樹状細胞を介した経口免疫寛容誘導機構の解明
樹状細胞を介した経口免疫寛容誘導機構の解明
批准号:
10J04263
负责人:
塩河 亜弥
金额:
$1.34万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2010
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2010 至 2012
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英文摘要
経口免疫寛容誘導機構を解明することにより、食物アレルギーなど様々な疾患治療への応用が期待される。前年度までに、鶏卵卵白アルブミン(OVA)を認識するT細胞抗原レセプターを発現するDO11.10トランスジェニックマウスにOVAを経口投与することにより、Gr1+CD11b+細胞がバイエル板(PP)において増加することを確認した。これらGr1+CD11b+細胞は、L-arginineの代謝酵素であるarginase1を高発現し、これにより食物アレルギーの原因となりうる過剰なTh2反応を抑制する性質を持つことを示した。本年度はさらにGr1+CD11b+細胞中でも特に好中球においてarginase 1発現が顕著であることを特定した。さらにarginase 1発現はIL-4(本実験系ではCD4+ T細 胞が主な産生源)により発現が誘導されることも示確認し、IL-4-arginase 1のフィードバック効果により過剰なTh2反応を抑制するメカニズムを見出した。これはCD11b+樹状細胞(DC)においても同様のメカニズムが働いていることも見出した。さらに好中球の遊走には、抗原の経口投与後、PPに存在する細網線維芽細胞(FRC)が関与していることが示された。したがって抗原の経口摂取後、(1)PPにおいてFRCが活性化して好中球をPPへ遊走させる、(2)抗原特異的なT細胞は活性化し、IL-4を含む様々なサイトカインを産生する、(3)T細胞が産生したIL-4により好中球やCD11b+DCにおけるarginase 1発現が上昇する。(4)arginase 1発現が誘導された好中球やCD11b+DCはarginase 1依存的にIL-4産生を抑制するようになる、というメカニズムが示唆された。抗原の経口摂取時に過剰なTh2応答が引き起こされると、経口免疫寛容誘導が阻害され食物アレルギー誘導にシフトしてしまう可能性がある。したがって上述のIL-4-arginase 1フィードバックによるTh2抑制機構は、経口免疫寛容誘導に直接的に関与していないかもしれないが、食物アレルギーにならないようにコンディションを整える、という重要な役割を担っていると考えられた。特に抗原の経口摂取時の好中球の役割については未解明な部分が多く、本研究でそのTh2抑制能を初めて明らかにしたことは重要な知見であると考えられる。
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経口免疫寛容誘導におけるCD11b+細胞の役割
CD11b+细胞在口服耐受诱导中的作用
DOI:
--
发表时间:
2011
期刊:
影响因子:
--
作者:
[塩河亜弥, 輪島隼一, 八村敏志]
通讯作者:
八村敏志
Three different CD103+dendritic cell subsets in mesenteric lymph node have distinct functions in relation to oral tolerance
肠系膜淋巴结中三种不同的CD103树突状细胞亚群在口服耐受性方面具有不同的功能
DOI:
--
发表时间:
2013
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Aya Shiokawa, Satoshi Hachimura]
通讯作者:
Satoshi Hachimura
経口免疫寛容の誘導とCD11b+細胞群
诱导口服耐受和 CD11b+ 细胞群
DOI:
--
发表时间:
2011
期刊:
影响因子:
--
作者:
[塩河亜弥, 八村敏志]
通讯作者:
八村敏志
Arginase1 and IL-10 expressing regulatory CD11b+ cells accumulating in Peyer's patch by antigen feeding mediate oral tolerance
表达精氨酸酶1和IL-10的调节性CD11b细胞通过抗原喂养在派尔氏淋巴结中积累介导口服耐受
DOI:
--
发表时间:
2011
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Aya Shiokawa, Haruyo Nakajima-Adachi, Osamu Kaminuma, Takachika Hiroi, Satoshi Hachimura]
通讯作者:
Satoshi Hachimura
IL-10 producing CD11b+Gr1+ cells accumulate in peyer's patch during oral tolerance induction
口服耐受诱导期间产生 IL-10 的 CD11b Gr1 细胞在派尔氏淋巴结中积聚
DOI:
--
发表时间:
2011
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Aya Shiokawa, Satoshi Hachimura]
通讯作者:
Satoshi Hachimura
共 7 条
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