理論的枠組みと調査法の再構築による日本語諸方言アスペクトの研究

重构理论框架和研究方法的日语方言各方面研究

• 批准号: 10J06539
• 负责人: 津田 智史
• 金额: $ 1.22万
• 依托单位: Tohoku University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for JSPS Fellows
• 财政年份: 2010
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2010 至 2012
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-10J06539/
• 关键词: アスペクト; ヨル形; 存在動詞「おる」; アスペクチュアリティ; 文法カテゴリ; 危機方言; 進行; 理論的枠組み; 基本的意味; 言語的発想法; 南九州地方; 東北諸方言; テイルの意味

本年度は、各地方言における地理的調査の結果から、アスペクト形式の表す意味を確認・比較し、そこからどのように日本語のアスペクトを捉えるべきかについて考察した。1.アスペクト形式の意味検討:各地方言の調査結果より、標準語を含む各地方言における「動詞連用形+テ+存在動詞」形式の類似性を考えると、ヨル形(西日本)やイタ形(長野県)の存在が非常に特異なものであることを示した。さらに、西日本諸方言のヨル形はアスペクト形式だけでなく待遇表現やムード形式として使用されることから、なぜそれらの意味を表すのかについて考察した。その結果、ヨル形が内包する存在動詞「おる」の意味「(主体的に)存在を描写する」から解釈可能であることがわかった。2.日本語のアスペクトをどのように捉えるか日本語アスペクト研究において、アスペクトをどのように捉えるべきかが問題であった。海外言語学でのアスペクトの規定を参考に、広義のアスペクト(アスペクチュアリティ)として捉えることが妥当であることを指摘した。これはつまり、テイル形がアスペクト形式の代表として体系立てられるものではないということである。また、文法カテゴリとして、そこに含まれる形式たちが対立的でなく、あくまでも時間的局面を切り出せるという共通点を持つ集合体として認識すべきであることを述べた。3.被災地における危機的なアスペクト形式の把握東日本大震災を受けて、被災地の方言が消滅する可能性もあることから、所属機関の文化庁委託事業「東日本大震災において危機的状況が危惧される方言の実態に関する調査研究(宮城県)」の一環として方言談話の作成などに協力し、そこから被災地にみられるアスペクト形式の把握を行った。

This year, the results of geographical survey of local dialects were confirmed, compared and examined in Japanese. 1. A study of the meaning of the verb form: The results of a survey of local dialects show that the similarity of the verb form + verb + verb form in each dialect is very special. In addition, the language forms of Western Japanese dialects are divided into three categories: treatment forms, usage forms, and meanings. The verb "" means "(subject's) existence 2. Japanese language Overseas Linguistics: Reference, Definition, Selection, Selection This is the first time I've ever seen a person who's been in a relationship with someone who's been in a relationship with someone else. The common point of the situation is to maintain an aggregate of knowledge. 3. The Cultural Affairs Commission of the affiliated organization "Investigation and Research on the Situation of the Crisis in the East Japan Earthquake and the Danger of the Dialect (Miyagi Prefecture)" as part of the collaborative effort to create a dialect conversation. We must ensure that the form of the rescue mission is carried out in the disaster-stricken area of Sōkoka.

项目成果

震災の中で方言研究者ができること,なすべきこと

地震灾害期间方言研究人员可以做什么、应该做什么

• 发表时间: 2012
• 作者: 埴原文人;高橋優太;大場誠介;牟田達史;田代三喜;田代三喜;田代三喜;田代三喜;津田智史;津田智史;小林隆・中西太郎・田附敏尚・川越めぐみ・津田智史・魏ふく子・坂喜美佳;津田智史;津田智史・中西太郎;津田智史;津田智史;津田智史;津田智史・小林隆
• 通讯作者: 津田智史・小林隆

東日本大震災と被災地の方言

东日本大地震和受灾地区的方言

• 发表时间: 2012
• 期刊: 日本語学
• 作者: 埴原文人;高橋優太;大場誠介;牟田達史;田代三喜;田代三喜;田代三喜;田代三喜;津田智史;津田智史;小林隆・中西太郎・田附敏尚・川越めぐみ・津田智史・魏ふく子・坂喜美佳
• 通讯作者: 小林隆・中西太郎・田附敏尚・川越めぐみ・津田智史・魏ふく子・坂喜美佳

『被災地方言会話集』東松島市

《受灾地方语言集》东松岛市

• 发表时间: 2013
• 期刊: 文化庁委託事業報告書 東日本大震災において危機的状況が危惧される方言の実態に関する調査研究(宮城県)
• 作者: 埴原文人;高橋優太;大場誠介;牟田達史;田代三喜;田代三喜;田代三喜;田代三喜;津田智史
• 通讯作者: 津田智史

徳島県の言語調査報告-アスペクトとあいさつ表現-

德岛县语言调查报告 -方面和问候语-

• 发表时间: 2012
• 期刊: 徳島大学国語国文学
• 作者: 埴原文人;高橋優太;大場誠介;牟田達史;田代三喜;田代三喜;田代三喜;田代三喜;津田智史;津田智史;小林隆・中西太郎・田附敏尚・川越めぐみ・津田智史・魏ふく子・坂喜美佳;津田智史;津田智史・中西太郎
• 通讯作者: 津田智史・中西太郎

ル形との対比からみたテイル形の基本的意味

尾形与尾形对比的基本含义

• 发表时间: 2011
• 期刊: 言語科学論集
• 作者: 埴原文人;高橋優太;大場誠介;牟田達史;田代三喜;田代三喜;田代三喜;田代三喜;津田智史;津田智史;小林隆・中西太郎・田附敏尚・川越めぐみ・津田智史・魏ふく子・坂喜美佳;津田智史;津田智史・中西太郎;津田智史
• 通讯作者: 津田智史