20世紀前半のドイツにおける統計的知を介した世代意識の生成メカニズムに関する研究
20世紀前半のドイツにおける統計的知を介した世代意識の生成メカニズムに関する研究
批准号:
11J02833
负责人:
村上 宏昭
金额:
$0.51万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2011
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2011 至 2013
中文摘要
1.単著の出版本年度における最大の成果として、単著『世代の歴史社会学近代ドイツの教養・福祉・戦争』(昭和堂、2012年)の刊行が挙げられる。ここでは、19世紀以前の世代形象と20世紀以降の世代形象の間で根本的な転換が生じているという仮定から出発し、その検証を試みている。すなわち、19世紀以前では、世代とはもっぱら幼年期・青年期・中年期・老年期等、各ライフステージを指すものとして思考されていたのに対し、20世紀に入って突如として特定の出生年で括られる人間集団、つまり「コーホート」(同時出生集団)を意味するようになったのである。現代の世代研究は、無意識理にこの二つの相互に異なる形象を混同していることから、深刻な隆路に陥っているといえる。本書では、この混乱を解きほぐすという目的から、まずは社会の中で統計的な思考法が定着していく過程に焦点を合わせ(というのは、コーホートとは統計上の単位に他ならないからである)、そこから世代形象が転換していく軌跡を再構成した。2.研究留学交付申請書ではゲッティンゲン大学への研究留学を予定していたが、所属機関をベルリン自由大学に変更した。その点を除いては、おおむね申請書の予定通り一年間ドイツに滞在し、現地での史料収集に従事した。その結果、上記単著で深められていなかったサブテーマ、具体的には社会衛生学による大衆啓蒙運動に関する膨大な史料が、ベルリン州立文書館に所蔵されていることを突き止めた。それゆえこのテーマに関しては、今後さらなる発展を遂げることが大いに期待できる。
英文摘要
1.単著の出版本年度における最大の成果として、単著『世代の歴史社会学近代ドイツの教養・福祉・戦争』(昭和堂、2012年)の刊行が挙げられる。ここでは、19世紀以前の世代形象と20世紀以降の世代形象の間で根本的な転換が生じているという仮定から出発し、その検証を試みている。すなわち、19世紀以前では、世代とはもっぱら幼年期・青年期・中年期・老年期等、各ライフステージを指すものとして思考されていたのに対し、20世紀に入って突如として特定の出生年で括られる人間集団、つまり「コーホート」(同時出生集団)を意味するようになったのである。現代の世代研究は、無意識理にこの二つの相互に異なる形象を混同していることから、深刻な隆路に陥っているといえる。本書では、この混乱を解きほぐすという目的から、まずは社会の中で統計的な思考法が定着していく過程に焦点を合わせ(というのは、コーホートとは統計上の単位に他ならないからである)、そこから世代形象が転換していく軌跡を再構成した。2.研究留学交付申請書ではゲッティンゲン大学への研究留学を予定していたが、所属機関をベルリン自由大学に変更した。その点を除いては、おおむね申請書の予定通り一年間ドイツに滞在し、現地での史料収集に従事した。その結果、上記単著で深められていなかったサブテーマ、具体的には社会衛生学による大衆啓蒙運動に関する膨大な史料が、ベルリン州立文書館に所蔵されていることを突き止めた。それゆえこのテーマに関しては、今後さらなる発展を遂げることが大いに期待できる。
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少子化問題と実践への意志-近代ドイツ人口論における統計的まなざし
出生率下降的问题和付诸实践的意愿:现代德国人口的统计视角
DOI:
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发表时间:
2012
期刊:
関西大学西洋史論叢
影响因子:
--
作者:
[OKITA, Kiyokazu, 村上宏昭]
通讯作者:
村上宏昭
書評「マイルズ・フレッチャー(竹内洋・井上義和訳)『知識人とファシズム-近衛新体制と昭和研究会』柏書房、2011年」
书评“迈尔斯·弗莱彻(竹内浩、井上良和译),《知识分子与法西斯主义——近卫新体制与昭和研究会》”,柏书房,2011年。
DOI:
--
发表时间:
2011
期刊:
関西大学西洋史論叢
影响因子:
--
作者:
[OKITA, Kiyokazu, 村上宏昭, 村上宏昭]
通讯作者:
村上宏昭
世代の歴史社会学-近代ドイツの教養・福祉・戦争
几代人的历史社会学:现代德国的教育、福利和战争
DOI:
--
发表时间:
2012
期刊:
影响因子:
--
作者:
[OKITA, Kiyokazu, 村上宏昭, 村上宏昭, 村上宏昭, 村上宏昭]
通讯作者:
村上宏昭
総合司会
总版主
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Daichi Takane, Yuya Kubota, Kosuke Nakayama, Tappei Kawakami, Kunihiko Yamauchi, Seigo Souma, Takemi Kato, Katsuaki Sugawara, Shin-ichiro Ideta, Kiyohisa Tanaka, Miho Kitamura, Koji Horiba, Hiroshi Kumigashira, Tamio Oguchi, Takashi Takahashi, Kouji Segaw, 南和宏, 益田隆嗣, N. Saito, 近藤猛, 長瀬 修]
通讯作者:
長瀬 修
データスケープの中の身体―西洋近代における身体の個別性と正常性に関する史的研究
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批准号:24K00130
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$11.9万
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财政年份:2024
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负责人:村上 宏昭
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依托单位:
Three Types of Western Body in the History of Passport System
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批准号:21KK0210
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项目类别:Fund for the Promotion of Joint International Research (Fostering Joint International Research (A))
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资助金额:$8.24万
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财政年份:2022
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负责人:村上 宏昭
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依托单位:
Emergence and Expansion of "Readable Body" in the Modern World: A Historical Approach to the Origin of Biometrics
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批准号:20H01332
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$11.15万
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财政年份:2020
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负责人:村上 宏昭
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依托单位:
海外基金