旧ユーゴ1960年代以降のアイデンティティ政策と現代文学・芸術の物語論的分析
旧ユーゴ1960年代以降のアイデンティティ政策と現代文学・芸術の物語論的分析
批准号:
10J09898
负责人:
亀田 真澄
金额:
$0.51万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2010
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2010 至 2011
中文摘要
平成23年度の研究では、旧ユーゴにおける文化政策の特殊性を明らかにするべく、ソヴィエトの文化政策がいかに受容され、旧ユーゴの社会・文化・政治的基盤のなかでいかに異なる形式を得たのかという視点から研究を実施した。具体的には、(1)スペクタクルにおけるアイデンティティの表象を明らかにすべく、祝祭日のパレードやその他のスペクタクルについて、ソヴィエトの場合と比較し、(2)旧ユーゴが国外に向けて発信していた国家像について調査するために、主に欧米諸国に向けて発行されていたグラフ雑誌『ソ連邦建設』と『ユーゴスラヴィア』を比較した。また、(3)ソヴィエトとの共通のモチーフやナラティヴが、異なるメディア特性の媒体によって伝達されていたことに着目し、複製メディアにおいて「現前性」のイメージが「再占有」される過程を、メディア論の観点から指摘した。これらの成果は、2本の査読付き論文(『西スラヴ学論集』、日本西スラヴ学研究会、14号、pp152-173、2011、『ロシア語ロシア文学研究』、日本ロシア文学会、43号)、市販される予定の論集『旧ユーゴ研究の最前線』に掲載予定の論考、1本の査読無し論文(『アダプテーション研究』、東京大学人文社会系研究科、2号)において発表した。以上の観点はこれまで共産主義文化研究において試みられてこなかったため、旧共産圏の文化研究に事例を提供するのみでなく、メディア論における「現前性」研究がもっぱら哲学の観点からなされてきたのに対し、文化史的観点から理論の発展に貢献できると考える。また「旧ユーゴ人」というアイデンティティが、1960年代にいかにして一種の民族籍になったのか、そしてそれに伴って、旧ユーゴにおいて伝統的な民族的アイデンティティのカテゴリーがいかに変更されることになったのかという問題について、少数民族の事例を扱いながら研究した。その成果は『Languages at War 2011』(London, UK, April 2011)で口頭発表を行った。
英文摘要
平成23年度の研究では、旧ユーゴにおける文化政策の特殊性を明らかにするべく、ソヴィエトの文化政策がいかに受容され、旧ユーゴの社会・文化・政治的基盤のなかでいかに異なる形式を得たのかという視点から研究を実施した。具体的には、(1)スペクタクルにおけるアイデンティティの表象を明らかにすべく、祝祭日のパレードやその他のスペクタクルについて、ソヴィエトの場合と比較し、(2)旧ユーゴが国外に向けて発信していた国家像について調査するために、主に欧米諸国に向けて発行されていたグラフ雑誌『ソ連邦建設』と『ユーゴスラヴィア』を比較した。また、(3)ソヴィエトとの共通のモチーフやナラティヴが、異なるメディア特性の媒体によって伝達されていたことに着目し、複製メディアにおいて「現前性」のイメージが「再占有」される過程を、メディア論の観点から指摘した。これらの成果は、2本の査読付き論文(『西スラヴ学論集』、日本西スラヴ学研究会、14号、pp152-173、2011、『ロシア語ロシア文学研究』、日本ロシア文学会、43号)、市販される予定の論集『旧ユーゴ研究の最前線』に掲載予定の論考、1本の査読無し論文(『アダプテーション研究』、東京大学人文社会系研究科、2号)において発表した。以上の観点はこれまで共産主義文化研究において試みられてこなかったため、旧共産圏の文化研究に事例を提供するのみでなく、メディア論における「現前性」研究がもっぱら哲学の観点からなされてきたのに対し、文化史的観点から理論の発展に貢献できると考える。また「旧ユーゴ人」というアイデンティティが、1960年代にいかにして一種の民族籍になったのか、そしてそれに伴って、旧ユーゴにおいて伝統的な民族的アイデンティティのカテゴリーがいかに変更されることになったのかという問題について、少数民族の事例を扱いながら研究した。その成果は『Languages at War 2011』(London, UK, April 2011)で口頭発表を行った。
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Representation of Collective Memory of Communism : Analysis of Grande Narrative and Contemporary Arts in Croatia
共产主义集体记忆的再现:克罗地亚宏大叙事与当代艺术分析
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
History of Communism in Europe
影响因子:
--
作者:
[K.Arnold, et al., 亀田真澄, 西野玄記, Masumi Kameda]
通讯作者:
Masumi Kameda
グラフ誌『ソ連邦建設』と『ユーゴスラヴィア』
图形杂志“苏联的建设”和“南斯拉夫”
DOI:
--
发表时间:
2011
期刊:
ロシア語ロシア文学研究
影响因子:
--
作者:
