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経験論の観点からのドゥルーズ思想の研究 : 知覚・反復・虚構の問題系をめぐって

経験論の観点からのドゥルーズ思想の研究 : 知覚・反復・虚構の問題系をめぐって
经验主义视角下的德勒兹思想研究:关于知觉、重复与虚构问题
批准号:
10J02907
负责人:
堀 千晶
金额:
$0.51万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2010
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2010 至 2011

项目摘要

项目成果

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中文摘要
翻译
ジル・ドゥルーズ(1925-1995)の著作において、知覚・反復・虚構という三つの項がいかに組み合わさって、彼独自の思想を形成しているのかを明らかにするべく、本年度は主にドゥルーズのライプニッツ読解に焦点を当てながら研究を行った。まずライプニッツの『弁神論』の末尾にあらわれる「ピラミッド」の比喩を、ドゥルーズが、もろもろの可能世界同士のあいだの反復として取り上げていることを確認しながら、同時に、ドゥルーズがいかにライプニッツの可能世界論を読み換えているのかを明らかにした。そして、ドゥルーズによって読み換えられた結果として生じる、あらたな可能世界論の思想的内実を論じるのはもちろんのこと、ドゥルーズによる読み換えの方法じたいにも着目し、彼がもちいる読解の方法論的な原理を具体的なテクストに即して解明した。つまり、ドゥルーズの思考の「内容」と「方法」の双方を一気に問題にしたのである。こうした読み換えの原理は、ドゥルーズにおいて、たんにテクストを読解するための方法であるばかりでなく、実在の人物が自分自身の存在の社会的な「意味」を読み換え、自分の存在のあり方をいま現在とは別のものとしてつくりだす際の方法にも、直接かかわってくる。こうした存在の再構築を、その人物の未来の「フィクション」として位置づけることによって、ドゥルーズの読解原理と生存の美学とのかかわりを論じた。また本年度の研究を遂行するにあたっては、ドゥルーズの既刊の著作ばかりでなく、講義のテクストにも依拠したが、この講義は、近年研究者のあいだで関心が高まりつつも、いまだ本格的に取り組まれているとは言い難いテクストである。講義の研究をはじめながら、既刊の著作をあらたな角度から読む視座を獲得し、具体的な成果として結実させることることができたことも、本年度の大きな成果のひとつであった。
英文摘要
ジル・ドゥルーズ(1925-1995)の著作において、知覚・反復・虚構という三つの項がいかに組み合わさって、彼独自の思想を形成しているのかを明らかにするべく、本年度は主にドゥルーズのライプニッツ読解に焦点を当てながら研究を行った。まずライプニッツの『弁神論』の末尾にあらわれる「ピラミッド」の比喩を、ドゥルーズが、もろもろの可能世界同士のあいだの反復として取り上げていることを確認しながら、同時に、ドゥルーズがいかにライプニッツの可能世界論を読み換えているのかを明らかにした。そして、ドゥルーズによって読み換えられた結果として生じる、あらたな可能世界論の思想的内実を論じるのはもちろんのこと、ドゥルーズによる読み換えの方法じたいにも着目し、彼がもちいる読解の方法論的な原理を具体的なテクストに即して解明した。つまり、ドゥルーズの思考の「内容」と「方法」の双方を一気に問題にしたのである。こうした読み換えの原理は、ドゥルーズにおいて、たんにテクストを読解するための方法であるばかりでなく、実在の人物が自分自身の存在の社会的な「意味」を読み換え、自分の存在のあり方をいま現在とは別のものとしてつくりだす際の方法にも、直接かかわってくる。こうした存在の再構築を、その人物の未来の「フィクション」として位置づけることによって、ドゥルーズの読解原理と生存の美学とのかかわりを論じた。また本年度の研究を遂行するにあたっては、ドゥルーズの既刊の著作ばかりでなく、講義のテクストにも依拠したが、この講義は、近年研究者のあいだで関心が高まりつつも、いまだ本格的に取り組まれているとは言い難いテクストである。講義の研究をはじめながら、既刊の著作をあらたな角度から読む視座を獲得し、具体的な成果として結実させることることができたことも、本年度の大きな成果のひとつであった。
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