認められない病いを生きる―CRPSをめぐる制度・医療・患者会の現状と援助的課題
認められない病いを生きる―CRPSをめぐる制度・医療・患者会の現状と援助的課題
批准号:
10J10106
负责人:
大野 真由子
金额:
$0.9万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2010
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2010 至 2011
中文摘要
CRPS患者の「苦しみとの和解」についての事例研究自身の先行研究(大野2008)では、患者の内的体験についての理論構築を目的としていたため、個々人の体験や思いは捨象せざるを得なかった。しかし、病いとともに生きるという体験はあくまでもその人のものであり、その意味づけは個人の数だけ存在している。難病は治癒が見込めないことが多く病いは必然的に生活へと持ち込まれる。そのため、医学治療モデルのみに依拠した援助から、生活の場での個人の強さや支えを知り、それを引き出すことに力点を置くような援助が必要となる。CRPS患者1名の語りを分析したところ、闘う相手を知る、人とのつながり、価値の転換、目標の設定が彼女の「苦しみとの和解」に寄与していた。このように、語りをコンテクストのなかで丁寧に読み解いたことにより、これまで「CRPS患者」というカテゴリーのなかに埋没していた個人の人間像を浮かび上がらせることができた。また、申請者との相互作用を通じて彼女が自身の体験を捉え直し気づきを得ていく過程から、「ストレングス・モデル」の実践的可能性を提示し、医療現場ではなく、彼女の生活のなかでできる支援の在り方を探求した。意味づけしようのない病いと語りCRPS患者の語りのなかから、「意味生成の語り」「仕方がない語り」「抱えられる語り」の3つの語りを抽出した。これまでの病いの語りをめぐる先行研究は、当事者にとっての病いの意味を読み解くことに焦点が当てられてきたが、意味づけしようのない病いというものがあるのではないかということを患者の語りの具体例を挙げながら提起した。また、そのような病いをもちながら生きる患者や患者の家族が用いている「生の技法」を紹介した。
英文摘要
CRPS患者の「苦しみとの和解」についての事例研究自身の先行研究(大野2008)では、患者の内的体験についての理論構築を目的としていたため、個々人の体験や思いは捨象せざるを得なかった。しかし、病いとともに生きるという体験はあくまでもその人のものであり、その意味づけは個人の数だけ存在している。難病は治癒が見込めないことが多く病いは必然的に生活へと持ち込まれる。そのため、医学治療モデルのみに依拠した援助から、生活の場での個人の強さや支えを知り、それを引き出すことに力点を置くような援助が必要となる。CRPS患者1名の語りを分析したところ、闘う相手を知る、人とのつながり、価値の転換、目標の設定が彼女の「苦しみとの和解」に寄与していた。このように、語りをコンテクストのなかで丁寧に読み解いたことにより、これまで「CRPS患者」というカテゴリーのなかに埋没していた個人の人間像を浮かび上がらせることができた。また、申請者との相互作用を通じて彼女が自身の体験を捉え直し気づきを得ていく過程から、「ストレングス・モデル」の実践的可能性を提示し、医療現場ではなく、彼女の生活のなかでできる支援の在り方を探求した。意味づけしようのない病いと語りCRPS患者の語りのなかから、「意味生成の語り」「仕方がない語り」「抱えられる語り」の3つの語りを抽出した。これまでの病いの語りをめぐる先行研究は、当事者にとっての病いの意味を読み解くことに焦点が当てられてきたが、意味づけしようのない病いというものがあるのではないかということを患者の語りの具体例を挙げながら提起した。また、そのような病いをもちながら生きる患者や患者の家族が用いている「生の技法」を紹介した。
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難病者の就労をめぐる現状と課題-CRPS患者の語りからみえる「制度の谷間」とは
疑难杂症就业现状及问题——从CRPS患者的故事中看到什么“制度鸿沟”?
DOI:
--
发表时间:
2011
期刊:
障害学研究
影响因子:
--
作者:
[Shusuke Kasamatsu, Seungwu Han, Satoshi Watanabe, Joe Chen, Kohta Mori, 澤田康幸, Joe Chen, 菅野早紀, 菅野早紀, 菅野早紀, 菅野早紀, Mayuko ONO, 大野真由子, 大野真由子, 大野真由子, 大野真由子]
通讯作者:
大野真由子
The Supportive Viewpoint Gained by Analyzing Emotional Experience in Time : From Narratives of Patients with Complex Regional Pain Syndrome
通过及时分析情绪体验获得的支持性观点:来自复杂区域疼痛综合征患者的叙述
DOI:
--
发表时间:
2011
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Shusuke Kasamatsu, Seungwu Han, Satoshi Watanabe, Joe Chen, Kohta Mori, 澤田康幸, Joe Chen, 菅野早紀, 菅野早紀, 菅野早紀, 菅野早紀, Mayuko ONO, 大野真由子, 大野真由子, 大野真由子, 大野真由子, Mayuko ONO, Mayuko ONO, 大野真由子, 大野真由子, 大野真由子, Mayuko ONO, 大野真由子, Mayuko ONO]
通讯作者:
Mayuko ONO
CRPS患者をめぐる制度・医療・患者会の現状と援助的課題
围绕 CRPS 患者的系统、医疗保健和患者协会的现状以及支持问题
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Katagiri K, et al., 大野真由子, 大野真由子, 大野真由子]
通讯作者:
大野真由子
難病者の「苦しみとの和解」の語りからみるストレングス・モデルの可能性--複合性局所疼痛性症候群患者の一事例を通して
从疑难杂症患者“与痛苦和解”的故事看力量模型的可能性——以复杂局部疼痛综合征患者为例
DOI:
--
发表时间:
2011
期刊:
人間科学研究
影响因子:
--
作者:
[Shusuke Kasamatsu, Seungwu Han, Satoshi Watanabe, Joe Chen, Kohta Mori, 澤田康幸, Joe Chen, 菅野早紀, 菅野早紀, 菅野早紀, 菅野早紀, Mayuko ONO, 大野真由子, 大野真由子]
通讯作者:
大野真由子
Range of 'Disability' and Issues over Physical Disability Certificate in Japan
日本“残疾”的范围和身体残疾证明书的问题
DOI:
--
发表时间:
2011
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Shusuke Kasamatsu, Seungwu Han, Satoshi Watanabe, Joe Chen, Kohta Mori, 澤田康幸, Joe Chen, 菅野早紀, 菅野早紀, 菅野早紀, 菅野早紀, Mayuko ONO, 大野真由子, 大野真由子, 大野真由子, 大野真由子, Mayuko ONO, Mayuko ONO]
通讯作者:
Mayuko ONO
共 21 条
CRPS患者の支援の可能性-制度構築と社会的承認の両側面から
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批准号:12J06471
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$2.53万
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财政年份:2012
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负责人:大野 真由子
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依托单位:
海外基金