[Yuki, Tomonari, 長町康平, 大泉 さやか, 櫻井悟史, 友成有紀, 櫻井悟史・植村要, 宇野瑞木, 大泉さやか, 長町康平, 友成有紀, 坂本徳仁・櫻井悟史・鹿島萌子, 坂本徳仁・櫻井悟史, 亀田真澄]
通讯作者:
亀田真澄
Contemporary Art in the Former Yugoslavia through the Russian Avant-garde : The Square of Malevich and the Poetics of OBERIU
俄罗斯先锋派的前南斯拉夫当代艺术:马列维奇的广场和奥贝留的诗学
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
Slavic Eurasia Papers
影响因子:
--
作者:
[K.Arnold, et al., 亀田真澄, 西野玄記, Masumi Kameda, Masumi Kameda]
通讯作者:
Masumi Kameda
国民形成期のスペクタクルに関する比較的考察
国家形成时期景观的比较思考
DOI:
--
发表时间:
2011
期刊:
西スラヴ学論集
影响因子:
--
作者:
[Yuki, Tomonari, 長町康平, 大泉 さやか, 櫻井悟史, 友成有紀, 櫻井悟史・植村要, 宇野瑞木, 大泉さやか, 長町康平, 友成有紀, 坂本徳仁・櫻井悟史・鹿島萌子, 坂本徳仁・櫻井悟史, 亀田真澄, 櫻井悟史, 亀田真澄]
通讯作者:
亀田真澄
複製メディアにおける「現前性」の再占有
复制媒体中“存在”的重新挪用
DOI:
--
发表时间:
2011
期刊:
アダプテーション研究
影响因子:
--
作者:
[Yuki, Tomonari, 長町康平, 大泉 さやか, 櫻井悟史, 友成有紀, 櫻井悟史・植村要, 宇野瑞木, 大泉さやか, 長町康平, 友成有紀, 坂本徳仁・櫻井悟史・鹿島萌子, 坂本徳仁・櫻井悟史, 亀田真澄, 櫻井悟史, 亀田真澄, 吉田寛・篠木涼・櫻井悟史編, 亀田真澄]
通讯作者:
亀田真澄
共 14 条
Cultural History of Mass-empathy: How the US and the Soviet Union had Manufactured "Empathy"
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批准号:21K00136
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.5万
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财政年份:2021
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负责人:亀田 真澄
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依托单位:
The Work of Art in the Age of Empathy: Analyzing American and Soviet Culture during the Interwar Period
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批准号:20J40040
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.58万
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财政年份:2020
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负责人:亀田 真澄
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依托单位:
Happiness Propaganda: The Concept and Image of "Ideal Lifestyle" in 1930s US and Soviet Union
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批准号:17K13363
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$2.66万
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财政年份:2017
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负责人:亀田 真澄
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依托单位:
ソ連共産主義プロパガンダの受容と再占有-1940~50年代旧ユーゴの場合
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批准号:12J07465
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.48万
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财政年份:2012
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负责人:亀田 真澄
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依托单位:
海外基金