デモクラシー理論の主権論的再構成:現代リベラリズムから人民主権論への思想史的遡行
デモクラシー理論の主権論的再構成:現代リベラリズムから人民主権論への思想史的遡行
批准号:
11J06579
负责人:
上野 大樹
金额:
$0.51万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2011
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2011 至 2012
中文摘要
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英文摘要
中心となる仮説は、フランスの思想家ルソーとトクヴィルを、従来のようにリベラル・デモクラシーの思想の発展史のうちに回収するのではなく、むしろ主権論―特に絶対主義以降の主権論・国家理性論の延長に劇的な転換を遂げて誕生した人民主権論―の系譜のうちに位置づけて再解釈すべきではないか、というものであった。本年度の研究成果の公表は、主に学術事典の項目執筆という形を採って行った。前年度に掲げた四つの課題のうち成果公開までは到達できなかった以下の二つの課題について、研究を進めた。(1)代表制論1「共和主義」の伝統とその古典的な形態から大きな切断をともなって生じてくる「人民主権」の観念とを主な思想史上の(通時的)コンテクストとしてとり上げ、そのなかに18世紀のルソーと19世紀のトクヴィルを位置づけたうえで、この両者をつなぐものとしてフランス革命期のルソー主義者たちの政治・社会思想を分析してきた。そこで問題となるのが、「代表」の観念と、「ネーション」の創出(「国民化」)の過程である。まず前者について、前年の研究報告書に記した研究成果を基礎としつつ、『現代社会学事典』(弘文堂)の諸項目(「代表」、「第三身分」、「一般意志/特殊意志」、「コンドルセ」、「ミシュレ」、「G.ルフェーブル」、「L.ハント」)を執筆・公刊した。これを通じて、政治思想史で一般に言及される議会主義の系譜(元来はもっぱら自由主義的要素を含むのみであった身分制議会から、T.ペインやJ.マディソンらアメリカ独立革命に関わる思想家たちによって「代表制民主主義」が発展してくるという過程)をめぐっては十分に明らかにされてこなかった「主権と代表制」という論点が、フランス革命期の諸理論から析出されうることが明確になった。(2)国民国家論:上記の代表制が決定的な論点として政治日程に上る背景には、絶対主義国家の国民化という現象が存在している。近年の歴史社会学を中心としたナショナリズム研究も参照しながら、この政治史・社会史的対象であると同時に思想史的な対象でもあるこの歴史的現象に対する理解を深めた。そして、どちらかというと権力機構たるステートに関連する主権論という問題設定について、ルソーとトクヴィルの系譜的な連続性を確認しつつ、同時に政治の主体としてのネーション(「想像の共同体」)という問題設定においてルソーからトクヴィルへの展開を比較考察した。この点は政治(学)から社会(学)へという転換とも連動している。この成果の一部は、同事典「トクヴィル」の項目の執筆を通じて公表した。また、政治的主体の単位が巨大な人口を擁し広大な領域に広がる「想像の共同体」へと転換するという事態は、世紀の後半に徐々に顕在化してくる「大衆」という社会現象とも深く結びついている。同事典において、群衆・公衆論や大衆社会論に位置づけられる概念や人物の諸項目(「トクヴィル」、「コンドルセ」、「G.ルフェーブル」、「孤独な群衆」、「孤独」、「模倣」)を執筆した。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
「ジャン=ジャック・ルソー:「市民」であるとはどういうことか?」,『3・11後の思想家25』
“让-雅克·卢梭:‘公民’意味着什么?”、“3/11 25 后的思考者”
DOI:
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发表时间:
2012
期刊:
影响因子:
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作者:
[上野大樹、大澤真幸, ほか]
通讯作者:
ほか
アーレントはなぜ近代の「親密圏」よりも古代の「公共圏」を高く評価したのが?
为什么阿伦特更看重古代的“公共领域”而不是现代的“亲密领域”?
DOI:
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发表时间:
2012
期刊:
レスプブリカとしての「公共圏」とその批判
影响因子:
--
作者:
[T.Mizumoto, et al, 上野大樹]
通讯作者:
上野大樹
主権と共和主義研究からの18C思想史の読み直しに基づく近代的「社会」概念の再検討
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批准号:13J06029
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$2.49万
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财政年份:2014
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负责人:上野 大樹
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依托单位:
海外基金