抗ガン剤の効能増強を目的とした変動磁場による物理的ドラッグデリバリーシステム
抗ガン剤の効能増強を目的とした変動磁場による物理的ドラッグデリバリーシステム
批准号:
23500548
负责人:
村林 俊
金额:
$3.08万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2011
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2011 至 2013
中文摘要
変動磁場による抗ガン剤効能増強作用に着目し、各種の細胞-抗ガン剤系における変動磁場効果を広範に評価し、その作用機構を明らかにすることが本研究の目的である。本年度は、予備実験において磁場効果が見られたアントラサイクリン系抗ガン剤について、より詳細な実験をin vitroの細胞培養系において行った。用いた細胞は、A549、HCT116、ACHNであり、それぞれの抗ガン剤を対数希釈して添加した細胞培養系において、変動磁場印加群と非印加群における細胞数をSRB法により評価することによって行った。用いた抗ガン剤は、ダウノルビシン、ドキソルビシン、ファルモルビシンとイダルビシンであった。これらの抗ガン剤のうち磁場効果が現れるのはA549-ダウノルビシン系のみであることが確認された。また、その磁場効果は印加時間によって効果が変化した。磁場印加0.5時間と2時間においてはダウノルビシンの細胞内取込量が増加したのに対し、1時間印加では細胞内濃度が低下した。すなわち、ダウノルビシンにおいては取り込み過程および排出過程ともに、磁場が作用することが明らかとなった。この磁場による排出促進作用は、ATP非依存型薬剤排出機構が促進された可能性が示唆された。また、磁場効果が現れるマイトマイシンCに及ぼす磁場効果を調べたところ、磁場はマイトマイシンCの取り込みを増強させるが、排出過程には作用しないことが明らかとなった。
英文摘要
変動磁場による抗ガン剤効能増強作用に着目し、各種の細胞-抗ガン剤系における変動磁場効果を広範に評価し、その作用機構を明らかにすることが本研究の目的である。本年度は、予備実験において磁場効果が見られたアントラサイクリン系抗ガン剤について、より詳細な実験をin vitroの細胞培養系において行った。用いた細胞は、A549、HCT116、ACHNであり、それぞれの抗ガン剤を対数希釈して添加した細胞培養系において、変動磁場印加群と非印加群における細胞数をSRB法により評価することによって行った。用いた抗ガン剤は、ダウノルビシン、ドキソルビシン、ファルモルビシンとイダルビシンであった。これらの抗ガン剤のうち磁場効果が現れるのはA549-ダウノルビシン系のみであることが確認された。また、その磁場効果は印加時間によって効果が変化した。磁場印加0.5時間と2時間においてはダウノルビシンの細胞内取込量が増加したのに対し、1時間印加では細胞内濃度が低下した。すなわち、ダウノルビシンにおいては取り込み過程および排出過程ともに、磁場が作用することが明らかとなった。この磁場による排出促進作用は、ATP非依存型薬剤排出機構が促進された可能性が示唆された。また、磁場効果が現れるマイトマイシンCに及ぼす磁場効果を調べたところ、磁場はマイトマイシンCの取り込みを増強させるが、排出過程には作用しないことが明らかとなった。
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DOI:
10.3233/bme-120738
发表时间:
2013-01-01
期刊:
BIO-MEDICAL MATERIALS AND ENGINEERING
影响因子:
1
作者:
[Murabayashi, Shun, Nose, Yukihiko]
通讯作者:
Nose, Yukihiko
血液吸着法の基礎
血液吸附法的基础知识
DOI:
--
发表时间:
2011
期刊:
影响因子:
--
作者:
[S.Murabayashi, S.Murabayashi and Y.Nose, 村林 俊, 村林俊]
通讯作者:
村林俊
DOI:
10.3233/bme-120737
发表时间:
2013
期刊:
Bio-Medical Materials and Engineering
影响因子:
1
作者:
[S.Murabayashi]
通讯作者:
S.Murabayashi
老化遅延のためのアフェレシスー血漿献血の可能性
单采血浆捐献延缓衰老的可能性
DOI:
--
发表时间:
2012
期刊:
影响因子:
--
作者:
[S.Murabayashi, S.Murabayashi and Y.Nose, 村林 俊]
通讯作者:
村林 俊
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