テストの構造的性質が能力評価に及ぼす影響-国語読解テスト作成に関する実証研究-
テストの構造的性質が能力評価に及ぼす影響-国語読解テスト作成に関する実証研究-
批准号:
11J09286
负责人:
安永 和央
金额:
$0.83万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2011
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2011 至 2012
中文摘要
本年度は,高校入試問題を基に作成した国語テストを用いて,(1)設問の問い方が受検者の能力評価に及ぼす影響とその学年差,(2)自由記述式問題における解答類型の設定の仕方が能力評価に及ぼす影響,の2つに関して検討した。(1)においては,1)一文抜き出し問題(五字抜き出し,一文抜き出し),2)読解プロセス(情報の取り出し,解釈),3)空所の表記法(全て四角,一部カッコ)を操作した。これらを中学2年生約240名,中学3年生約500名に実施した。項目分析の結果,1)では,学年に関わりなく,得点率及び識別力に影響を及ぼさない可能性が示唆された。2)では,情報の取り出しが求められる場合には,中程度の難易度になり,解釈が求められる場合には,難しい設問になり得るということがわかった。また,3年生においては,後者が受検者の能力を弁別するのに有効な設問になり得ることがわかった。3)では,2年生,3年生ともに得点率に違いは見られなかった。識別力においては,3年生でのみ,空所の形を変えて表記する方が,受検者の能力をより弁別する設問になることが示唆された。(2)においては,中学3年生を対象に,1)具体例を求める記述式問題,2)あるものの特徴に対し2つの条件を回答に求める記述式問題,の2つに関する検討を行った。これらの設問に対し,「正答」,「その他の回答(誤答)」,「無回答」,の3つの類型と,その類型に「準正答」を加え,段階的に評定基準を設けた解答類型の2種類を用いて,それぞれの解答類型が能力評価にどのような影響を及ぼすかを検討した。項目分析の結果,1)と2)の両設問において,設定前は「その他の回答」に分類されていた回答の多くが,設定後の類型に分類されることにより,受検者がどの程度本文の内容や設問を理解しているかが把握できるようになった。また,2)では,条件ごとに類型を設け,部分点を与えることで,識別力が高くなり,受検者の能力をより適正に反映する解答類型になり得る可能性が示唆された。以上の結果は,「どのように問うか」という設問の問い方と,受検者の回答を「どのように評価するか」という解答類型を実証的に検討する意義を示している。
英文摘要
本年度は,高校入試問題を基に作成した国語テストを用いて,(1)設問の問い方が受検者の能力評価に及ぼす影響とその学年差,(2)自由記述式問題における解答類型の設定の仕方が能力評価に及ぼす影響,の2つに関して検討した。(1)においては,1)一文抜き出し問題(五字抜き出し,一文抜き出し),2)読解プロセス(情報の取り出し,解釈),3)空所の表記法(全て四角,一部カッコ)を操作した。これらを中学2年生約240名,中学3年生約500名に実施した。項目分析の結果,1)では,学年に関わりなく,得点率及び識別力に影響を及ぼさない可能性が示唆された。2)では,情報の取り出しが求められる場合には,中程度の難易度になり,解釈が求められる場合には,難しい設問になり得るということがわかった。また,3年生においては,後者が受検者の能力を弁別するのに有効な設問になり得ることがわかった。3)では,2年生,3年生ともに得点率に違いは見られなかった。識別力においては,3年生でのみ,空所の形を変えて表記する方が,受検者の能力をより弁別する設問になることが示唆された。(2)においては,中学3年生を対象に,1)具体例を求める記述式問題,2)あるものの特徴に対し2つの条件を回答に求める記述式問題,の2つに関する検討を行った。これらの設問に対し,「正答」,「その他の回答(誤答)」,「無回答」,の3つの類型と,その類型に「準正答」を加え,段階的に評定基準を設けた解答類型の2種類を用いて,それぞれの解答類型が能力評価にどのような影響を及ぼすかを検討した。項目分析の結果,1)と2)の両設問において,設定前は「その他の回答」に分類されていた回答の多くが,設定後の類型に分類されることにより,受検者がどの程度本文の内容や設問を理解しているかが把握できるようになった。また,2)では,条件ごとに類型を設け,部分点を与えることで,識別力が高くなり,受検者の能力をより適正に反映する解答類型になり得る可能性が示唆された。以上の結果は,「どのように問うか」という設問の問い方と,受検者の回答を「どのように評価するか」という解答類型を実証的に検討する意義を示している。
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国語読解テストの分析(10)-設問の問い方が能力評価に及ぼす影響に関する学年差の検討-
日语阅读理解测试分析(10) - 提问方式对能力评价影响的等级差异调查 -
DOI:
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发表时间:
2012
期刊:
影响因子:
--
作者:
[安永和央, 齋藤信, 石井秀宗]
通讯作者:
石井秀宗
テストにおける設問の問い方が回答傾向に及ぼす影響-国語読解テストを用いた実証研究-
测试中提问方式对反应趋势的影响 - 使用日语阅读理解测试的实证研究 -
DOI:
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发表时间:
2012
期刊:
教育心理学研究
影响因子:
--
作者:
[安永和央, 石井秀宗]
通讯作者:
石井秀宗
Validation of a Japanese Version of the Sensory Profile : Comparison between Individuals with and without Developmental Disorders.
日本版感官特征的验证:患有和不患有发育障碍的个体之间的比较。
DOI:
--
发表时间:
2013
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Ito, H., Hirashima, T., Yasunaga, K., Tani, I., Tsujii, M.]
通讯作者:
M.
国語読解テストにおける設問文中の単語の難しさが能力評価に及ぼす影響-具体例を回答させる設問の検討-
日语阅读理解测试中问句单词难度对能力评价的影响 - 需要结合具体例子回答问题的思考 -
DOI:
--
发表时间:
2012
期刊:
名古屋大学大学院教育発達科学研究科紀要(心理発達科学)
影响因子:
--
作者:
[安永和央, 齋藤信, 石井秀宗, 安永和央・石井秀宗, 安永和央・石井秀宗]
通讯作者:
安永和央・石井秀宗
全項目が開示されるテスト文化のもとでの得点分布の経年比較-全国テストと自治体テストのリンキング-
在公开所有项目的测试文化下,随时间推移的分数分布比较 - 连接国家测试和地方政府测试 -
DOI:
--
发表时间:
2011
期刊:
日本テスト学会誌
影响因子:
--
作者:
[石井秀宗, 安永和央]
通讯作者:
安永和央
共 25 条
An examination to improve the degree of agreement among raters in the Japanese Language Reading Test
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批准号:22K03068
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.66万
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财政年份:2022
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负责人:安永 和央
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依托单位:
記述式テストにおける評定者間の評価の一致度を促進する要因の検討
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批准号:21K03002
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.66万
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财政年份:2021
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负责人:安永 和央
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依托单位:
テストの構造的性質が能力評価に及ぼす影響のモデル化に関する研究
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批准号:13J10832
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$2.53万
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财政年份:2013
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负责人:安永 和央
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依托单位: