長期変動の地域間比較による湖沼プランクトン群集に対する地球規模環境変動の影響評価
長期変動の地域間比較による湖沼プランクトン群集に対する地球規模環境変動の影響評価
批准号:
11F01810
负责人:
伴 修平
金额:
$1.28万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2011
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2011 至 2013
中文摘要
日本、台湾、フィリピン、フランスの観測サイトにおける気象パラメータおよび琵琶湖での動物プランクトン量の長期変動解析について以下の成果を上げることができた。すべての観測サイトにおいて、局地的な気象の変動性は第1主成分でその90%以上が説明できた。この第1主成分は500hPaジオポテンシャル高度に強く関連すると考えられた。この気象パラメータの長期変動は温帯域のサイト(レマン湖と琵琶湖)と熱帯/亜熱帯(Fei-tsui湖とTaal湖)のサイトでそれぞれ類似の傾向を示した。解析を行った動物プランクトンのうち、E. japonicusでのみ季節的な周期性が認められたが、1974~1986年の期間は、この季節的な周期性が見られなかった。その他の種では、研究期間を通しての季節的周期性は明瞭ではなかった。Daphnia sp. では明瞭な季節性が認められたのは1972~1976年の5年間のみである。どの種においても水温と高い相関関係を示したが、E. japonicusでは水温以外の要素も関連しているようだった。現在のところ、本種に見られた季節的周期性の年変動は餌環境に依存していると考えられる。しかし、植物プランクトン生物量との間に明瞭な関係は認められなかった。この不一致はここで用いた植物プランクトン生物量がカイアシ類の餌でない種を含んでいることに関係する。1986年以降に明瞭な周期性が認められるのは利用可能な餌資源の減少に関係している, と考えられる。我々の持つ琵琶湖の動物プランクトン長期データにおいて、E. japonicusとDaphnia sp.は物理環境に対して線形に応答していたが、その他の種ではすべて非線形であった。このような種による違いは、Linear Tracking Windows仮説で説明できるかもしれない。即ち、観測間隔が世代時間より充分短ければ、個体群は確率論的変動に依存していると考えることができる。
英文摘要
日本、台湾、フィリピン、フランスの観測サイトにおける気象パラメータおよび琵琶湖での動物プランクトン量の長期変動解析について以下の成果を上げることができた。すべての観測サイトにおいて、局地的な気象の変動性は第1主成分でその90%以上が説明できた。この第1主成分は500hPaジオポテンシャル高度に強く関連すると考えられた。この気象パラメータの長期変動は温帯域のサイト(レマン湖と琵琶湖)と熱帯/亜熱帯(Fei-tsui湖とTaal湖)のサイトでそれぞれ類似の傾向を示した。解析を行った動物プランクトンのうち、E. japonicusでのみ季節的な周期性が認められたが、1974~1986年の期間は、この季節的な周期性が見られなかった。その他の種では、研究期間を通しての季節的周期性は明瞭ではなかった。Daphnia sp. では明瞭な季節性が認められたのは1972~1976年の5年間のみである。どの種においても水温と高い相関関係を示したが、E. japonicusでは水温以外の要素も関連しているようだった。現在のところ、本種に見られた季節的周期性の年変動は餌環境に依存していると考えられる。しかし、植物プランクトン生物量との間に明瞭な関係は認められなかった。この不一致はここで用いた植物プランクトン生物量がカイアシ類の餌でない種を含んでいることに関係する。1986年以降に明瞭な周期性が認められるのは利用可能な餌資源の減少に関係している, と考えられる。我々の持つ琵琶湖の動物プランクトン長期データにおいて、E. japonicusとDaphnia sp.は物理環境に対して線形に応答していたが、その他の種ではすべて非線形であった。このような種による違いは、Linear Tracking Windows仮説で説明できるかもしれない。即ち、観測間隔が世代時間より充分短ければ、個体群は確率論的変動に依存していると考えることができる。
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Effects of temperature on life history tgraits of Eodiaptomus Japonicus (Copepoda : Calanoida) from Lake Biwa (Japan)
温度对琵琶湖(日本)Eodiaptomus Japonicus(桡足类:Calanoida)生活史特征的影响
DOI:
--
发表时间:
2014
期刊:
Limonology
影响因子:
--
作者:
[Liu, X., D. Beyrend-Dur, G. Dur and S. Ban]
通讯作者:
G. Dur and S. Ban
Effect of temperature on the development of Eodiaptomus japonicus (Copepoda : Calanoida) in Lake Biwa
温度对琵琶湖 Eodiaptomus japonicus (Copepoda : Calanoida) 发育的影响
DOI:
--
发表时间:
2012
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Dur, G., その他4名]
通讯作者:
その他4名
Zooplankton responses to environmental forcing in Lake Biwa
琵琶湖浮游动物对环境强迫的反应
DOI:
--
发表时间:
2012
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Dur, G., その他4名]
通讯作者:
その他4名
Multiscale temporal variability of Eodiaptomus japonicus during eutrophication period in Lake Biwa
琵琶湖富营养化时期日本始祖鱼的多尺度时间变化
DOI:
--
发表时间:
2012
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Dur, G., その他6名]
通讯作者:
その他6名
琵琶湖のカイアシ類Eodiaptomus japonicusの生活史特性に与える水温の影響
水温对琵琶湖桡足类始祖鱼生活史特征的影响
DOI:
--
发表时间:
2013
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Liu, X., D. Beyrend-Dur, G. Dur and S. Ban, 刘 鑫・D. Beyrend-Dur・G. Dur・伴修平]
通讯作者:
刘 鑫・D. Beyrend-Dur・G. Dur・伴修平
共 6 条
動物プランクトンの食性と成長は腸内細菌叢によって決定されているのか?
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批准号:23K23690
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$1.25万
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财政年份:2024
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负责人:伴 修平
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依托单位:
Are zooplankton feeding habits influenced by its symbiotic bacterial community in its intestine?
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批准号:22H02425
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$11.23万
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财政年份:2022
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负责人:伴 修平
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依托单位:
浮遊性かいあし類における化学物質による休眠卵産生の誘因
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批准号:07760175
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.51万
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财政年份:1995
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负责人:伴 修平
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依托单位:
海外基金