ヴィクトリア期イギリスの職業女性の学習/学習支援活動に関する成人教育学的研究
ヴィクトリア期イギリスの職業女性の学習/学習支援活動に関する成人教育学的研究
批准号:
11J07510
负责人:
柴原 真知子
金额:
$0.26万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2011
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2011 至 --
中文摘要
点击翻译按钮获取中文摘要
英文摘要
本研究は、「家庭の天使」像が浸透していたヴィクトリア期イギリス社会において、職業女性がどのような自己形成や自己教育を経たのか、また職業的自立のためにどのような教育活動を展開したのかを明らかにすることを目的とするものである。これまで、本研究課題について、中産階級女性による「働くこと」を中核テーマとした社会運動、労働者階級女性の生活と労働実態についての調査を進めてきた。平成23年度は、それまでの調査の到達点と課題を踏まえた上で、(1)教育職と(2)医療職(看護師及び医師)に着目した研究を行った。(1)教育職女性については、ケンブリッジ大学における教育職女性の大学拡張講義の取り組みに注目し、その実際を明らかにした。この運動は、A.J.クラフ(Anne Jemima Clough)がケンブリッジ大学のJ.スチュアート(James Stuart)の協力を得て組織化した教育職女性の自己教育運動であった。この取り組みは、従来、イギリス成人教育史の一端として位置づけられてきたにも関わらず、具体的展開や意義については十分に検討されてきたとは言えない。この点を踏まえて本研究課題では、教育職女性が自らの課題を基盤として、どのような教育活動を展開し、そこで発展した学習方法論とはどのようなものであったかを明らかにした。(2)医療職については、女性の看護師及び医師養成の動きに着目した。例えば、F.ナイティンゲール(Florence Nightingale)は、従来、労働者階級女性が劣悪な環境で働く非専門的な仕事とされてきた看護職を、専門職として確立すると共に、養成学校を設立・運営した。また、イギリス国内で初めて医師資格を取得したE.G.アンダーソン(Elizabeth Garrett Anderson)は、女性と子どものための病院を設立するなどして、女性医師養成の道を開拓した。現時点では彼女らの思想や活動の実際を把握するにとどまるが、今後、これらの指導者が、職業的自立を展望しようとする女性に対してどのような役割を果たしたのかを明らかにしたい。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
海外基金