血漿microRNAは循環器疾患マーカーとして有用か?
血漿microRNAは循環器疾患マーカーとして有用か?
批准号:
21659205
负责人:
廣川 剛
金额:
$1.92万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research
财政年份:
2009
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2009 至 2010
中文摘要
本研究は、血漿中で検出可能なマイクロRNA(miRNA)が、心筋梗塞等の循環器関連疾患のバイオマーカーとして有用か検討することを目的として実施した。前年度(計画初年度)は、ラットの心筋組織特異的に発現しているmiRNAの同定を行い、miR-208aの特異性が非常に高くバイオマーカーとして有望である結果を得た。さらにラット心筋障害モデルを用いた検討を行い、障害3時間後から血漿中におけるmiR-208aの増加を認め、これが心筋梗塞のバイオマーカーとして有用である可能性のある結果を得た(以上Ji et al.,2009)。この結果に基づき、計画最終年度(2年目)である平成22年度は、実際にヒト虚血性心疾患の患者血漿における心筋由来miRNAの測定を実施した。はじめにアレイを用いてヒト各組織における約600種類のmiRNAの網羅的発現解析を行ったところ、ラット心筋組織では特異性の高かったmiR-208がヒト心筋ではほとんど発現しておらず、一方miR-499がヒト心筋特異的に発現しているという結果を得た。次に、急性心筋梗塞患者9例、不安定狭心症患者5例、心不全患者15例、および健常人10名より得た血漿RNAを用いてmiR-499の測定を行った。その結果、血漿miR-499は、不安定狭心症患者・心不全患者ならびに健常人の血漿中ではqRT-PCRで検出感度以下であったが、急性心不全患者全9例の血漿中では検出感度レベル(3~6 log copy/100μl plasma、平均4.19 log copy/100μl plasma)まで増加している結果を得た。また、治療後退院前に同患者9例の血漿miR-499レベルを再度測定し、検出感度以下のレベルに減少している事も併せて確認した(以上Adachi et al.,2010)。以上より、心筋由来血漿miRNAは虚血性心疾患等のバイオマーカーとして有用である可能性がある結果が得られた。
英文摘要
本研究は、血漿中で検出可能なマイクロRNA(miRNA)が、心筋梗塞等の循環器関連疾患のバイオマーカーとして有用か検討することを目的として実施した。前年度(計画初年度)は、ラットの心筋組織特異的に発現しているmiRNAの同定を行い、miR-208aの特異性が非常に高くバイオマーカーとして有望である結果を得た。さらにラット心筋障害モデルを用いた検討を行い、障害3時間後から血漿中におけるmiR-208aの増加を認め、これが心筋梗塞のバイオマーカーとして有用である可能性のある結果を得た(以上Ji et al.,2009)。この結果に基づき、計画最終年度(2年目)である平成22年度は、実際にヒト虚血性心疾患の患者血漿における心筋由来miRNAの測定を実施した。はじめにアレイを用いてヒト各組織における約600種類のmiRNAの網羅的発現解析を行ったところ、ラット心筋組織では特異性の高かったmiR-208がヒト心筋ではほとんど発現しておらず、一方miR-499がヒト心筋特異的に発現しているという結果を得た。次に、急性心筋梗塞患者9例、不安定狭心症患者5例、心不全患者15例、および健常人10名より得た血漿RNAを用いてmiR-499の測定を行った。その結果、血漿miR-499は、不安定狭心症患者・心不全患者ならびに健常人の血漿中ではqRT-PCRで検出感度以下であったが、急性心不全患者全9例の血漿中では検出感度レベル(3~6 log copy/100μl plasma、平均4.19 log copy/100μl plasma)まで増加している結果を得た。また、治療後退院前に同患者9例の血漿miR-499レベルを再度測定し、検出感度以下のレベルに減少している事も併せて確認した(以上Adachi et al.,2010)。以上より、心筋由来血漿miRNAは虚血性心疾患等のバイオマーカーとして有用である可能性がある結果が得られた。
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DOI:
10.1373/clinchem.2010.144121
发表时间:
2010-07-01
期刊:
CLINICAL CHEMISTRY
影响因子:
9.3
作者:
[Adachi, Taichi, Nakanishi, Michio, Iwai, Naoharu]
通讯作者:
Iwai, Naoharu
腎障害の指標としての尿中マイクロRNAの意義
尿microRNA作为肾损伤指标的意义
DOI:
--
发表时间:
2009
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Taniguchi Y, Horino T, Kato T, Terada Y, 廣川剛]
通讯作者:
廣川剛
Plasma Levels of miR-208 as a Biomarker of Myocardial Injury
miR-208 的血浆水平作为心肌损伤的生物标志物
DOI:
--
发表时间:
2009
期刊:
影响因子:
--
作者:
[下内章人, 白井幹康, 西中村隆一, 廣川剛]
通讯作者:
廣川剛
DOI:
10.1373/clinchem.2009.125310
发表时间:
2009-11-01
期刊:
CLINICAL CHEMISTRY
影响因子:
9.3
作者:
[Ji, Xu, Takahashi, Rie, Iwai, Naoharu]
通讯作者:
Iwai, Naoharu
DOI:
10.2220/biomedres.32.135
发表时间:
2011-04-01
期刊:
BIOMEDICAL RESEARCH-TOKYO
影响因子:
1.2
作者:
[Weng, Huachun, Shen, Chunshen, Iwai, Naoharu]
通讯作者:
Iwai, Naoharu
リボソームリサイクリング因子は翻訳のクオリティーコントロール因子として機能するか
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批准号:02J02681
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$2.24万
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财政年份:2002
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负责人:廣川 剛
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依托单位:
海外基金