繊毛虫テトラヒメナのII型ミオシン非依存的な細胞質分裂メカニズムの解明
繊毛虫テトラヒメナのII型ミオシン非依存的な細胞質分裂メカニズムの解明
批准号:
10J00194
负责人:
杉田 真希
金额:
$0.45万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2010
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2010 至 2011
中文摘要
細胞質分裂に関わるミオシンの候補を見つけるために、Tetrahymena thermophilaのゲノム中に存在する13種類のミオシン遺伝子について、cDNA配列と一次構造の特徴を調べ、ミオシンの尾部の機能ドメインを詳細に検討した。その結果、これら13種類のミオシンが尾部の機能ドメインから3種類のサブグループに分かれること、既知のミオシンとは全く異なる新奇ミオシンであることなどが明らかになった。これらの研究成果を論文にまとめGene誌に投稿し、受理された。また、これらのミオシンのうち、テトラヒメナの細胞質分裂に関与するミオシンの候補として、特にコイルドコイルを持つMyo13に注目した。テトラヒメナのMyo13は尾部のコイルドコイルドメインによって、自己会合することで双極性のテトラマーを形成し、収縮力を発生させる可能性が期待される。すなわち、Myo13が細胞質分裂の際にテトラヒメナの収縮環を収縮させる可能性が考えられる。そこでMyo13の機能を検証するために、ソマティックノックアウト法を用いたMYO13機能阻害株の作成を試みた。MYO13遺伝子の5'UTRおよび開始コドンから1kb下流の領域のそれぞれ1.5kbの配列で薬剤マーカーであるパロモマイシン遺伝子を挟み、導入配列コンストラクトとした。このコンストラクトを遺伝子銃によってテトラヒメナ細胞の大核内に導入した結果、ノックアウトに相当する細胞を2株単離することに成功した。こうして得られたノックアウト株について、細胞質分裂への影響を調べた。ノックアウト株について、増殖速度、分裂細胞の形態、各細胞集団中の分裂細胞の頻度をそれぞれ調べたが、今のところ、野生株と異なる明確な表現型は得られていない。現在さらに異なる培養条件下の細胞を解析中である。また、Myo13の局在性を調べるために、Myo13に対するペプチド抗体の作製を試みた。しかし、この抗体はMyo13を特異的に認識しなかった。現在GFP融合Myo13の発現を試みている。
英文摘要
細胞質分裂に関わるミオシンの候補を見つけるために、Tetrahymena thermophilaのゲノム中に存在する13種類のミオシン遺伝子について、cDNA配列と一次構造の特徴を調べ、ミオシンの尾部の機能ドメインを詳細に検討した。その結果、これら13種類のミオシンが尾部の機能ドメインから3種類のサブグループに分かれること、既知のミオシンとは全く異なる新奇ミオシンであることなどが明らかになった。これらの研究成果を論文にまとめGene誌に投稿し、受理された。また、これらのミオシンのうち、テトラヒメナの細胞質分裂に関与するミオシンの候補として、特にコイルドコイルを持つMyo13に注目した。テトラヒメナのMyo13は尾部のコイルドコイルドメインによって、自己会合することで双極性のテトラマーを形成し、収縮力を発生させる可能性が期待される。すなわち、Myo13が細胞質分裂の際にテトラヒメナの収縮環を収縮させる可能性が考えられる。そこでMyo13の機能を検証するために、ソマティックノックアウト法を用いたMYO13機能阻害株の作成を試みた。MYO13遺伝子の5'UTRおよび開始コドンから1kb下流の領域のそれぞれ1.5kbの配列で薬剤マーカーであるパロモマイシン遺伝子を挟み、導入配列コンストラクトとした。このコンストラクトを遺伝子銃によってテトラヒメナ細胞の大核内に導入した結果、ノックアウトに相当する細胞を2株単離することに成功した。こうして得られたノックアウト株について、細胞質分裂への影響を調べた。ノックアウト株について、増殖速度、分裂細胞の形態、各細胞集団中の分裂細胞の頻度をそれぞれ調べたが、今のところ、野生株と異なる明確な表現型は得られていない。現在さらに異なる培養条件下の細胞を解析中である。また、Myo13の局在性を調べるために、Myo13に対するペプチド抗体の作製を試みた。しかし、この抗体はMyo13を特異的に認識しなかった。現在GFP融合Myo13の発現を試みている。
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会议论文
Unique sequences and predicted functions of myosins in Tetrahymena thermophila.
嗜热四膜虫肌球蛋白的独特序列和预测功能。
DOI:
--
发表时间:
2011
期刊:
Gene
影响因子:
3.5
作者:
[Sugita M, Iwataki Y, Nakano K, Numata O]
通讯作者:
Numata O
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