北欧経済の比較地域制度分析:地域政治経済学的アプローチの発展を求めて

北欧经济区域制度比较分析：寻求区域政治经济方法的发展

• 批准号: 11J05594
• 负责人: 遠藤 聡
• 金额: $ 0.51万
• 依托单位: Kyoto University (2012)Yokohama National University (2011)
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for JSPS Fellows
• 财政年份: 2011
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2011 至 2012
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-11J05594/
• 关键词: 地域政治経済学; 比較地域的制度アプローチ; 制度拡張; 経路修正; フィンランド; オウル; 地域経済学; 地域的制度; 地域政策; 成長拠点; フィンランド:スウェーデン; ヘルシンキ

本研究は、フィンランドをはじめとする北欧諸国の経済発展に注目し、その原動力は国民経済や企業組織の成長経路の修正を可能にする地域的な制度実験の進化にあるとの仮説をもとに、地域経済の多様性と動態、その政策論的意義の解明を課題としてきた。本年度は、昨年度に提出した博士論文の一部を加筆修正し、学術論文として発表した。第一のサーベイ論文(「地域経済研究における制度論的アプローチの諸潮流と展開～」)において、本研究の分析枠組み比較地域制度アプローチを国際的な制度論的経済地理・地域経済学の研究潮流と切り結ぶことで、本アプローチの意義を検討した。先行研究に共通する問題視角として、(1)制度分析の単位として、地域経済というサブ・システムの独自性に注目していること、(2)歴史経路依存的な制度の硬直性を指摘する段階から、新経路を創出する可能性に研究の焦点が移行していること、(3)新経路の創出を政策論として論じる試みが始まっている。これに対して比較地域制度アプローチは、企業や国民経済レベルの制度構造を破壊することなく、地域レベルの制度的仕掛けを追加することで「制度拡張による経路修正」が可能であること、こうした制度的実験を比較検討することを通じて、多様な政策インプリケーションを導出可能であることを論じた。第二の実証論文(「地域的制度と発展経路の修正～」)において、フィンランド・オウル地域の発展過程を事例として、社会安定性を重視する国民的制度や独立閉鎖指向の雇用慣行を有する大企業(ノキア)の制度、これらの制度的制約性を地域的な制度拡張を通じて突破し、ICT・ソフトウェア分野の新興企業が叢生する地域経済が誕生したことを論じた。本論文では、ノキア社員の大量レイオフに伴う起業活動の活発化やグローバル企業のオウルへの進出といった、オウル経済の再編から発展へと向かう最新の動向についても明らかにした。

This study focuses on the development of the Nordic countries and is the driving force behind the development of the Nordic countries. It is also possible to correct the growth path of the national enterprise organization. The evolution of regional institutions, the dynamics of regional systems, and the explanation of the significance of policy theory. The first part of the doctoral thesis submitted this year and last year has been revised with pen and the academic paper has been published. The first thesis ("Regional Economic Research and Institutional Theory's Development of Current Trends~"), Comparison of Analysis Groups of this Study Regional system theory, international institutional theory, research trend of economic geography and regional economic science, and the current research trend of regional system theory. Priority research, common problem perspective, (1) Institutional analysis, single position, and regional economyというサブ・システムの uniqueness and attention していること, (2) 歴史経路depends on the system The rigidity of degree, the point of criticism, the stage of creation, the possibility of creating a new path, the focus of research, and the shiftしていること, (3) 新経路の出出を综合 policy として论 じるtrial みが开まっている.これに対してComparative regional system アプローチは, enterprise や国浌済レベルの institutional structureを壊することなく、Regional レベルのsystem's Shikake けをAdditional することで"System 拡张"による経路rectification"がpossibleであること、こうした System's 実験をComparison of "であること"とを通じて、多様なpolicyインプリケーションを Derived possible であることを论じた. The second proof paper ("Correction of the regional system and the development of the road~") において, フィンランド・オウルExamples of the process of regional development, social stability, a system that values ​​citizens, and employment practices that focus on independence. There is a large enterprise (ノキア) system, a restrictive nature of the system, and a regional system that is open to the public. Breakthrough, ICT・ソフトウェアdifferentiation of emerging companies and the emergence of emerging companies in the region are the birth of the company. This article is based on the activities of the startup activities of the large number of employees of the company, and the activities of the company.の出といった、オウル経済の综合から発开へと向かうThe latest trend についも明らかにした.

