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フタロシアニン類縁体薄膜の電気化学バンドフィリング制御

フタロシアニン類縁体薄膜の電気化学バンドフィリング制御
酞菁类薄膜的电化学能带填充控制
批准号:
10J05916
负责人:
三吉 康仁
金额:
$0.9万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2010
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2010 至 2011

项目摘要

项目成果

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中文摘要
翻译
有機伝導体の電気物性を支配する最も重要な要素の一つは伝導分子が担う電荷量であり、この伝導電子が占有する伝導帯のフィリングを制御することで絶縁体から導電体、超電導体まで興味深い電気物性が引き出される。従来の電解法ではドナー・アクセプター分子の比率が異なる錯体を合成することによってバンドの占有率を変調することができるが、任意の占有率に精密制御することはできない。本研究ではリチウムフタロシアニンにおいて電気化学的ドーピングを応用することでバンド占有率の制御に取り組んだ。電気化学ドーピングによるバンドフィリングを実現するには、分子性結晶にカウンターイオンが侵入することで引き起こされる分子集合体の構造不安定性を克服しなければならない。研究対象のリチウムフタロシアニンは結晶格子中に一次元空孔を有するので、電気化学ドーピングによって結晶に侵入するカウンターイオンは空孔に包摂され、その結晶構造が安定であることをX線構造解析により明らかにした。この結晶に含まれるカウンターイオンの濃度は任意のドーピング電位を選ぶことで調節できることから、ドナー分子であるリチウムフタロシアニンの電荷密度を制御できることを示している。現段階では最大でドナー1分子に対して0.5個のカウンターイオンをドープでき、その結晶は未ドープの結晶に比べて室温伝導度が2-3桁高い0.1Scm-1を示した。また、その伝導度の温度依存特性は依然として半導体的であったが、活性化エネルギーは約0.03eVと非常に小さいことが分かった。
英文摘要
有機伝導体の電気物性を支配する最も重要な要素の一つは伝導分子が担う電荷量であり、この伝導電子が占有する伝導帯のフィリングを制御することで絶縁体から導電体、超電導体まで興味深い電気物性が引き出される。従来の電解法ではドナー・アクセプター分子の比率が異なる錯体を合成することによってバンドの占有率を変調することができるが、任意の占有率に精密制御することはできない。本研究ではリチウムフタロシアニンにおいて電気化学的ドーピングを応用することでバンド占有率の制御に取り組んだ。電気化学ドーピングによるバンドフィリングを実現するには、分子性結晶にカウンターイオンが侵入することで引き起こされる分子集合体の構造不安定性を克服しなければならない。研究対象のリチウムフタロシアニンは結晶格子中に一次元空孔を有するので、電気化学ドーピングによって結晶に侵入するカウンターイオンは空孔に包摂され、その結晶構造が安定であることをX線構造解析により明らかにした。この結晶に含まれるカウンターイオンの濃度は任意のドーピング電位を選ぶことで調節できることから、ドナー分子であるリチウムフタロシアニンの電荷密度を制御できることを示している。現段階では最大でドナー1分子に対して0.5個のカウンターイオンをドープでき、その結晶は未ドープの結晶に比べて室温伝導度が2-3桁高い0.1Scm-1を示した。また、その伝導度の温度依存特性は依然として半導体的であったが、活性化エネルギーは約0.03eVと非常に小さいことが分かった。
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会议论文
Electrochemical doping in self-assembled porphyrazine thin films
自组装四氮杂卟啉薄膜中的电化学掺杂
DOI: --
发表时间: 2010
期刊:
影响因子: --
作者: [森岡優志, 東塚知己, 山形俊男, 三吉康仁, 津村秀樹・堀内恵子・嶋田洋徳, 三吉康仁]
通讯作者: 三吉康仁
Electrochemical Doping of Tetrakis(thiadiazole)porphyrazine Thin Films and Its FET Performance
四(噻二唑)紫菜嗪薄膜的电化学掺杂及其FET性能
DOI: --
发表时间: 2010
期刊:
影响因子: --
作者: [Tsumura. H., Shimada, H., Nomura, K., Sugaya, N., Suzuki, K., 津村秀樹・森本浩志・佐藤友哉・秋葉勇鳳・嶋田洋徳, 津村秀樹・嶋田洋徳, 三吉康仁]
通讯作者: 三吉康仁
DOI: --
发表时间: 2011
期刊:
影响因子: --
作者: [森岡優志, 東塚知己, 山形俊男, 三吉康仁]
通讯作者: 三吉康仁
DOI: 10.1016/j.orgel.2010.11.005
发表时间: 2011-02-01
期刊: ORGANIC ELECTRONICS
影响因子: 3.2
作者: [Miyoshi, Yasuhito, Fujimoto, Takuya, Ito, Hiroshi]
通讯作者: Ito, Hiroshi
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