高等植物における硝酸シグナルの伝達と応答の分子機構の解析
高等植物における硝酸シグナルの伝達と応答の分子機構の解析
批准号:
09J08651
负责人:
小西 美稲子
金额:
$1.79万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2009
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2009 至 2011
中文摘要
今年度は、NREに結合するとして単離したNBPタンパク質のin vivoでの解析を行った。まず、一過的発現系を用いたアッセイにより、NBPはNREに特異的に結合して転写を活性化する能力を持つことを示した。次に転写活性化能を強化したNBPを過剰発現する形質転換体を作出して硝酸誘導性遺伝子の発現を調べたところ、それらの発現レベルが上昇していた。これらのことから、NBPが植物体においてNREに結合して硝酸誘導性遺伝子の転写活性化を行うことが示された。次に、NBPの機能欠損の影響を調べるために、キメラリプレッサー型NBPを構築した。その形質転換体では生長が強く抑制され、硝酸応答性遺伝子の発現量が低下しており、窒素飢餓の際に誘導される遺伝子の発現が上昇していた。以上から、NBPの機能を抑制することで硝酸応答が抑制された結果、窒素飢餓状態になり、生長に影響が出たと考えられた。また、キメラリプレッサー型NBPによって発現が抑制される遺伝子にはアンモニア同化に関わる主要な酵素の遺伝子も含まれており、硝酸シグナルが窒素同化全体を制御していることが示唆された。最後に、硝酸シグナルを受ける領域の決定を行った。NBPのN末端側の機能未知領域をバクテリアのDNA結合タンパク質LexAに融合させた合成転写因子を作成し、これを構成的に発現する形質転換体を作出した。この形質転換体において、硝酸存在下でのみ転写活性化が見られたことから、N末端側の機能未知領域が硝酸応答を制御していることが明らかとなった。以上のことから、NBPが硝酸により転写後修飾を受けて活性化され硝酸誘導性遺伝子の発現を引き起こす因子であること、その機能は植物の生長に重要であることが示された。
英文摘要
今年度は、NREに結合するとして単離したNBPタンパク質のin vivoでの解析を行った。まず、一過的発現系を用いたアッセイにより、NBPはNREに特異的に結合して転写を活性化する能力を持つことを示した。次に転写活性化能を強化したNBPを過剰発現する形質転換体を作出して硝酸誘導性遺伝子の発現を調べたところ、それらの発現レベルが上昇していた。これらのことから、NBPが植物体においてNREに結合して硝酸誘導性遺伝子の転写活性化を行うことが示された。次に、NBPの機能欠損の影響を調べるために、キメラリプレッサー型NBPを構築した。その形質転換体では生長が強く抑制され、硝酸応答性遺伝子の発現量が低下しており、窒素飢餓の際に誘導される遺伝子の発現が上昇していた。以上から、NBPの機能を抑制することで硝酸応答が抑制された結果、窒素飢餓状態になり、生長に影響が出たと考えられた。また、キメラリプレッサー型NBPによって発現が抑制される遺伝子にはアンモニア同化に関わる主要な酵素の遺伝子も含まれており、硝酸シグナルが窒素同化全体を制御していることが示唆された。最後に、硝酸シグナルを受ける領域の決定を行った。NBPのN末端側の機能未知領域をバクテリアのDNA結合タンパク質LexAに融合させた合成転写因子を作成し、これを構成的に発現する形質転換体を作出した。この形質転換体において、硝酸存在下でのみ転写活性化が見られたことから、N末端側の機能未知領域が硝酸応答を制御していることが明らかとなった。以上のことから、NBPが硝酸により転写後修飾を受けて活性化され硝酸誘導性遺伝子の発現を引き起こす因子であること、その機能は植物の生長に重要であることが示された。
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Identification of a novel nitrate-responsive cis-element in the nitrite reductase gene promoter from Arabidopsis
拟南芥亚硝酸还原酶基因启动子中新型硝酸盐响应顺式元件的鉴定
DOI:
--
发表时间:
2009
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Mineko Konishi, Shuichi Yanagisawa, 小西美稲子, 小西美稲子, 小西美稲子]
通讯作者:
小西美稲子
亜硝酸還元酵素遺伝子プロモーター上の硝酸応答配列の解析
亚硝酸还原酶基因启动子上硝酸盐响应元件的分析
DOI:
--
发表时间:
2009
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Mineko Konishi, Shuichi Yanagisawa, 小西美稲子]
通讯作者:
小西美稲子
DOI:
10.1093/pcp/pcr033
发表时间:
2011-05-01
期刊:
PLANT AND CELL PHYSIOLOGY
影响因子:
4.9
作者:
[Konishi, Mineko, Yanagisawa, Shuichi]
通讯作者:
Yanagisawa, Shuichi
シロイヌナズナ硝酸還元酵素遺伝子NIA1の発現制御機構の解析
拟南芥硝酸还原酶基因NIA1表达调控机制分析
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
影响因子:
--
作者:
[小西美稲子, 柳澤修一, 小西美稲子]
通讯作者:
小西美稲子
DOI:
10.1016/j.bbrc.2011.07.008
发表时间:
2011-08-12
期刊:
BIOCHEMICAL AND BIOPHYSICAL RESEARCH COMMUNICATIONS
影响因子:
3.1
作者:
[Konishi, Mineko, Yanagisawa, Shuichi]
通讯作者:
Yanagisawa, Shuichi
共 10 条
高等植物におけるアミノ酸をシグナルとする遺伝子発現抑制機構の解明
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批准号:19K05752
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.75万
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财政年份:2019
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负责人:小西 美稲子
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依托单位:
海外基金