项目成果

フィンランドの地域経済と地域政策に関する研究

芬兰区域经济与区域政策研究

• 发表时间: 2012
• 作者: 田村啓太;et al;水野 有哉;水野 有哉;水野 有哉;水野 有哉;水野有哉;水野有哉;水野 有哉;水野 有哉;水野 有哉;水野 有哉;水野 有哉;水野有哉;水野有哉;水野有哉;水野有哉;水野有哉;水野有哉;水野有哉;水野有哉;遠藤聡;Ayano Kabashima-Niibe;遠藤聡;遠藤聡;Ayano Kabashima-Niibe;遠藤聡;新部(樺嶋)彩乃;遠藤聡
• 通讯作者: 遠藤聡

フィンランド・オウルの通時的比較地域制度分析

芬兰奥卢的历时比较区域制度分析

• 发表时间: 2011
• 作者: 田村啓太;et al;水野 有哉;水野 有哉;水野 有哉;水野 有哉;水野有哉;水野有哉;水野 有哉;水野 有哉;水野 有哉;水野 有哉;水野 有哉;水野有哉;水野有哉;水野有哉;水野有哉;水野有哉;水野有哉;水野有哉;水野有哉;遠藤聡;Ayano Kabashima-Niibe;遠藤聡;遠藤聡;Ayano Kabashima-Niibe;遠藤聡
• 通讯作者: 遠藤聡

地域的制度と発展経路の修正-フィンランド・オウル地域におけるICT産業の発展過程を事例とした地域経済政策の検討

区域体系与发展路径的变革——以芬兰奥卢地区ICT产业发展历程为案例考察区域经济政策

• 发表时间: 2012
• 期刊: エコノミア
• 作者: 田村啓太;et al;水野 有哉;水野 有哉;水野 有哉;水野 有哉;水野有哉;水野有哉;水野 有哉;水野 有哉;水野 有哉;水野 有哉;水野 有哉;水野有哉;水野有哉;水野有哉;水野有哉;水野有哉;水野有哉;水野有哉;水野有哉;遠藤聡
• 通讯作者: 遠藤聡

地域経済研究における制度論的アプローチの諸潮流と展開-現代日本の地域経済政策への示唆を求めて

区域经济研究制度方法的趋势和发展 - 寻找对当代日本区域经济政策的影响

• 发表时间: 2012
• 期刊: 龍谷政策学論集
• 作者: 田村啓太;et al;水野 有哉;水野 有哉;水野 有哉;水野 有哉;水野有哉;水野有哉;水野 有哉;水野 有哉;水野 有哉;水野 有哉;水野 有哉;水野有哉;水野有哉;水野有哉;水野有哉;水野有哉;水野有哉;水野有哉;水野有哉;遠藤聡;Ayano Kabashima-Niibe;遠藤聡
• 通讯作者: 遠藤聡

制度論的地域経済学の潮流と政策論的含意-知識経済化段階の日本経済を念頭に

制度区域经济学的趋势及其政策含义——以知识经济阶段的日本经济为例

• 发表时间: 2012
• 作者: 田村啓太;et al;水野 有哉;水野 有哉;水野 有哉;水野 有哉;水野有哉;水野有哉;水野 有哉;水野 有哉;水野 有哉;水野 有哉;水野 有哉;水野有哉;水野有哉;水野有哉;水野有哉;水野有哉;水野有哉;水野有哉;水野有哉;遠藤聡;Ayano Kabashima-Niibe;遠藤聡;遠藤聡
• 通讯作者: 遠藤聡