大規模干拓地における環境及び経営的に持続可能な農業生産システムの構築

在大规模开垦土地上建立环境和管理上可持续的农业生产体系

基本信息

批准号：
09J05246
负责人：
竹内重吉
金额：
$ 0.9万
依托单位：
Okayama University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2009
资助国家：
日本
起止时间：
2009 至 2010
项目状态：
已结题

项目摘要

我が国の畜産経営は、家畜排せつ物に由来する悪臭や水質汚染といった畜産環境問題の解決が課題とされている。この様な環境問題を解決するためには、畜産農家が行っている経営内農地への過剰な堆肥散布を中止し、これらの堆肥をすべて経営外へ販売する必要がある。そこで本研究では、特にこの問題が深刻化している岡山県笠岡湾干拓地の畜産農家(17戸)を対象に、環境保全型畜産経営の確立方策を検討した。堆肥の販売促進には輸送・散布・袋詰めなどの新たな販売サービスを行う必要がある。そして、これらの販売サービス行う労働力には、日中に発生している余剰労働力(10時～15時の5時間程度)が活用可能である。日中の余剰労働力のみを利用して堆肥販売を行うには、畜産農家間の協力によって堆肥販売に必要となる労働力を配分する必要がある。そこで、農家1戸当たり堆肥販売へ1人出役した場合(10時～15時の5時間/日)、堆肥販売へ参加する農家数に応じて各農家の負担がどの程度必要になるのか、分析を行った。対象地域において、現在堆肥の販売意向がある半数の農家が協力して販売を行った場合、農家1戸当たりが堆肥販売のために出役しなければならない日数は、月に9日間(11月～1月の繁忙期は16日間/月)であった。さらに、すべての農家が協力して販売を行った場合、農家1戸当たりの出役日数は4日間/月(11月～1月は8日間/月)に減少することを明らかにした。個々の畜産農家は、経営状況をはじめ、環境に対する意識や堆肥の利用状況、過剰散布の程度、つまり、環境へ及ぼす影響度が異なる。また、新たに共同で堆肥販売を行うにあたっては、供給する堆肥の量や、費用負担、労働負担の程度も異なることが予想される。今後は、このような個々の畜産農家の合意形成を可能とする販売システムや収益配分のあり方を検討し、農家間のネットワークを構築することが必要となる。

日本牲畜管理面临的挑战是解决牲畜环境问题，例如源自牲畜废物的气味和水污染。为了解决这些环境问题，有必要停止在管理层管理的农田上过多的堆肥喷雾，牲畜农民需要在业务之外出售所有这些堆肥。因此，这项研究检查了建立环境保护牲畜管理的措施，尤其是针对育菜农民（17个家庭），位于冈山县卡索卡湾的再生土地上，这个问题变得越来越严重。为了促进堆肥销售，需要新的销售服务，例如运输，喷涂和装袋。此外，白天发生的剩余劳动（从上午10点到下午3点大约5小时）可用于提供销售服务的劳动力。要仅在白天使用盈余劳动力出售堆肥，有必要通过牲畜农民之间的合作来分配堆肥销售所需的劳动力。因此，我们分析了每个农民的负担，具体取决于参与堆肥销售的农民数量（每天上午10点至下午3点）。在目标区域，如果目前打算出售堆肥的一半的农民共同参与销售产品，则每个农民必须参加的天数才能出售堆肥每月9天（从11月至1月的繁忙期间，每月16天）。此外，据透露，如果所有农民都合作出售，则每个农民的服务天数将减少到每月4天（从11月到1月，每月8天）。个体的牲畜农民在业务情况，环境意识，堆肥的使用情况，过度销量的程度以及对环境的影响方面有所不同。此外，当共同执行新的堆肥销售时，预计提供的堆肥数量，成本负担和人工负担将有所不同。将来，有必要考虑销售系统和收入分配方法，以使各个牲畜农民达成共识，并在农民之间建立网络。