環境調和型触媒的不斉炭素-炭素結合形成反応の開発と重要医薬品合成への応用
環境調和型触媒的不斉炭素-炭素結合形成反応の開発と重要医薬品合成への応用
批准号:
10J07619
负责人:
木村 康明
金额:
$1.34万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2010
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2010 至 2012
中文摘要
オリゴ糖や複合糖鎖は、細胞分化や免疫応答などの重要な生命現象に関与していることが知られている。そのため合成糖類縁体は、医薬化学や分子生物学の研究領域において最も重要な分子種の一つである。従来の糖類縁体の合成においては、多くの反応を阻害する水酸基を保護することが一般的であった。保護基の使用により高い確実性をもって様々な化学変換を行うことが可能になったが、保護基の着脱に纏わる煩雑な操作のために、合成効率が大きく低下する例も多い。そのような問題点に対し、保護基フリーの糖に対して適用可能な触媒的炭素-炭素結合形成反応を開発することで、保護基の使用を最小限に抑えた効率的な糖誘導体合成法の確立することを目標に据え、研究を行った。前年渡までに、一価銅触媒による末端アルキンと二級アミンを基質とした無保護のアルドースに対するアミノアルキニル化反応においては、各々のアルキン及び単糖基質に最適な反応条件を見出し、本反応が効率的な糖誘導体合成に有用であることが示されたが、今年度は本反応の高い官能基許容性を生かし、bioconjugationを指向した反応の開発に取り組んだ。具体的には、二糖などの多数の水酸基を持つ糖基質や、biotin等生物学的に有用な構造を有するアルキンを基質として、目的のアミノアルキニル化が進行することを見出した。この結果は、本反応が効率的な物質生産のみならず、chemical biology等における有用な方法論を提供するものであることを示しているといえる。また、本触媒反応を基盤として、抗インフルエンザ薬:ザナミビル(商品名リレンザ)の合成研究も行った。現在までに合成中後半に至る合成経路が確立しており、鍵反応であるザナミビルの中心六員環形成反応の開発を行っている。今後は、アミノアルキニル化反応の高い官能基許容性を最大限活用し、多様な置換基構造を有するザナミビル誘導体合成にも展開していく予定である。
英文摘要
オリゴ糖や複合糖鎖は、細胞分化や免疫応答などの重要な生命現象に関与していることが知られている。そのため合成糖類縁体は、医薬化学や分子生物学の研究領域において最も重要な分子種の一つである。従来の糖類縁体の合成においては、多くの反応を阻害する水酸基を保護することが一般的であった。保護基の使用により高い確実性をもって様々な化学変換を行うことが可能になったが、保護基の着脱に纏わる煩雑な操作のために、合成効率が大きく低下する例も多い。そのような問題点に対し、保護基フリーの糖に対して適用可能な触媒的炭素-炭素結合形成反応を開発することで、保護基の使用を最小限に抑えた効率的な糖誘導体合成法の確立することを目標に据え、研究を行った。前年渡までに、一価銅触媒による末端アルキンと二級アミンを基質とした無保護のアルドースに対するアミノアルキニル化反応においては、各々のアルキン及び単糖基質に最適な反応条件を見出し、本反応が効率的な糖誘導体合成に有用であることが示されたが、今年度は本反応の高い官能基許容性を生かし、bioconjugationを指向した反応の開発に取り組んだ。具体的には、二糖などの多数の水酸基を持つ糖基質や、biotin等生物学的に有用な構造を有するアルキンを基質として、目的のアミノアルキニル化が進行することを見出した。この結果は、本反応が効率的な物質生産のみならず、chemical biology等における有用な方法論を提供するものであることを示しているといえる。また、本触媒反応を基盤として、抗インフルエンザ薬:ザナミビル(商品名リレンザ)の合成研究も行った。現在までに合成中後半に至る合成経路が確立しており、鍵反応であるザナミビルの中心六員環形成反応の開発を行っている。今後は、アミノアルキニル化反応の高い官能基許容性を最大限活用し、多様な置換基構造を有するザナミビル誘導体合成にも展開していく予定である。
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DOI:
10.5012/bkcs.2010.31.03.588
发表时间:
2010-03-20
期刊:
BULLETIN OF THE KOREAN CHEMICAL SOCIETY
影响因子:
1.7
作者:
[Kimura, Yasuaki, Yamatsugu, Kenzo, Shibasaki, Masakatsu]
通讯作者:
Shibasaki, Masakatsu
無保護のアルドースに対する触媒的炭素-炭素結合形成反応の開発
未保护醛糖催化碳-碳键形成反应的发展
DOI:
--
发表时间:
2012
期刊:
影响因子:
--
作者:
[杉山太香典, Peter S. Turner, 村尾美緒, 木村康明]
通讯作者:
木村康明
Development of a Catalytic C-C Bond-Forming Reaction to Unprotected Aldoses
未保护醛糖催化 C-C 键形成反应的开发
DOI:
--
发表时间:
2011
期刊:
影响因子:
--
作者:
[杉山太香典, Peter S. Turner, 村尾美緒, 木村康明]
通讯作者:
木村康明
Development of a Catalytic Aminoalkynylation Reaction to Unprotected Aldoses
未保护醛糖的催化氨基炔基化反应的发展
DOI:
--
发表时间:
2012
期刊:
影响因子:
--
作者:
[杉山太香典, Peter S. Turner, 村尾美緒, 木村 康明]
通讯作者:
木村 康明
ジスルフィドを利用したオリゴ核酸デリバリー法の深化と技術拡張
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批准号:23K23486
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$5.32万
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财政年份:2024
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负责人:木村 康明
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依托单位:
ジスルフィドを利用したオリゴ核酸デリバリー法の深化と技術拡張
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批准号:22H02219
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$10.98万
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财政年份:2022
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负责人:木村 康明
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依托单位: