有機分子の起源:微惑星・隕石海洋爆撃による大量生成説の検証実験
有機分子の起源:微惑星・隕石海洋爆撃による大量生成説の検証実験
批准号:
21340162
负责人:
中沢 弘基
金额:
$7.9万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
财政年份:
2009
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2009 至 2010
中文摘要
生命起源に関する「有機分子ビッグバン説」(中沢、2006*)を実験的に証明するのが本研究の第一の目的である。そこで(1a)隕石海洋衝突を模擬した衝撃実験と、(1b)衝突蒸発雲を想定したガスー鉱物反応実験を行った。第二の目的は、生成したアミノ酸がタンパク質になる過程は海洋ではなく海底堆積物中で進行した、とする「生命の地下発生説(中沢、2006*)」を証明するために、(2a)グリシン、アラニンなど単独のアミノ酸および(2b)複数アミノ酸混合物を地下の高温高圧に相当する条件で処理する実験を行った。(1a)はNIMSの衝撃圧縮実験装置を用いた衝突再現実験、(1b)は東北大学における衝突蒸発雲内部を模擬するガス・固体反応実験である。それらの生成物は東北大学のLC-MSとGC-MSを用いて分析され、アミノ酸やカルボン酸など既に報告した分子種に加えて、低分子有機分子(メタン、エタン、ベンゼンなど炭化水素、およびメタノールなど)が生成されることが明らかとなり、衝突蒸気雲内部での反応がかなり解明された。(2a)の実験は、NIMSのベルト型高圧発生装置を用いて行われ、いかなる触媒も用いずにグリシンやアラニンが5量体までペプチド化すると共に、それらのアミノ酸やベプチチドが安定に存在し続けるためには堆積物中にアンモニアが多量に存在する環境が必要であることが判明した。この条件は40~38億年前にはあり得るので、(1a),(1b),(2a)の一連の研究によって、生命の起源に至る化学進化の道筋が相当に明らかとなった。(2b)の実験は東北大学のオートクレープおよびピストンシリンダー高圧発生装置で行われ、2種以上のアミノ酸の混合物では、単純系で生成されなかったペプチドが高温高圧状態で生成されることが明らかとなった。これらの成果は、論文として投稿中であり、国際学会(AbSciConやGoldschmidt会議など)ではすでに公表された。(*中沢弘基「生命の起源・地球が書いたシナリオ」新日本出版2006)
英文摘要
生命起源に関する「有機分子ビッグバン説」(中沢、2006*)を実験的に証明するのが本研究の第一の目的である。そこで(1a)隕石海洋衝突を模擬した衝撃実験と、(1b)衝突蒸発雲を想定したガスー鉱物反応実験を行った。第二の目的は、生成したアミノ酸がタンパク質になる過程は海洋ではなく海底堆積物中で進行した、とする「生命の地下発生説(中沢、2006*)」を証明するために、(2a)グリシン、アラニンなど単独のアミノ酸および(2b)複数アミノ酸混合物を地下の高温高圧に相当する条件で処理する実験を行った。(1a)はNIMSの衝撃圧縮実験装置を用いた衝突再現実験、(1b)は東北大学における衝突蒸発雲内部を模擬するガス・固体反応実験である。それらの生成物は東北大学のLC-MSとGC-MSを用いて分析され、アミノ酸やカルボン酸など既に報告した分子種に加えて、低分子有機分子(メタン、エタン、ベンゼンなど炭化水素、およびメタノールなど)が生成されることが明らかとなり、衝突蒸気雲内部での反応がかなり解明された。(2a)の実験は、NIMSのベルト型高圧発生装置を用いて行われ、いかなる触媒も用いずにグリシンやアラニンが5量体までペプチド化すると共に、それらのアミノ酸やベプチチドが安定に存在し続けるためには堆積物中にアンモニアが多量に存在する環境が必要であることが判明した。この条件は40~38億年前にはあり得るので、(1a),(1b),(2a)の一連の研究によって、生命の起源に至る化学進化の道筋が相当に明らかとなった。(2b)の実験は東北大学のオートクレープおよびピストンシリンダー高圧発生装置で行われ、2種以上のアミノ酸の混合物では、単純系で生成されなかったペプチドが高温高圧状態で生成されることが明らかとなった。これらの成果は、論文として投稿中であり、国際学会(AbSciConやGoldschmidt会議など)ではすでに公表された。(*中沢弘基「生命の起源・地球が書いたシナリオ」新日本出版2006)
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Last glacial-Holocine geochronology of sedimentcores from a high-altitude Tibetan lake based on AMC C-14 dating of plant fossils : Implications for paleoenvironmental reconstructions
基于植物化石 AMC C-14 测年的末次冰河-全新期西藏高海拔湖泊沉积物地质年代学:对古环境重建的启示
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
Chemical Geology
影响因子:
3.9
作者:
[Watanabe T., Matsunaka T., Nakamura T., Nishimura M., Izuya Y., Minami M., Nara Watanabe F., Kakegawa T., Wang J.B., Zhu L.P.]
通讯作者:
Zhu L.P.
隕石の後期中爆撃による有機物の生成
陨石轰击产生有机物
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
影响因子:
--
作者:
[古川善博, 大庭雅寛, 関根利守, 掛川武, 中沢弘基]
通讯作者:
中沢弘基
Enhanced biological nitrogen and sulfur cycles in the stratified 1.9Ga Gunflint ocean
1.9Ga 冈弗林特分层海洋中生物氮和硫循环的增强
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Ishida A., Hashizume K., Oba M., Kakegawa T.]
通讯作者:
Kakegawa T.
DOI:
10.1128/aem.00478-10
发表时间:
2010-05-01
期刊:
APPLIED AND ENVIRONMENTAL MICROBIOLOGY
影响因子:
4.4
作者:
[Kato, Shingo, Takano, Yoshinori, Yamagishi, Akihiko]
通讯作者:
Yamagishi, Akihiko
DOI:
10.1016/j.orggeochem.2009.11.008
发表时间:
2010-04
期刊:
Organic Geochemistry
影响因子:
3
作者:
[H. Naraoka;T. Uehara;S. Hanada;T. Kakegawa]
通讯作者:
H. Naraoka;T. Uehara;S. Hanada;T. Kakegawa
共 29 条
原始地球における有機分子の起源:13C固体炭素を用いた衝撃実験による検証
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批准号:19654083
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$2.24万
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财政年份:2007
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负责人:中沢 弘基
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依托单位:
海外基金