心臓特異的コンディショナルターゲティングによるRAMP2の病態生理学的意義の解明
心臓特異的コンディショナルターゲティングによるRAMP2の病態生理学的意義の解明
批准号:
11J10361
负责人:
吉沢 隆浩
金额:
$0.83万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2011
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2011 至 2012
中文摘要
アドレノメデュリン(AM)は全身で産生される多機能ペプチドである。AMホモノックアウトマウス(AM-/-)では、心血管系の発生異常により胎生致死となる。AM受容体の活性や特異性はRAMPという膜タンパクが調節している。我々は、RAMPのサブアイソフォームの内、RAMP2ホモノックアウトマウスのみがAM-/-同様に胎生致死になる事を報告している。本研究では、薬剤誘導型心筋細胞特異的RAMP2ノックアウトマウス(C-RAMP2-/-)を独自に樹立し、従来胎生致死となるために不可能であった成体の心臓における詳細な解析を行った。前年度は、C-RAMP2-/-で心不全の自然発症を認め、さらに発症初期から心筋ミトコンドリアに異常を認める事を明らかにした。平成24年度は、C-RAMP2-/-における心不全発症メカニズムの検討と治療実験を実施した。経時的な遺伝子発現の変化をリアルタイムPCRにより検討したところ、C-RAMP2-/-の心臓ではミトコンドリア制御因子PGC-1αの遺伝子発現変動が、心不全関連因子の変動に先行して認められた。ウエスタンブロットでは、PGC-1の制御に関わることが報告されているCREBのリン酸化低下が認められた。C-RAMP2-/-におけるCREB制御機構を明らかとするために、AM-RAMP2系の下流シグナルを検討したところ、細胞内cAMPの減少や、AMの下流シグナル分子のリン酸化低下が認められた。また、フォルスコリン投与により細胞内cAMPを増加させたところ、C-RAMP2-/-の心不全に改善が認められた。同様にC-RAMP2-/-の初代培養心筋細胞にフォルスコリンを添加したところ、ミトコンドリア膜電位などに改善を認めた。以上の結果から、AM-RAMP2系は心筋ミトコンドリアの機能維持・制御を介して心臓の恒常性維持に重要であることが明らかとなった。
英文摘要
アドレノメデュリン(AM)は全身で産生される多機能ペプチドである。AMホモノックアウトマウス(AM-/-)では、心血管系の発生異常により胎生致死となる。AM受容体の活性や特異性はRAMPという膜タンパクが調節している。我々は、RAMPのサブアイソフォームの内、RAMP2ホモノックアウトマウスのみがAM-/-同様に胎生致死になる事を報告している。本研究では、薬剤誘導型心筋細胞特異的RAMP2ノックアウトマウス(C-RAMP2-/-)を独自に樹立し、従来胎生致死となるために不可能であった成体の心臓における詳細な解析を行った。前年度は、C-RAMP2-/-で心不全の自然発症を認め、さらに発症初期から心筋ミトコンドリアに異常を認める事を明らかにした。平成24年度は、C-RAMP2-/-における心不全発症メカニズムの検討と治療実験を実施した。経時的な遺伝子発現の変化をリアルタイムPCRにより検討したところ、C-RAMP2-/-の心臓ではミトコンドリア制御因子PGC-1αの遺伝子発現変動が、心不全関連因子の変動に先行して認められた。ウエスタンブロットでは、PGC-1の制御に関わることが報告されているCREBのリン酸化低下が認められた。C-RAMP2-/-におけるCREB制御機構を明らかとするために、AM-RAMP2系の下流シグナルを検討したところ、細胞内cAMPの減少や、AMの下流シグナル分子のリン酸化低下が認められた。また、フォルスコリン投与により細胞内cAMPを増加させたところ、C-RAMP2-/-の心不全に改善が認められた。同様にC-RAMP2-/-の初代培養心筋細胞にフォルスコリンを添加したところ、ミトコンドリア膜電位などに改善を認めた。以上の結果から、AM-RAMP2系は心筋ミトコンドリアの機能維持・制御を介して心臓の恒常性維持に重要であることが明らかとなった。
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DOI:
10.1016/j.ajpath.2013.02.015
发表时间:
2013-06-01
期刊:
AMERICAN JOURNAL OF PATHOLOGY
影响因子:
6
作者:
[Iesato, Yasuhiro, Toriyama, Yuichi, Shindo, Takayuki]
通讯作者:
Shindo, Takayuki
Adrenomedullin-RAMP2 system is essential for cardiac homeostasis
肾上腺髓质素-RAMP2 系统对于心脏稳态至关重要
DOI:
--
发表时间:
2011
期刊:
影响因子:
--
作者:
[T. Yoshizawa, T. Sakurai, A. Kamiyoshi, Y. Shindo, H. Kawate, T. Koyama, R. Uetake, L. Yang, A. Yamauchi, M. Tanaka, K. Igarashi, H. Kawakami, H. Nakanishi, R. Taguchi, T. Nakanishi, T. Shindo]
通讯作者:
T. Shindo
アドレノメデュリンによる心臓ミトコンドリア保護作用
肾上腺髓质素对心脏线粒体的保护作用
DOI:
--
发表时间:
2012
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Koyama T, Yoshizawa T, et al, 吉沢隆浩, 吉沢隆浩]
通讯作者:
吉沢隆浩
心臓における薬物誘発性ミトコンドリア障害に対するアドレノメデュリンの病態生理学的意義
肾上腺髓质素对药物引起的心脏线粒体功能障碍的病理生理意义
DOI:
--
发表时间:
2012
期刊:
影响因子:
--
作者:
[吉沢隆浩, 桜井敬之, 神吉昭子, 新藤優佳, 小山晃英, 植竹龍一, 新藤隆行]
通讯作者:
新藤隆行
DOI:
10.1016/j.peptides.2011.07.005
发表时间:
2011-09-01
期刊:
PEPTIDES
影响因子:
3
作者:
[Arai, Takuma, Sakurai, Takayuki, Shindo, Takayuki]
通讯作者:
Shindo, Takayuki
共 11 条
筋拘縮型エーラス・ダンロス症候群の創傷治癒過程におけるデルマタン硫酸の役割
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批准号:23K07780
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$3.0万
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财政年份:2023
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负责人:吉沢 隆浩
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依托单位:
国内基金
海外基金
RAMP2通过调控cAMP在原发性开角型青光眼发病机制中的作用
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批准号:82371060
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项目类别:面上项目
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资助金额:49万元
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批准年份:2023
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负责人:龚波
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依托单位: