部友彦, 坂部友彦]
通讯作者:
坂部友彦
共 8 条
浸潤性肺腺癌における充実型亜型の形成・維持機構の解明と治療薬開発への応用
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批准号:22K08973
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.66万
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财政年份:2022
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负责人:坂部 友彦
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依托单位: