満洲語における存在詞およびそれに準ずる形式の研究
満洲語における存在詞およびそれに準ずる形式の研究
批准号:
10J09849
负责人:
早田 清冷
金额:
$0.51万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2010
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2010 至 2011
中文摘要
平成23年度における研究実績は以下の四点である。第一点目として、中華人民共和国瀋陽市で満洲語の石碑および満洲語文献の調査を行った。一七世紀前半から半ばまでの満洲語を主な調査対象とした。一七世紀の満洲語は過去の言語であるから母語話者が存在しない。研究を行うには文字資料に当たる必要がある。今回撮影した碑文には満洲語初期の表記法で記された満文が含まれる。満洲語の時代差を調べる上で重要な資料である。また17世紀順治年間の文献資料の撮影を行い、得られた資料を電子化コーパスにして分析可能にすることを目指した。電子化を行い、調達した資料の約半分である4万6千語程度の入力を行った。第二点目として、満洲語の色彩語彙の時代差に関する考察を進めた。満洲語の色彩語の時代的な変化について、前年度までの分析対象は、清朝の北京支配(入関)直後17世紀半ばの文献と18世初めの文献であったが、今回は入関前の資料にも分析対象を拡大した。第三点目として、満洲語の3人称代名詞について分析した。現在これは単数形と複数形の用法の問題に関する報告に留まっている。詳細の分析は今後の課題である。第四点目として、表記の時代差について分析した。満洲文字が改良されて、有圏点満洲文字が制定された際に、軟口蓋及び口蓋垂において閉鎖音と摩擦音の書き分けが行われるようになった。軟口蓋及び口蓋垂の閉鎖音と摩擦音はこの時代に別の音素であったと考えられるが、時代が進むとこれらの表記が一部の語に於いて変わったことが知られている。本研究では、この問題に関して、昨年度に電子化したデータおよび今年度の文献調査で得たデータを従来の資料に加えて用い、時代による子音の表記の傾向の違いを調べた。今回は表面的な綴りの違いに留まっているが、これは満洲語の音韻史に関わる問題である。実際の17世紀の満洲語の話し言葉において如何なる変化があったのか本質的な考察は今後の課題である。
英文摘要
平成23年度における研究実績は以下の四点である。第一点目として、中華人民共和国瀋陽市で満洲語の石碑および満洲語文献の調査を行った。一七世紀前半から半ばまでの満洲語を主な調査対象とした。一七世紀の満洲語は過去の言語であるから母語話者が存在しない。研究を行うには文字資料に当たる必要がある。今回撮影した碑文には満洲語初期の表記法で記された満文が含まれる。満洲語の時代差を調べる上で重要な資料である。また17世紀順治年間の文献資料の撮影を行い、得られた資料を電子化コーパスにして分析可能にすることを目指した。電子化を行い、調達した資料の約半分である4万6千語程度の入力を行った。第二点目として、満洲語の色彩語彙の時代差に関する考察を進めた。満洲語の色彩語の時代的な変化について、前年度までの分析対象は、清朝の北京支配(入関)直後17世紀半ばの文献と18世初めの文献であったが、今回は入関前の資料にも分析対象を拡大した。第三点目として、満洲語の3人称代名詞について分析した。現在これは単数形と複数形の用法の問題に関する報告に留まっている。詳細の分析は今後の課題である。第四点目として、表記の時代差について分析した。満洲文字が改良されて、有圏点満洲文字が制定された際に、軟口蓋及び口蓋垂において閉鎖音と摩擦音の書き分けが行われるようになった。軟口蓋及び口蓋垂の閉鎖音と摩擦音はこの時代に別の音素であったと考えられるが、時代が進むとこれらの表記が一部の語に於いて変わったことが知られている。本研究では、この問題に関して、昨年度に電子化したデータおよび今年度の文献調査で得たデータを従来の資料に加えて用い、時代による子音の表記の傾向の違いを調べた。今回は表面的な綴りの違いに留まっているが、これは満洲語の音韻史に関わる問題である。実際の17世紀の満洲語の話し言葉において如何なる変化があったのか本質的な考察は今後の課題である。
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満洲語における非語頭のg/h表記の時代差について
关于满语非字首g/h表示法的周期差异
DOI:
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发表时间:
2012
期刊:
地球化時代におけるアルタイ諸語の急速な変容・消滅に関する総合的調研究Contribution to the Studies of Eurasian Languages series
影响因子:
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作者:
[近藤学宏, ほか7名, 吉野靫, 早田清冷]
通讯作者:
早田清冷
満洲語の黒を表す2つの色彩語
满语中黑色的两个颜色词
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
影响因子:
--
作者:
[高橋健治, 大石潔, 上町俊幸, 早田清冷]
通讯作者:
早田清冷
『満文三国志』満洲語の黒を表す語について-sahaliyanとyacinを中心に-
《满洲三国演义》关于满语中的黑字——以萨哈里扬和雅辛为中心——
DOI:
--
发表时间:
2011
期刊:
語学教育フォーラム
影响因子:
--
作者:
[近藤学宏, ほか7名, 吉野靫, 早田清冷, 早田清冷]
通讯作者:
早田清冷
満洲語の三人称人称代名詞iとceについて
关于满语第三人称代词i和ce
DOI:
--
发表时间:
2012
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Takahashi, K.; Ohishi, K.; Kanmachi, T;, 早田清冷]
通讯作者:
早田清冷
17世紀康煕年間の満洲語の研究
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批准号:12J05815
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.48万
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财政年份:2012
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负责人:早田 清冷
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依托单位: