ポリグルタミン病の病態抑止治療と神経賦活治療の併用療法
ポリグルタミン病の病態抑止治療と神経賦活治療の併用療法
批准号:
21659220
负责人:
足立 弘明
金额:
$1.92万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research
财政年份:
2009
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2009 至 2010
中文摘要
我々は、ポリグルタミン病のうち球脊髄性筋萎縮症(SBMA)を対象に、種々の治療法(抗アンドロゲン療法、分子シャペロン誘導療法、HDAC阻害剤による転写活性療法など)の開発研究を行ってきた。これらの治療法は分子標的治療として強力な病態抑止作用を有するものの、強力な治療効果を発揮するには残存神経の機能を改善する賦活治療を同時に付加し、神経機能の改善を促進することが重要である。神経栄養因子の付加はこの目的にかなう治療法の一つであると考えられる。そこで、内因性の神経栄養因子の誘導剤である2アミノ酸剤(Leu-I1e)を併用療法として行い、神経賦活治療としての有効性を検証した。Leu-I1eは強力なBDNF、GDNFの誘導剤で、高い安全性が確認されている。BDNFとGDNFは神経栄養因子の中でも特に運動ニューロンに活性が強いことが知られており、SBMAの神経賦活治療に寄与できる可能性が期待される。Leu-I1eの治療効果を検討するために、進行期のSBMAマウスに去勢術を施行し、Leu-I1e投与群と非投与群に分け、これまでの報告において短期投与では毒性が問題にならないことが確認されている量を薬剤吸収が確実な腹腔内に連日投与したところ、SBMAマウスの運動機能障害はLeu-I1e投与群でより改善した。この研究のような病態進行を抑止する治療法と神経機能改善の治療法を組み合わせて治療効果を狙う試みは、他に例を見ない試みであり、高い独創性を持つと考える。SBMAモデルマウスで治療効果が確認できれば、このパラダイムをさらに広い範囲の神経変性疾患へ展開することが可能になると思われる。
英文摘要
我々は、ポリグルタミン病のうち球脊髄性筋萎縮症(SBMA)を対象に、種々の治療法(抗アンドロゲン療法、分子シャペロン誘導療法、HDAC阻害剤による転写活性療法など)の開発研究を行ってきた。これらの治療法は分子標的治療として強力な病態抑止作用を有するものの、強力な治療効果を発揮するには残存神経の機能を改善する賦活治療を同時に付加し、神経機能の改善を促進することが重要である。神経栄養因子の付加はこの目的にかなう治療法の一つであると考えられる。そこで、内因性の神経栄養因子の誘導剤である2アミノ酸剤(Leu-I1e)を併用療法として行い、神経賦活治療としての有効性を検証した。Leu-I1eは強力なBDNF、GDNFの誘導剤で、高い安全性が確認されている。BDNFとGDNFは神経栄養因子の中でも特に運動ニューロンに活性が強いことが知られており、SBMAの神経賦活治療に寄与できる可能性が期待される。Leu-I1eの治療効果を検討するために、進行期のSBMAマウスに去勢術を施行し、Leu-I1e投与群と非投与群に分け、これまでの報告において短期投与では毒性が問題にならないことが確認されている量を薬剤吸収が確実な腹腔内に連日投与したところ、SBMAマウスの運動機能障害はLeu-I1e投与群でより改善した。この研究のような病態進行を抑止する治療法と神経機能改善の治療法を組み合わせて治療効果を狙う試みは、他に例を見ない試みであり、高い独創性を持つと考える。SBMAモデルマウスで治療効果が確認できれば、このパラダイムをさらに広い範囲の神経変性疾患へ展開することが可能になると思われる。
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DOI:
10.1016/j.neuron.2009.07.019
发表时间:
2009-08-13
期刊:
NEURON
影响因子:
16.2
作者:
[Palazzolo, Isabella, Stack, Conor, Kong, Lingling, Musaro, Antonio, Adachi, Hiroaki, Katsuno, Masahisa, Sobue, Gen, Taylor, J. Paul, Sumner, Charlotte J., Fischbeck, Kenneth H., Pennuto, Maria]
通讯作者:
Pennuto, Maria
17-DMAG ameliorates polyglutamine-mediated motor neuron degeneration through well-preserved proteasome function in a SBMA model mouse
17-DMAG 通过 SBMA 模型小鼠中保存完好的蛋白酶体功能改善多谷氨酰胺介导的运动神经元变性
DOI:
--
发表时间:
2009
期刊:
Hum. Mol. Genet. 18
影响因子:
--
作者:
[Tokui, K., Adachi, H., Waza, M., Katsuno, M., Minamiyama, M., Doi, H., Tanaka, K., Hamazaki, J., Murata, S., Tanaka, F., Sobue, G.]
通讯作者:
G.
Transforming Growth Factor-β Signaling in Motor Neuron Diseases
运动神经元疾病中生长因子-β 信号转导的转化
DOI:
--
发表时间:
2011
期刊:
Curr Mol Med
影响因子:
2.5
作者:
[Katsuno M, et al]
通讯作者:
et al
DOI:
10.1002/ana.21540
发表时间:
2009-02-01
期刊:
ANNALS OF NEUROLOGY
影响因子:
11.2
作者:
[Banno, Haruhiko, Katsuno, Masahisa, Sobue, Gen]
通讯作者:
Sobue, Gen
DOI:
10.1074/jbc.m110.103051
发表时间:
2010-04-23
期刊:
JOURNAL OF BIOLOGICAL CHEMISTRY
影响因子:
4.8
作者:
[Hoshino, Tatsuya, Matsuda, Minoru, Mizushima, Tohru]
通讯作者:
Mizushima, Tohru
共 7 条
Reducing toxicity of disease-causative molecules with the aim of developing therapies for neurodegenerative diseases
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批准号:23K06976
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$3.0万
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财政年份:2023
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负责人:足立 弘明
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依托单位:
海外基金